初兎が豊洲PITで魅せた2ndワンマン『LAST EDEN』
ベストカレンダー編集部
2026年1月28日 09:42
初兎 2ndワンマン
開催日:1月25日
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豊洲PITを「最後の楽園」へと誘った、初兎の二度目のソロワンマン
2026年1月25日(日)、2.5次元アイドルグループ「いれいす」メンバーの初兎が、豊洲PITにて2回目となるソロワンマンライブ『初兎 2ndワンマンライブ -LAST EDEN-』を開催した。本公演は、1月7日にリリースされた2ndソロアルバム『OVERLORD』の世界観を軸に、「神」「王座」「楽園」といった神話的モチーフと初兎自身のリアルな感情を重ね合わせた、コンセプチュアルな構成で観客を没入へと導いた。
主催および所属は株式会社VOISING(本社:東京都港区、代表者:ないこ)。プレスリリースは2026年1月27日19時00分に発表されている。会場の豊洲PITは、オープニングの映像演出から世界観を強く示し、客席は終始ステージの物語に引き込まれていた。
- 開催日:2026年1月25日(日)
- 会場:豊洲PIT
- アルバム:2ndソロアルバム『OVERLORD』(リリース:2026年1月7日)
- 公演タイトルの意図:“LAST”には「一瞬一瞬を最後のつもりで大切にする」という意味合いが込められている
コンセプトと演出の方向性
本公演は一貫した物語性を持ち、オープニングから終幕まで“王城”“玉座”“神”を象徴するビジュアルと演出が貫かれた。黒龍が王城へ誘う映像で場内を神聖な空気に変え、スクリーンと舞台上の初兎が交錯する演出により、観客は三次元とスクリーン上の二面性を行き来する没入体験を得た。
楽曲は攻撃性と高貴さを併せ持つナンバーから、繊細な失恋ソングまで幅広く配置され、さらに「歌ってみた」パートでは他アーティスト楽曲を取り込みながら初兎ならではの解釈を加えた。MCを通して伝えられたメッセージは、単なるエンターテインメントに留まらず観客の心に強い余韻を残す内容となった。
ステージの流れと楽曲ごとの見どころ
ライブはオープニング映像、序盤の攻撃的な楽曲群、失恋をテーマにした中盤、観客参加型の選曲、カバー披露、終盤のメッセージパート、アンコールという流れで進行した。以下にセットごとの展開と印象的な場面を詳述する。
舞台上の衣装、照明、映像の連動は細部まで計算されており、演出の切り替えが曲ごとの感情の振幅を明確に支えた。生バンドを配した楽曲は音像の迫力があり、初兎の声の表現力が強く表れた場面が多く見られた。
- オープニング “王城への誘い”:
黒龍が観客を王城へ誘う映像演出からライブが始動。スクリーン上に映る初兎と舞台上の実写の登場が重なる演出で期待感を高めた。
登場直後、玉座に腰掛けながら披露した「EreboSs」は柔らかさと鋭さを同時に示すナンバーで、続く「ReinE」では動作・表情の緻密さが観客を惹きつけた。
- 序盤の攻撃性と決意:
MCでの挨拶を経て、初兎は観客へのメッセージを語り、続けて「OiZYX」「Xos」といったヘヴィで直球の楽曲を披露。生バンドによる迫力あるサウンドと呼応するように、観客のレスポンスが次第に大きくなっていった。
「Xos」では《君は苦しいか?》《僕は苦しいよ》といったリリックが胸に迫り、生きることのリアルを突きつけるような表現が印象的だった。
- 失恋ソングシリーズと繊細な表現:
舞台映像での女性とのやり取りを挟み、失恋をテーマにしたナンバー群へ。ここでは白シャツを基調とした王子様的スタイリングで「夜会う約束は守れるのにね」「愛されてる不利でした」「病まない雨はない」といった感情の振幅を繊細に描き出した。
スクリーンに本人を映さない場面でも、リリックと声色で感情を伝える構成により、赤裸々な内面を観客へ届けた。
- 観客参加と選曲コーナー:
折り返しのMCで観客に次に聴きたい曲を問うインタラクティブな演出を導入。客席から挙がった「N.Y.X.」「Ella」「Briar Rose」のうち、初兎は「Ella」を選択し、妖艶な世界観と湿度の高い歌声で観客を魅了した。
指先まで意識の行き届いたダンスと色気のある歌唱によって、曲ごとのキャラクターが明確に演出された。
- 歌ってみたパート(カバー披露):
「誰が王者か教えてやるよ」と宣言し、玉座に座ったままKanaria「KING」、Doriko「ロミオとシンデレラ」、Wowaka「アンノウン・マザーグース」を順にカバー。各楽曲を高い没入感で表現し、聴衆を一体化させた。
特に「アンノウン・マザーグース」は初兎の誕生日(1月26日)を前にした観客への逆プレゼントとして位置づけられ、歌詞を強調する演出により言葉の重みが際立った。
- 終盤のメッセージと王座の提示:
本編終盤ではMCで「自分に神を宿してほしい」という信念を語り、「俺は背中を押すことは出来ても、あなたの人生は変えられない。自分の人生は自分が主人公、他は全員がモブ」といった言葉で観客へ能動性を促した。
その流れで「Violet」を披露し、《塗り替えせ王座》と刻むリリックで自分だけの色を示すというメッセージを提示。続けて『OVERLORD』のリード曲「N.Y.X.」でクラップと揺れを巻き起こし、場内は最高潮に達した。
- ドラマティックな幕引きとアンコール:
本編ラスト「レンズ」ではジャケットを脱いで以前のツアー時のスタイリングを再現。曲終わりにふらついて《これでお終い》と零し、ステージ裏へと落下するという予想外のストーリーテリングで本編を締めくくった。
アンコールはストリート風の装いで登場し、EDM調の「BlancE NeigE」や-h otoke-「you&U&me」カバーを披露。ゲストの悠佑を迎えた「Equal」では肩を組んでラスサビを歌い、友情の深さが伝わるパフォーマンスとなった。
アンコール後のサプライズとフィナーレ
写真撮影の時間を挟んだ後、ゲストの悠佑がサプライズでバースデーケーキを手に再登場。初兎は驚きと感動で瞳を輝かせ、会場には「HAPPY BIRTH DAY」が響き渡った。
最終パートでは改めてライブタイトル『LAST EDEN』の由来が語られた。初兎は「1秒前は過去になって二度と帰れないため、最後のつもりで大事にしてほしい」と述べ、活動6周年記念ソング「End Of Story」を披露。観客と一体になったジャンプで公演は幕を閉じた。
いれいすと株式会社VOISINGの情報
「いれいす(イレギュラーダイス)」は株式会社VOISING所属の6人組2.5次元アイドルグループ。2020年10月に結成され、歌ってみた動画やオリジナルソング、バラエティ動画、配信などを中心に活動している。ライブやコラボイベントも精力的に行い、短期間で人気を拡大している。
主要な実績としては、2023年に全国6都市を巡るホールツアーを完走、2024年2月に結成3年での日本武道館公演を実現、2024年11月30日・12月1日にはベルーナドームで自身初のドーム公演を2日間開催、2025年夏には初の全国アリーナツアーで約9万人を動員した点が挙げられる。
- メンバー(見え方)
- 左 上:-hotoke- / 中:初兎 / 下:りうら / 右 上:If / 中:悠佑 / 下:ないこ
- 会社名
- 株式会社VOISING
- 代表者
- ないこ
- 所在地
- 東京都港区浜松町2丁目2番地15号 浜松町ダイヤビル2F
- 設立
- 2022年10月
- 所属グループ(公式サイト)
-
- いれいす:https://ireisu.com/
- すたぽら:https://starpola.com/
- クロノヴァ:https://chronoreverse.com/
- ブラフラ:https://blackflap.com/
- 事業内容
- アイドルサポート事業、ライブ制作事業、グッズ製作事業、音楽制作事業、映像制作事業
本プレスリリースは株式会社VOISINGからの発表に基づいており、記載された日付はプレスリリース公開日(2026年1月27日19:00)および公演日(2026年1月25日)を反映している。公演に関する詳細や今後のスケジュールは所属公式サイトで確認できる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | 初兎 2ndワンマンライブ -LAST EDEN- |
| 開催日 | 2026年1月25日(日) |
| 会場 | 豊洲PIT |
| 所属・主催 | 株式会社VOISING(代表:ないこ) |
| 基軸作品 | 2ndソロアルバム『OVERLORD』(リリース:2026年1月7日) |
| 主要楽曲(公演で披露) | EreboSs、ReinE、OiZYX、Xos、Ella、Violet、N.Y.X.、レンズ 他(カバー:KING、ロミオとシンデレラ、アンノウン・マザーグース) |
| ゲスト | 悠佑(「Equal」を共演、バースデーサプライズ参加) |
| 演出の特徴 | 神話的モチーフ(神・王座・楽園)を軸にした映像演出、スクリーンと実写の重層、歌唱と演劇的要素の融合 |
| 会社所在地 | 東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F |
| 設立 | 2022年10月 |
| 公式サイト | https://ireisu.com/ |
この公演はアルバム『OVERLORD』に宿る神話的スケールと初兎の生々しい感情を舞台上で表出させたものであり、演出・楽曲・MCすべてを通じて観客に「自分で人生を塗り替える」主体性を提示する構成だった。公演の詳細は所属の公式情報を確認するとともに、今回のライブレポートは当日の演出と発言を忠実に再現した記録である。