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LIFULL ArchiTechが可搬式高断熱インスタントサウナ発売

インスタントサウナ発売

開催日:1月28日

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インスタントサウナ発売
値段っていくら?導入コスト高いの?
販売価格は158万円(税別・本体工事費込み)です。100V・1500Wの家庭用ストーブで稼働でき、バレルやコンテナ型と比べて初期費用・ランニングコストを抑えられる設計です。
本当にどこでも置けるの?許可とかいるの?
非建築物扱いを前提に場所を選ばず設置しやすいですが、行政判断は地域で異なります。導入前に自治体の確認が必要で、設営は数時間・本体約60kgです。

移動できる高断熱サウナ――インスタントハウス技術を応用した新製品の登場

株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL ArchiTechは、2026年1月28日(水)より、新シリーズ「インスタントプロダクト」の第1弾として「インスタントサウナ」の販売を開始しました。発表は同日開催のアウトドアカンファレンス「OUTDOOR INNOVATION SUMMIT 9th」にて初めて公開されています。

本製品は、インスタントハウスの工法を応用し、テントシートを膨らませて内側から硬質発泡ウレタンを吹き付ける独自構造により、軽量で可搬性が高く、なおかつ高い断熱性能と熱効率を兼ね備えています。これにより、場所を選ばず手軽にサウナ環境を導入できる点を強みにしています。

発売日と初公開の場について

発売開始は2026年1月28日 11時00分に発表され、同日日本最大級のアウトドアカンファレンス「OUTDOOR INNOVATION SUMMIT 9th」での初披露が行われました。イベントでの公開は、アウトドア分野や観光関係者に向けた実物展示と説明を兼ねて行われています。

発表文ではこのサウナを通じて心身のリフレッシュ体験を提供すること、そして地域資源を活かした観光価値の創造を目指すことが明記されています。LIFULL ArchiTechは、宿泊施設や自治体との連携を視野に入れた普及を目指します。

製品設計と性能──断熱と熱循環を重視した構造

「インスタントサウナ」は、インスタントハウスの技術を基に、テントシートで外郭を形成し、内側から硬質発泡ウレタンを吹付けることで断熱体を一体化しています。この手法により、外気温の影響を抑えつつ短時間で室内を温めることが可能です。

円形の形状は、熱のムラを抑え対流を効率的にする設計であり、これにより小型の100V対応家庭用サウナストーブ(1500W)でも十分な温熱環境を作り出せます。そのため、一般的なバレルサウナやコンテナサウナと比較して初期費用・ランニングコストを抑えられる点が特徴です。

素材と基本仕様

素材は、外壁がテントシート(ポリエステル)、内壁がウレタンとなっており、構造体自体が断熱材の役割を果たします。このシンプルな構成により短時間での設営と高い断熱性を両立しています。

主なスペックは次のとおりです。

  • サイズ:直径約220cm、高さ約290cm
  • 重量:約60kg
  • 定員:4名程度
  • 外壁/内壁:テントシート(ポリエステル)/ウレタン

耐候・耐震性能と耐雪仕様

性能面では、風や地震、積雪に対する想定も盛り込まれています。耐風性能は粗度区分II程度を想定し、耐風速はおおむね80m/s程度を示しています。耐震性能は、震度6強の地震に対して崩壊しないレベルを想定しており、建築に置き換えた場合の重要度係数は1.0程度として記載されています。

屋根上の積雪に関しては、通常仕様で屋根上積雪40cm以下、耐雪仕様の場合は60cm以下を想定した設計です。これらの数値は設置環境に応じた仕様選定の参考になります。

運用性・コスト・導入用途──観光や地域活性化への適用を見据える

本製品は、どこにでも設置できる手軽さを特徴としており、自然豊かな地域や遊休地、宿泊施設の敷地など、観光資源と組み合わせることで一帯の魅力を高めることが期待されています。設置の容易さと低いランニングコストは、地方の観光事業者や宿泊事業者にとって導入のハードルを下げる要素です。

販売価格は158万円(税別、本体工事費込み)と設定されています。100Vの家庭用電源で稼働可能な出力1500Wの電源コード式のストーブを用いることで、電気容量の小さい場所でも運用が可能です。ストーブ本体は横幅20.5cm×奥行32cm×高さ50.5cm、重さ約10kgです。

想定される導入シーン

導入先としては、以下のような用途が挙げられます。

  1. 観光地での非日常体験提供(地域文化や自然と組み合わせたサウナ体験)
  2. 宿泊施設の付加価値としての設置
  3. 遊休地やイベントスペースでのポップアップ型サウナ運営
  4. 避難所や緊急時の断熱を要するスペースの一時的改装(インスタントハウスの派生利用)

これらを通じて、地域の観光価値向上やウェルビーイングの向上を目指す事業計画が示されています。

開発背景と事業体制、関連情報

インスタントハウスの技術は、2011年の東日本大震災での被災地支援をきっかけに名古屋工業大学大学院の北川啓介教授の研究を基に開発されました。LIFULLと名古屋工業大学大学院の共同研究の成果として生まれたもので、非建築物扱い※のため設置場所を選びにくい制約が少ない点も特徴です。

LIFULL ArchiTechは、この技術を活かして宿泊需要の拡大に伴う宿泊施設不足、空き家の利活用、災害時の住宅供給といった社会的課題に対するソリューションを提供することを目的として設立された事業会社です。「ArchiTech」は「Architecture」+「Technology」を組み合わせた造語であり、建築技術による社会課題解決を使命としています。

関連URLと問い合わせ先

インスタントハウスの詳細は、LIFULLの関連サイトにて紹介されています。技術説明や導入事例、問い合わせの窓口は以下のURLを参照してください。

※行政判断によって非建築物扱いの見解が異なる場合がある旨が明記されています。設置にあたっては地域の規制や行政の判断を確認する必要があります。

主要データの整理

以下の表に、本記事で紹介した「インスタントサウナ」の主要な仕様・性能・価格・導入用途などの情報を整理します。設置や導入検討時の基本情報としてご参照ください。

項目 内容
製品名 インスタントサウナ(インスタントプロダクト新シリーズ)
発売開始 2026年1月28日(初公開:OUTDOOR INNOVATION SUMMIT 9th)
発表日時(プレスリリース) 2026年1月28日 11時00分
価格 158万円(税別、本体工事費込み)
サイズ 直径(約)220cm × 高さ(約)290cm
重量 約60kg
定員 4名程度
外壁/内壁素材 外壁:テントシート(ポリエステル)、内壁:硬質発泡ウレタン
ストーブ仕様 横幅20.5cm × 奥行32cm × 高さ50.5cm、重さ約10kg、電源コード式、電圧100V~、出力1500W
耐風性能 粗度区分II程度を想定、耐風速:約80m/s程度
耐震性能 震度6強の地震に対して崩壊しない想定(重要度係数1.0程度に換算)
耐雪性能 通常仕様:屋根上積雪40cm以下、耐雪仕様:60cm以下
主な導入用途 観光地での非日常体験、宿泊施設の付加価値、遊休地やイベントでのポップアップ、緊急時の断熱空間など
開発背景 名古屋工業大学大学院 北川啓介教授の研究を基に、2011年の震災支援を契機に共同研究で開発されたインスタントハウス技術の応用
関連URL https://instantproducts.lifull.net/house/
事業者 株式会社LIFULL ArchiTech(グループ:株式会社LIFULL)

この記事では、LIFULL ArchiTechが発表した「インスタントサウナ」の発売・初公開日時、技術的特徴、性能・仕様、価格、導入用途、そして開発の背景や関連する企業情報を整理して紹介しました。設置や導入を検討する際は、耐風・耐雪・耐震などの性能値や設置場所の行政判断を確認し、リンク先の情報もあわせて参照してください。