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幼児期の習い事で後悔が増える「数」と「英語」

幼児期習い事調査発表

開催期間:1月13日〜1月15日

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幼児期習い事調査発表
幼児期に習い事、何個くらいが適切?
本調査では「2個前後」が最も多く、3個を超えると後悔が急増。目安としては週1〜2個程度に抑え、子どもの負担と継続性を重視するのが良いと示唆されています。
英語は幼児期から始めるべき?
英語は実施者49人中16人が振り返りで不要と回答。幼児期のみで終わると実感が得にくく、継続と目的設定がないと効果を感じにくいと報告されています。

幼児期の習い事を振り返ると見えてきた「数」と「英語」の影響

イノベーションシステム株式会社が運営するひまわり教育研究センターは、大学受験を終えた子どもを持つ母親200人を対象に、幼児期の習い事に関するインターネット調査を実施しました。調査期間は2026年1月13日から1月15日までで、調査会社はFreeasyが担当しています。本稿では公表された調査結果を整理し、幼児期の習い事に関する具体的な数値と保護者の振り返りを丁寧に伝えます。

調査の目的は、幼児期に行っていた習い事の内容や数と、大学受験を終えた後の保護者の評価や実感との関係を明らかにすることです。対象は大学受験を経験した子どもを持つ母親200人で、子どもの進学先や現在年齢構成も公表されています。以下に、調査概要と主要な結果を順を追って示します。

幼児期の習い事、後悔を分けたのは「数」と「英語」 画像 2

調査の概要と対象の特徴

調査対象となった子どもの進学先は、私立大学(医学部・歯学部を除く)が110人で55.0%、国公立大学(医学部・歯学部を除く)が83人で41.5%、医学部・歯学部が7人で3.5%でした。年齢については18〜24歳が51.0%、25〜29歳が22.5%、30〜35歳が22.5%、36〜40歳と41歳以上がそれぞれ2.0%ずつとなり、全体の約96%が18〜35歳に集中しています。

この年齢構成から、大学受験を終えてから比較的時間が経っていない家庭が大半であり、幼児期の体験に対する記憶や評価が比較的鮮明であることが期待されます。調査の設計・実施はひまわり教育研究センターとイノベーションシステム株式会社が行い、結果の解釈には注意が払われています。

  • 調査期間: 2026年1月13日〜1月15日
  • 調査方法: インターネット調査(調査会社: Freeasy)
  • 調査対象: 大学受験を経験した子どもを持つ母親200人
幼児期の習い事、後悔を分けたのは「数」と「英語」 画像 3

習い事の「数」と後悔の関係を示す具体的データ

調査結果の中心的な発見は、幼児期に同時期で行っていた習い事の最大数が多くなるほど、後悔を感じる割合が高まるという点です。全体では、幼児期に同時期で行っていた習い事の最大数は2〜3個に集中しており、0個が18.5%、1個が25.0%、2個が33.0%、3個が18.0%、4個以上が5.5%でした。

進学先別に見ても、基本的な分布は共通しており、いずれの層でも「2個前後」が中心です。国公立進学層では2個が36.1%、私立進学層では2個が30.0%でした。医学部・歯学部進学層は回答数が少ないため参考値ですが、全員が1〜4個の範囲に収まっていました。

同時期に行っていた習い事の最大数(全体 N=200) 割合
0個 18.5%
1個 25.0%
2個 33.0%
3個 18.0%
4個以上 5.5%

この分布を踏まえて、後悔の有無を尋ねた結果、全体の25.5%が「必ずしも幼児期にさせる必要はなかった」と回答しました。すなわちおよそ4人に1人が何らかの迷い・後悔を抱いているという実態が明らかになっています。

さらに、習い事の数別に後悔の割合を見ると、0〜2個では後悔が約2割前後にとどまる一方、3個で36.1%、4個で62.5%、5個以上で66.7%と、3個を超えたあたりから急速に後悔の割合が高まる傾向が確認されました。

幼児期の習い事、後悔を分けたのは「数」と「英語」 画像 4

習い事の数と後悔の割合(数値の概要)

  • 0〜2個: 後悔あり 約2割前後
  • 3個: 後悔あり 36.1%
  • 4個: 後悔あり 62.5%
  • 5個以上: 後悔あり 66.7%

この傾向からは、幼児期の習い事を組み合わせる際に「量の上限」を意識する必要性が示唆されます。保護者側の負担や子どもの生活の余白が削られることが後悔につながっている点が背景にあります。

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習い事別の評価 — 英語は振り返りの対象になりやすく、スイミングは納得度が高い

習い事別の比較では、英語に関する振り返りが目立ちます。調査では英語を実施した保護者が49人いて、そのうち16人が「必ずしも必要ではなかった」と回答しており、人数ベースで他の習い事よりも振り返りの対象になりやすい結果となりました。

一方、スイミングは実施人数が最多であるにもかかわらず、後悔の声は相対的に少なく、幼児期の習い事としての納得度が高いことが示されています。英語とスイミングの違いは、成果の見え方や継続性の有無、家庭の目的設定による面が大きいと考えられます。

英語
開始時期や継続の難しさがあり、幼児期のみで終わると身に付いた実感が得られにくい。実施者49人中16人が振り返りで必要性を疑問視。
スイミング
実施人数は最多であるが、満足度が高く、後悔の声は比較的少ない。

これらの違いは、習い事の性質と目的の明確さ、継続性の実現可能性が評価を左右していることを示しています。英語やピアノのように継続が成果に直結しやすい分野は、幼児期だけで完結すると実感が薄れるため、振り返りの対象になりやすいという特徴があります。

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後悔を感じた理由の内訳

後悔ありと回答した51人に複数回答で理由を尋ねた結果、成果が見えにくかったことだけでなく、心理的・身体的負担が大きく影響していることが示されました。主な理由は以下の通りです。

  1. 本人の意思・興味を優先すべきだったという振り返り
  2. 習い事の数や忙しさへの負担感
  3. 習い事の効果を「経験」として評価する傾向
  4. 英語・音楽など、継続が前提の習い事の難しさ
  5. 家庭環境・経済状況・地域差による制約

自由記述の集計からは、特に親主導で始めた習い事が続かない場合に後悔につながりやすく、反対に本人が楽しんで続けた習い事は自信や自己決定力につながったという声が多く寄せられています。また、送迎や発表会などの負担で生活全体の余白が失われたことへの反省も目立ちます。

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調査結果の要点を表で整理

ここまでの主要な数値と要点を表にまとめます。調査の基本情報と主要な発見を一目で確認できるように整理しました。

項目 内容
調査主体 ひまわり教育研究センター(イノベーションシステム株式会社)
調査時期 2026年1月13日〜1月15日
調査方法 インターネット調査(Freeasy)
調査対象 大学受験を経験した子どもを持つ母親200人
進学先内訳 私立大学(除医学部等)110人、国公立大学(除医学部等)83人、医学部・歯学部7人
幼児期の習い事の最大数(全体) 0個18.5%、1個25.0%、2個33.0%、3個18.0%、4個以上5.5%
後悔の有無 「必ずしも幼児期にさせる必要ではなかった」と回答した割合25.5%(51人)
数と後悔の関係 3個以上で後悔割合が上昇。3個36.1%、4個62.5%、5個以上66.7%
習い事別の特記事項 英語は実施者49人中16人が振り返り対象に。スイミングは納得度が高い
連絡先 ひまわり教育研究センター 所長 上田尚子 TEL 06-6307-1112 URL https://www.himawari-child.com/center/profile.html

上表は本調査で示された主要な数値と要点を整理したものです。幼児期の習い事が子どもの成長や家族生活に与える影響は多面的であり、実施時期や数、目的の共有と継続性の見通しが評価を分ける要因になっていることが明確になりました。調査結果はひまわり教育研究センターによる調査レポートとして提供されており、保育・幼児教育や学習塾・予備校等に関係する関係者にとって示唆のあるデータとなっています。

本稿では公表された調査内容を忠実に整理して伝えました。詳細な問い合わせ先はひまわり教育研究センターまで記載の連絡先をご参照ください。