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弥栄の酒「寿」、にこまる40%精米で4/15発売

一般発売(寿)

開催日:4月15日

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一般発売(寿)
にこまるを精米歩合40%まで磨くって何がそんなに珍しいの?
にこまるは粘りと甘みが強い食米で、40%まで磨くと割れや歩留まり低下が起きやすい。通常の合理性に反するが、雑味を削ぎ落として山田錦とは違う“ふくよかさと透明感”を両立させる狙いがある。
この新酒はいつ買えるの?プロ向けサンプルの申し込みはできる?
一般発売は2026年4月15日予定で、顧客向け先行提供は4月14日(ホテル日航大阪)。プロ向け評価サンプルの受付は2026年2月1日10:00開始、発送は瓶詰め完了次第3月上旬から順次。

食米を大吟醸規格まで磨く――渡辺酒造が示す「非合理」の醸造哲学

愛知県愛西市の渡辺酒造株式会社が、創業1865年という老舗の歴史を背景に、これまでの常識に挑む取り組みを発表した。プレスリリースは2026年1月28日13時49分付で、公表元は渡辺酒造。主力銘柄である弥栄の酒「寿(ことぶき)」の令和8年度仕込みについて、2026年2月下旬に上槽予定であることを明示している。

注目点は、通常は酒造好適米に用いられる大吟醸規格の精米歩合40%を、粘りと甘味の特徴を持つ食米「にこまる」に適用する点である。生産効率や歩留まりの面では非合理とされるが、同社はこの方法で「味は変えず、より澄ませる(Clarity)」という醸造思想の実現を目指している。

【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 2

なぜ食米をここまで磨くのか

「にこまる」を40%まで磨くことは、割れの発生や歩留まりの低下を招き、通常の合理的判断とは相容れない。だが渡辺酒造は、この工程によって得られる「雑味のない引き際」こそが狙いであり、山田錦とは異なるふくよかさと透明感(Clarity)の両立を図るという。

方針転換として、同社は昨年より多銘柄展開をやめ、「造る酒は、ひとつ」という一銘柄集中の酒造りに舵を切った。本年度も銘柄や味の方向性は変えずに、原料米の構成を二系統に分ける設計を採用している。

  • 山田錦100%:7,000本(精米歩合40%)
  • 食米「にこまる」100%:3,000本(精米歩合40%)

にこまるは松阪市の米農家が栽培し、品評会で特別優秀賞を受賞したものを使用する点も明記されている。

【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 3

透明感(Clarity)を評価軸に据える――ガストロノミーとの接点

近年の国際的な美食シーンでは、日本酒に求められる特性が変化している。香りや濃厚さだけでなく、料理を引き立てる「透明感(Clarity)」が重要視される傾向がある。同社はこの潮流に応じて、弥栄の酒「寿」を「料理を主役にする酒」として再設計する意図を明らかにしている。

透明感の定義は、記事中で「香りや甘さで料理を上書きせず、料理の輪郭を残したまま、余韻がすっと消えること」と説明されている。ミシュラン掲載店やラグジュアリーホテルなど、コースの流れやペアリング設計が高度化した現場での採用を想定した設計である。

【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 4

評価されやすい要素と検証の方向性

渡辺酒造は、次の要素が国際的な評価の場で重視されると捉えている。

  1. 料理を主役にすること
  2. 余韻の引き際が美しいこと
  3. コースの流れを妨げないこと

これらを実現するため、同社は和食の出汁文化にとどまらず、素材を活かすフレンチやイノベーティブ料理との調和検証を進めている。食米を精米して得られる新たな酒質が、どのようなペアリング効果をもたらすかを実証する段階にある。

【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 5

取材状況とスケジュール、サンプル提供の条件

本取り組みは地域資源の再評価およびガストロノミーへの挑戦という観点から地元メディアの取材対象になっており、中日新聞とNHK名古屋が取材済みであることがプレスリリースに記載されている。取材を受けた事実の告知であり、放送・掲載の有無や時期を断定するものではない。

仕込みスケジュールは以下の通りである。令和8年度仕込みの新酒は2026年2月下旬に上槽予定で、酒質評価と一定の熟成期間を経て2026年4月15日から発売を予定している。

工程 予定日
上槽(しぼり) 2026年2月下旬(予定)
発送開始(サンプル) 瓶詰め完了次第、2026年3月上旬より順次
顧客向け先行提供パーティー 2026年4月14日(ホテル日航大阪)
一般発売 2026年4月15日(予定)
【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 6

プロフェッショナル向け評価サンプルの提供条件

検証目的での評価サンプル提供は審査制で実施される。対象はミシュラン掲載店やペアリングを日常的に運用する高級飲食店、ラグジュアリーホテル内レストラン、航空会社ファーストクラス部門、結婚式場関係者などの事業者と想定されている。

受付開始は2026年2月1日(日)10:00から。申込は電話・FAX・E-mail・Web問い合わせフォームで受け付ける。問い合わせ先は下記の通りで、発送は瓶詰め完了次第2026年3月上旬より順次となる。

受付開始
2026年2月1日(日)10:00~
申込方法
TEL:0567-28-4361 / FAX:0567-55-8009 / E-mail:kotobuki@sake-kotobuki.com / URL:https://sakai-kotobuki.com/contact
発送開始
2026年3月上旬より順次(瓶詰め完了次第)
サンプル仕様
容量:300ml、梱包:高級小箱、同梱物:商品思想の特別なカード
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商品概要、会社情報、メディア情報の整理

本リリースで公表された商品は「弥栄の酒『寿』」。年度限定生産で計10,000本の予定であり、内訳は山田錦100%が7,000本、食米にこまる100%が3,000本となる。金箔を施した高級な化粧箱や、箱内面に静かに言葉が現れる仕様の記載があり、高級ギフトや食品ペアリングのための仕様設計が意図されている。

会社概要と連絡先は以下の通りである。創業は1865年(慶応元年)、代表取締役は山田栄治。本社所在地は愛知県愛西市草平道下83。事業内容は日本酒の醸造・販売で、問い合わせは同社の問い合わせフォームまたはメール、電話、FAXを通じて行うことができる。

項目 内容
商品名 弥栄の酒「寿」
製造元 渡辺酒造株式会社(愛知県愛西市)
発売時期 2026年4月(4月14日顧客向け先行提供、4月15日一般販売予定)
生産本数 計10,000本(山田錦100%:7,000本、にこまる100%:3,000本)
公式サイト https://sake-kotobuki.com/
お問い合わせ 渡辺酒造株式会社 担当:山田栄治 / E-mail:kotobuki@sake-kotobuki.com / TEL:0567-28-4361 / FAX:0567-55-8009
会社所在地 愛知県愛西市草平道下83
創業 1865年(慶応元年)
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メディア取材について

プレスリリースでは中日新聞およびNHK名古屋による取材があったことを明記している。取材は、食米活用の取り組みや地域貢献・技術的挑戦をテーマに行われたとされるが、放送・掲載の有無や時期については断定していない。

取材時の撮影風景や、にこまるの精米前・精米後の写真、麹造りや洗米・窯入れといった工程写真の存在が示されており、プレス素材として利用可能な画像ファイルのダウンロードも案内されている。

【愛知・渡辺酒造】食米を大吟醸規格40%まで磨く非常識。創業160年の老舗蔵が挑む「透明感(Clarity)」という新評価軸 ― 中日新聞・NHK名古屋も取材、日本酒×現代ガストロノミーの交点へ ― 画像 9

主なポイントの整理(表形式)

項目 要点
発表日 2026年1月28日 13:49(渡辺酒造発表)
主題 食米「にこまる」を精米歩合40%まで磨き、同社銘柄「寿」に用いる挑戦
精米歩合 40%(山田錦・にこまるいずれも)
生産本数 総計10,000本(山田錦7,000本、にこまる3,000本)
上槽予定 2026年2月下旬(予定)
サンプル発送開始 2026年3月上旬より順次(瓶詰め完了次第)
顧客向け先行提供 2026年4月14日(ホテル日航大阪)
一般発売 2026年4月15日(予定)
サンプル仕様 容量300ml、高級小箱梱包、特別カード同梱
受付開始(評価サンプル) 2026年2月1日 10:00〜(審査制、申込:TEL/FAX/E-mail/フォーム)

以上がプレスリリースに記載された主要な事実の整理である。渡辺酒造の今回の取り組みは、地域の米を再評価し、ガストロノミーの現場が求める「透明感(Clarity)」という評価軸に応えるための試行として位置付けられている。問い合わせやサンプル申請は上記の連絡先から可能である。