ベストカレンダーのロゴ ベストカレンダー

7月1日予約受付開始予定 Azure OpenAI搭載TTMC Origin

TTMC Origin予約開始

開催日:7月1日

📅 カレンダーに追加:GoogleiPhone/Outlook

TTMC Origin予約開始
いつ予約できるの?
予約受付は2026年7月から開始予定。販売は2027年以降を目標に米国・韓国・インドを皮切りに段階展開。想定本体価格は3,000万円(税抜)、初年度100台規模を見込んでいる。
対話型AIって具体的に何するの?
自然言語で加工指示を出し、工程設計やNCプログラム生成、工具・素材準備、加工実行、異常検知まで一貫して支援。熟練知識をAI化して未経験者でも高精度な加工を可能にする。

アルムと日本マイクロソフトが目指す、対話型AIによる切削加工の再設計

2026年1月28日 11時33分、アルム株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役:平山 京幸)と日本マイクロソフト株式会社は、生成AI技術の活用を軸に、次世代切削加工機「TTMC Origin(オリジン)」の高度化に向けた技術協力を開始すると発表しました。

本取り組みは、Azure OpenAIを含む大規模言語モデルを製造現場に組み込み、従来の数値制御(NC)操作や対話式プログラミングを超えて、人と自然言語で対話しながら加工機を制御する新たなユーザー体験を実現することを目的としています。以下では協業の背景と位置づけを整理します。

アルム、日本マイクロソフトと協力し、Azure OpenAIを活用した次世代切削加工機「TTMC Origin(オリジン)」の開発を推進 画像 2

協業の位置づけと背景

アルムは2021年より製造業向けAIモデル「ARUMCODE」を提供し、工程設計およびNCプログラム生成の自動化を推進してきました。さらに2024年には切削工程の全12工程を自動化したマシニングセンタ「TTMC Type-F」を市場投入しています。

日本マイクロソフトはAzureプラットフォームと生成AIの技術基盤を通じて、セキュリティや信頼性を求められる製造現場での生成AI活用を支援します。両社はそれぞれの強みを持ち寄り、製造現場での実運用を見据えた共同開発を進めます。

発表日
2026年1月28日 11時33分
発表企業
アルム株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役:平山 京幸)
協力先
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)

TTMC Originが搭載する対話型加工制御の全体像

次世代切削加工機「TTMC Origin」は、同時3軸・5軸対応の切削加工機に、Azure OpenAIを活用した対話型AI制御モデルを標準搭載することを目指します。自然言語を介した指示で機械制御や工程設計、NCプログラム生成、工具・素材準備、自動加工実行までを統合的に操作できる環境を想定しています。

具体的には、熟練技能者のノウハウをAIにより形式知化し、未経験者でも高精度な加工指示や作業実行が可能となることを目標としています。これは現場で要求される高度な加工条件設定や専門的オペレーションを、より直感的に扱えるようにする試みです。

想定される操作フローと機能

TTMC Origin上での処理は、自然言語の対話を中心に進みます。操作フローは「対話→工程設計→NCプログラム生成→工具/素材準備→自動加工実行」といった一連のプロセスを想定しています。これにより工程の統合と効率化が図られます。

以下はTTMC Originの主な想定機能です。全て対話型AIによる制御を前提に設計されます。

  • 自然言語での加工指示受け付けと応答
  • 工程設計支援(加工手順の自動生成・最適化)
  • NCプログラムの自動生成・検証
  • 工具や素材の準備指示と在庫連携
  • 加工中の異常検知と対処指示の提示
  • 同時3軸・5軸加工への対応

Azure OpenAI基盤の製造業特化AIと展開計画

本プロジェクトでの製造業向け最適化は、Azure OpenAIを基盤とし、アルムが保有する加工データ、工程ノウハウ、NCプログラム生成技術、異常検知アルゴリズムを組み合わせて実施されます。これにより、切削加工特有の要件に対応するためのモデル最適化が図られます。

モデルは切削加工にとどまらず、中長期的には製造業向けのハイブリッド運用(オンプレミス/クラウド)、高度なセキュリティ要件への対応、製造装置およびロボティクス制御モデルへの応用などの展開が視野に入れられています。

セキュリティ・運用面の考慮

生成AIを製造現場に導入する上では、データの機密性や動作信頼性が不可欠です。Azureのプラットフォームと連携することで、ハイブリッドな運用を通じてオンプレミス環境との連携やネットワーク分断時の挙動設計など、実運用に耐える運用モデルが検討されています。

また、異常検知アルゴリズムの統合やアクセス制御、ログ管理などの仕組みを含め、製造現場の要件に即した実装が進められる予定です。Microsoft側も本プロジェクトを安全かつ信頼性の高い生成AI活用のモデルケースと位置づけています。

導入スケジュール、価格、販売計画および関係者コメント

アルムは「TTMC Origin」の予約受付を2026年7月より開始する予定と発表しました。販売開始は2027年以降を目標とし、まず米国、韓国、インドを皮切りに段階的な海外展開を行う計画です。

想定本体価格は3,000万円(税抜)、初年度は100台規模の販売を目標としています。これらの数値は現在の想定値であり、製品化のプロセスに伴って詳細が確定されます。

発表に含まれるコメント

アルム株式会社 代表取締役 平山京幸氏は、本取り組みについて「大規模言語モデル『Azure OpenAI』を活用した切削加工機の開発は、アルムが創業以来追い続けてきた構想の一つです」と述べ、同機を「製造AIと完全自動化」を体現する存在と位置づけています。

平山氏はまた、中小加工企業や教育機関、研究機関にも導入しやすい価格帯を志向しており、熟練技能者だけでなく学生や次世代を担う子どもたちにも高精度な加工体験を提供したいとの見解を示しています。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 最高技術責任者(CTO)野嵜弘倫氏は、アルムの実運用に根ざした製造業DXの取り組みを評価するとともに、Azure OpenAIを基盤にした自然言語による直感的な加工制御が実現されることに期待を示しています。

野嵜氏は本取り組みを生成AIを安心して活用するためのモデルケースと位置づけ、国内に留まらずグローバルへの展開を支援していく考えを示しました。なお、Microsoft、Azureは米国Microsoft Corporationの登録商標または商標です。

重要事項の整理(要点の表形式まとめ)

以下に、本プレスリリースで示された主要な情報を表にまとめます。技術的な構成、スケジュール、価格、販売目標、問い合わせ先などを整理しています。

項目 内容
発表日 2026年1月28日 11時33分
発表企業 アルム株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役:平山 京幸)
協力先 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)
製品名 TTMC Origin(次世代切削加工機、同時3軸・5軸対応)
技術基盤 Azure OpenAIを基盤とした対話型AI制御モデル、ARUMCODEの技術と加工データ・工程ノウハウ・異常検知アルゴリズムの統合
主な機能 自然言語による加工制御、工程設計支援、NCプログラム自動生成、工具・素材準備指示、異常検知対応
予約受付開始 2026年7月(予定)
販売開始・海外展開 2027年以降を予定。まず米国、韓国、インドを皮切りに段階的展開
想定本体価格 3,000万円(税抜)
初年度販売目標 100台規模
問い合わせ先 アルム株式会社 電話:076-225-7743 メール:info@arumcode.com
関連製品・既往実績 製造AI「ARUMCODE」(提供開始:2021年)、TTMC Type-F(2024年市場投入、全12工程の自動化を実現)
備考 Microsoft、Azureは米国Microsoft Corporationの登録商標または商標です。プレスリリース内の画像はダウンロード可能(プレスリリース素材として提供)

上記は本プレスリリースに記載されたすべての主要事項を整理したものです。発表内容は技術協力と製品投入に関する計画と想定値を含み、具体的な製品仕様や運用形態、販売開始時期などは今後の開発・調整により確定されます。問い合わせはアルム株式会社(電話:076-225-7743、メール:info@arumcode.com)まで行うことが案内されています。