2月1日開業 Section L秋葉原で泊まる『レトロゲーマー』体験
ベストカレンダー編集部
2026年1月29日 10:19
秋葉原レトロゲーマー開業
開催日:2月1日
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秋葉原に新たな滞在体験を持ち込む「レトロゲーマー」──開業日と予約開始日
長期滞在型ホテル運営を手掛ける株式会社セクションL(Section L)は、東京都千代田区外神田に新施設「Section L Akihabara(秋葉原)」を開業します。開業日は2026年2月1日、予約受付は2026年1月29日から開始されます。今回の開業は同社として初めての千代田区進出に当たります。
本施設は新築住宅をアパートメントホテルへ転用(コンバージョン)したもので、滞在そのものを秋葉原カルチャーの延長とする設計思想が貫かれています。所在地は東京都千代田区外神田4-11-3、最寄り駅は東京メトロ銀座線「末広町駅」です。
予約・アクセスに関する基本情報
予約や詳細情報はSection Lの公式サイトで公開されます。URLは https://section-l.co です。開業前の予約開始日は前述の通り2026年1月29日で、客室数は全22室です。
施設は都市部の利便性を活かしつつ、長期滞在向けの設備を取り入れている点が特徴です。以下の章でデザインコンセプトや設備、アートコラボレーションについて詳述します。
空間デザインと宿泊体験:『レトロゲーマー』という視点
「Section L Akihabara」のデザインコンセプトは『レトロゲーマー』です。秋葉原が築いてきたゲームやアニメ、テクノロジー文化を宿泊空間に落とし込み、ゲストが“プレイヤー”として滞在中に遊び、交流し、記憶を残せる仕掛けを多数設けています。
ロビーはゲストをゲームの世界へ誘う導線を意識して設計されています。懐かしいファミコンやレトロゲームが置かれ、ゲスト同士が自然に集まり共に遊ぶことで、滞在が単なる消費ではなく体験として記憶に残ることを目指します。
ロビーと共用空間の特徴
ロビーは「プレイヤーとしてログインする感覚」をコンセプトにした空間設計です。ゲームの世界観を表現するアートやピクセル表現を取り入れ、訪れる世代や国籍を問わず共感を得られる演出が施されています。
ゲスト同士の交流を促す共用ゲーム設置のほか、空間内のアートやサイン類は秋葉原らしい看板や繁華な街並みを想起させるビジュアルで統一されています。
客室設計と長期滞在向けの機能性
各客室は「長期滞在を快適に過ごす」ことを主眼に設計されています。平均滞在日数が5泊以上のゲストを主なターゲットとし、旅先でも日常生活の延長として過ごせる設備を整備しています。
全室に調理器具を備えたキッチン、洗濯乾燥機、リビング・ダイニングエリアとして使える空間が設けられており、自己完結型の生活動線を実現しています。これにより観光目的の短期滞在にとどまらない滞在価値の提供を意図しています。
客室タイプと主な設備
施設は全22室で構成され、内装には「White Room」「Black Room」等の異なるデザインテーマを設定しています。各室は長期滞在での利便性を考慮し、以下の設備を標準搭載します。
- キッチン(調理器具・調理設備)
- 洗濯乾燥機
- リビング・ダイニング機能を持つ居住空間
- インターネット接続(客室内)
これらの設備は、観光庁の調査で示されている「日常生活体験」へのニーズの高まりにも合致しており、長期滞在型宿泊ニーズに適応した設計となっています(出典は後述)。
アートコラボレーションと文化的背景
Section L Akihabaraのアートディレクションには、香港を拠点に活動するピクセルアーティストFatbeard(ファットビアード)が参加しています。Fatbeard氏はノスタルジックで緻密なドット絵を得意とし、日本の自然や都市風景を題材にした作品を多く制作してきました。
Fatbeard氏は経済学のバックグラウンドを持ち、独学で油絵を学んだ後、パンデミック終盤にピクセルアートへ転身した経歴があります。Section L Akihabaraでは、ロビーを中心にFatbeard氏の作品を展示し、施設全体で秋葉原のカルチャーを視覚化します。
グランドオープン記念の特別作品
グランドオープンを記念してFatbeard氏は3点の特別作品を制作しました。作品の構成は以下の通りです。
- サイバーパンクなシーン1点
- レトロゲームをテーマにしたアート2点
これらの作品はいずれも、アニメ・ゲーム文化と色鮮やかな看板がひしめき合う秋葉原の活気を捉えつつ、Section Lのホテル経験を反映した独自の要素を融合しています。ホテル内のアートは単なる装飾ではなく、滞在体験を深める要素として位置づけられています。
市場背景とSection Lの事業戦略
近年、訪日外国人(インバウンド)の中長期滞在者の増加が見られ、滞在スタイルにも変化が発生しています。観光庁の報告では、訪日客のニーズが「繁華街の街歩き」や「日常生活体験」へと多様化し、旅の価値が消費から体験・滞在へとシフトしていることが示されています(出典: 観光庁)。
このトレンドを踏まえ、Section Lは新築住宅をアパートメントホテルへコンバージョンする手法で、都市部の新たな滞在需要に応えます。ルームユニットに生活設備を備えることで、観光客だけでなく出張や長期滞在者のニーズにも適合させています。
運営モデルとこれまでの実績
Section Lは施設を直接所有せず、運営委託契約(MC契約)を国内外の不動産機関投資家と結ぶ形でブランド展開を行います。このモデルにより、既存のビジネスホテルや賃貸マンション等をアパートメントホテルへと転換し、運営ノウハウを展開しています。
- 会社名
- 株式会社セクションL
- 設立
- 2020年2月
- 代表者
- 代表取締役: Howard Ho
- 取締役
- 多和田真弥、北川旭洋
- 所在地(本社)
- 東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork Kanda Square
- 主な事業
- 長期滞在に適したアパートメントホテル「Section L」の運営、ホテルコミュニティープラットフォーム兼運営ソフトウェア「InterSection」の開発
2026年1月時点で都内12棟を運営し、創業以来の累計宿泊客は国籍96カ国、累計延べ宿泊客は20万人以上に達しています。独自の運営ソフトウェアと運営方式により、顧客満足度と運営利益率(GOP率)の向上を目指しています。
Section L Akihabara 主要データと記事のまとめ
以下の表に、この記事で紹介した「Section L Akihabara」に関する主要な情報を整理します。物理的な所在地、開業日、客室数、コンセプト、アートコラボの情報、運営会社の概要などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | Section L Akihabara(秋葉原) |
| 開業日 | 2026年2月1日 |
| 予約開始 | 2026年1月29日 |
| 所在地 | 東京都千代田区外神田4-11-3 |
| 最寄り駅 | 東京メトロ銀座線「末広町駅」 |
| 客室数 | 全22室 |
| デザインコンセプト | レトロゲーマー(滞在をゲーム体験の延長にする設計) |
| 主な客室設備 | キッチン(調理器具)、洗濯乾燥機、リビング・ダイニング機能、インターネット |
| アートコラボ | ピクセルアーティスト Fatbeard(香港拠点)による作品展示。グランドオープン記念作品:サイバーパンク1点、レトロゲーム2点 |
| 運営会社 | 株式会社セクションL(設立:2020年2月、代表:Howard Ho) |
| 過去の運営実績 | 都内で12棟の運営(2026年1月時点)、累計宿泊客:96カ国、累計延べ宿泊客:20万人以上 |
| 公式サイト | https://section-l.co |
本稿では、Section Lによる千代田区初進出の新施設「Section L Akihabara」のコンセプト、設計思想、客室設備、アートコラボレーション、運営体制および背景となる市場動向を整理しました。観光庁が示す訪日客の行動変化や、長期滞在ニーズの高まりを踏まえた事業展開の一事例として、今回の開業がどのような滞在価値を提供するかを具体的に示しています。
参考資料:観光庁「2024年10月〜12月 訪日外国人の消費動向インバウンド消費動向調査結果及び分析 月期報告書」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001879118.pdf)、観光庁「観光圏の機能強化に関する現状と課題」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001896793.pdf)。さらに詳細はSection L公式サイトをご参照ください:https://section-l.co