定期がん保険発売で手厚い保障を選ぶ人増加
ベストカレンダー編集部
2026年1月29日 17:13
定期がん保険発売
開催日:12月1日
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手頃な保険料で手厚い保障を選ぶ動きが明確化
ライフネット生命保険株式会社は、2025年12月1日に発売した「定期がん保険」「定期がん保険レディース」について、2025年12月31日時点の販売速報を公表しました。発表は2026年1月29日15時30分付で、同社は東京都千代田区に本社を置き、代表取締役社長は横澤淳平氏です。公式ウェブサイトはhttps://www.lifenet-seimei.co.jp/です。
プレスリリースは、消費者の「保険料は抑えたいが保障は手厚くしたい」というニーズに対応する商品として定期型がん保険を投入した結果、加入者の保障選択に変化が生じている点を報告しています。販売速報は発売から1か月(2025年12月1日~12月31日)の申込データを基にまとめられています。
発売の背景と関連事項
同社は、終身がん保険の一部商品を見直す中で定期型を新たに加え、加入時の保険料を抑えつつ必要な期間に手厚い保障を確保できる選択肢を提供しました。なお、終身がん保険の既存商品「ダブルエール」は2025年11月30日に販売を終了しています。
プレスリリース内では、民間の生命保険の役割について「公的保険でまかないきれない経済的な負担に備える」ことを強調するとともに、保険と貯蓄・投資を分けて考える重要性にも触れています。保険料が家計負担とならないよう、必要な期間に必要な保障を自ら選べる点が訴求されています。
申込データが示す4つの主要傾向
公表された申込データ(2025年12月1日~12月31日、女性専用商品を含む)から、特に顕著な4つの傾向が示されています。以下に項目ごとに詳細を整理します。
数字はライフネット生命の申込者データに基づくもので、年代別の選択動向や、商品組合せによる平均保険料など具体的な数値が示されています。
ポイント1:がん診断一時金150万円以上を選ぶ人が増加
定期がん保険の申込者のうち、がん診断一時金の選択額で150万円以上を選ぶ割合が増えています。診断一時金は100万円~300万円から選択する形式で、より高額な一時金を選ぶ傾向が見られます。
背景として、終身型と比較して加入時の保険料が割安な定期型であるため、同じ保険料負担でも保障額を増やしやすい点が挙げられています。単に診断一時金のみのコースではなく、治療や収入減少にも備えるコース(「あんしん」「あんしんプラス」)を選ぶ人も増加しています。
ポイント2:定期型の死亡・医療・がんを組み合わせた平均保険料
12月の期間では、定期型の死亡保険・医療保険・がん保険を組み合わせて契約した人は116人でした。その内訳は39歳以下が80人、40歳以上が36人です。
この組合せを選択した人の平均合計保険料は6,362円/月でした。発売により、定期型で3種類の保障をそろえることが可能になり、加入時の保険料を抑えながら「死亡・医療・がん」に備える選択肢が提供されている点が示されています。
ポイント3:年齢別の選択傾向――39歳以下は定期が主流
年齢別の申込傾向をみると、39歳以下のがん保険申込者のうち64%が「定期がん保険」を選択しています。一方で40歳以上の申込者のうち60%が終身がん保険を選択しています。
同社はこの傾向を、ライフステージに応じた合理的な保険の入り方と説明しています。ライフイベントが変化しやすく保障期間を限定したい若年層には定期型、ライフイベントが落ち着き長期の備えを重視する層には終身型がそれぞれ適しているとされています。
ポイント4:女性専用商品の選択と手術給付金の意義
女性申込者では72%が「女性手術給付金」を受け取れる女性専用のがん保険(定期がん保険レディース)を選択しました。女性特有のがん(なかでも乳がん)の患者数や治療実態が、こうした選択に影響していると同社は示しています。
参考データとして、厚生労働省「令和5年患者調査」では乳がんの患者数が78.4万人にのぼること、また「全国がん登録罹患数・率報告 2021」では乳がんと診断された場合の初回治療において約8割の方が手術を受けているという点が示されています。これらの統計が「女性手術給付金」の有用性を裏付けるデータとして引用されています。
定期がん保険とレディースの主な保障項目
プレスリリースでは、定期がん保険と定期がん保険レディースの代表的な特長を6点に整理して示しています。保障の概要として公表された項目を以下に列挙します。
詳細な約款や給付条件、保険料の算出方法などはウェブサイトで確認するよう案内されています。
- がん診断一時金:がんと診断されたときにまとまった一時金が受け取れる。
- 治療サポート給付金:入院・通院、再発・転移にかかわらず、約款所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療をサポート。
- がん収入サポート給付金:長引くがん治療での収入減少にも備えられる給付金。
- 更新時の移行:更新時に終身がん保険への移行が可能。
- 払込免除期間:ご契約から保障開始までの3か月間は保険料の払込みが不要。
- 女性手術給付金(レディースのみ):女性特有のがんによる手術には上乗せ給付金を設定。
- 注意事項
- ここに記載しているのは保障内容の概要です。保険商品の詳細はウェブサイトで確認する必要があります。
上記の特長は同社が公表した保障概要を要約したものであり、申込時の給付条件や免責事項、適用範囲などは約款で確認することが重要です。
速報データの要点一覧(表)
以下の表は、本記事で示した販売速報の主要な数値・事実を整理したものです。数値はすべてライフネット生命の申込者データ(2025年12月1日~12月31日)および同社のプレスリリースに基づきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表企業 | ライフネット生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:横澤淳平) |
| ウェブサイト | https://www.lifenet-seimei.co.jp/ |
| 発売日 | 2025年12月1日(定期がん保険、定期がん保険レディース) |
| 集計期間 | 2025年12月1日~2025年12月31日(販売速報) |
| プレス発表日時 | 2026年1月29日 15:30 |
| 主要傾向(1) | がん診断一時金150万円以上を選択する人が増加。治療や収入減少にも備えるコースの選択が増加。 |
| 主要傾向(2) | 死亡・医療・がんの定期型3商品の組合せ選択者116人、平均合計保険料6,362円/月(39歳以下80人、40歳以上36人)。 |
| 主要傾向(3) | 39歳以下のがん保険申込者の64%が定期がん保険を選択。40歳以上の60%は終身がん保険を選択。 |
| 主要傾向(4) | 女性の72%が女性手術給付金を受け取れる女性専用商品を選択。乳がん患者数78.4万人(厚生労働省令和5年患者調査)、乳がんの初回治療で約8割が手術(全国がん登録2021)。 |
| 既存商品に関する注記 | 終身がん保険「ダブルエール」は2025年11月30日で販売終了。 |
上表は販売速報の要点を整理したものです。商品仕様や給付条件の詳細、保険料試算などは公式サイトおよび約款で確認する必要があります。公表されたデータは、定期型の導入により加入者が保険料と保障のバランスを自ら選ぶ傾向が強まっていることを示しています。