2/13開幕 偕楽園で光と梅を楽しむ夜
ベストカレンダー編集部
2026年1月30日 09:47
偕楽園ライトアップ
開催期間:2月13日〜3月15日
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歴史の気配を映す光 ― 偕楽園で展開する「光の文化体験」
茨城県水戸市で開催される「偕楽園 UME The Lights 2026」は、ただの夜間ライトアップにとどまらず、偕楽園の歴史的文脈と現代の演出技術を交差させることを目指したイベントです。主催は水戸の梅まつり実行委員会(事務局:水戸観光コンベンション協会)、協賛はいばらき観光キャンペーン推進協議会(事務局:茨城県)です。
本イベントのコンセプトは、偕楽園の創設者である徳川斉昭公が意図したとされる「陰と陽の世界観」を再解釈し、来場者が歴史と対話するように体験できる光の演出を提供することです。竹林の陰の空間と梅林の陽の空間を、それぞれ異なる表現で提示します。
- イベント名
- 偕楽園 UME The Lights 2026
- 開催期間
- 2026年2月13日(金)~3月15日(日)※期間中の金・土・日・祝日限定(計16日間)
- 時間
- 18:00~20:30(最終入場 20:00)
- 会場
- 偕楽園本園(茨城県水戸市常磐町1-3-3)
三つの物語的空間 ― 竹林、梅林、そして「ひかりのつるぎ道」
会場は複数のエリアに分かれ、それぞれに異なるテーマと演出が用意されています。全体を通じて、光と影、色彩、音楽、プロジェクションマッピングなどを複合的に用いることで、鑑賞体験が物語性を帯びる構成です。
以下に示す各シーンでは、昨年の好評演出を踏襲しつつ、投影内容や色彩設計などが拡充されています。演出・監修は空間演出チームの陰翳 IN-EI、色彩監修・題字揮毫は衣紋道山科流 若宗家・山科言親が担当します。
Scene1:和歌が浮かび上がる「うたかげの竹林」
竹林エリアは偕楽園の「陰」の世界を象徴します。昨年好評だった人工ミストによる雲海演出が拡張して登場し、竹林全体を包み込む霧が歩行者の視界に奥行きを与えます。
今年の新たな要素として、竹林に投影されるプロジェクションマッピングに、徳川斉昭公が編纂した『明倫歌集(めいりんかしゅう)』から梅を題材にした和歌が浮かび上がります。和歌の文字は山科言親氏が筆で書き下ろしたもので、竹の群れに映し出される書の佇まいが、歴史的な重みと現代的な演出を結び付けます。
また、エリア内には偕楽園好文亭内の茶室「何陋庵(かろうあん)」をイメージした光の茶室「うたかげ亭」が設置され、竹林の暗がりと光の対比を利用した空間体験が提供されます。
Scene2:日本古来の配色美を纏う「かさねいろめの庭」
梅林エリアは偕楽園の「陽」の世界を表現します。梅の花かおる空間に対して、本年は平安以来の配色美学である「重ね色目(かさねのいろめ)」を光で再現します。吉子女王が宮家出身であることに着想を得て、宮廷の配色感覚を現代のライトアップに転写する試みです。
採用色には「梅重ね」「紅梅の匂い」など梅の開花段階と花色の重なりを象徴する名称が付けられており、蕾の赤と花びらの白の重なりを繊細なグラデーションで表現します。夜間に映える色彩選定は山科言親氏が監修し、平安以来の配色思想を光のレイヤーとして描き出します。
Scene3:アニメ『刀剣乱舞-花丸-』×「ひかりのつるぎ道」
JR東日本水戸支社とのタイアップにより、人気アニメ『刀剣乱舞-花丸-』の世界観と融合した特別演出「ひかりのつるぎ道」が実施されます。本演出は、3振りの刀剣男士(燭台切光忠、大和守安定、加州清光)をイメージした光の路を杉林に出現させるものです。
色彩はそれぞれに意味を持たせ、金は気品、赤は静かな情熱、青は透明な覚悟を表現します。中央の桜路へと誘導する構成で、3種の色が重なり合うことで一つの道が生まれ、森の奥に浮かび上がる3振りのシルエットや気配を余韻として残す演出です。BGMには『刀剣乱舞-花丸-』から厳選した楽曲を和の響きと融合させたリミテッドミックスを使用し、撮り下ろしボイスも組み込まれます。
演出は陰翳 IN-EIが担当し、偕楽園の自然と歴史を踏まえた上で、物語の中へ歩み込むような体験づくりを行います。
食と体験の強化 ― フードエリア、先行内覧、関連企画
体験の“味わい”を補完するフード&ドリンクも強化されます。昨年好評だった梅や常陸牛を包んだ本格中華まんに加え、新作や限定品が用意されています。
フードエリアの注目点は以下のとおりです。
- 本格中華まん:梅や常陸牛を包んだメニュー(昨年好評の継続)
- 茨城の地酒・梅酒の飲み比べ:地酒と、日本一に輝いた梅酒の数種を比較試飲可能
- ほしいもポタージュ:茨城名産の干し芋を使った温かいスープ
- 光るスパークリング梅酒「UME酒Lights」:数量限定のライトアップイベント限定ドリンク
これらは撮影にも配慮したプレゼンテーションが施され、味の試食や撮影が可能な機会も用意されています。
メディア関係者向け先行内覧会
一般公開に先立ち、メディア関係者向けの先行内覧会が実施されます。この先行内覧会では、無人の会場内で三脚を使用した撮影が可能で、雲海や重ね色目などの演出をクリアに撮影できます。グルメの試食や主催者への囲み取材も行われます。
先行内覧会の概要は以下のとおりです。
- 日時:2026年2月5日(木)18:00~20:00(受付開始 17:30)
- 集合:偕楽園 東門
- 内容:エリア先行公開・撮影会、グルメの撮影・試食、主催者への囲み取材
- 申込締切:取材希望のメディアは2026年2月4日 正午までに申込み(申込フォーム:https://forms.gle/yb2airkWunysjJwGA)
関連企画と周辺施策
「偕楽園 UME The Lights 2026」は、130回記念の水戸の梅まつり(会期:2026年2月11日~3月22日)との連動企画として位置づけられており、多彩な周辺施策が展開されます。偕楽園全体には約100品種・3,000本の梅が植えられ、早咲きから遅咲きまで長期間の観梅が可能です。
関連情報は以下の通りです。
- 水戸の梅まつり 公式サイト:https://mitokoumon.com/ume/(会期:2026年2月11日~3月22日)
- JR東日本による『刀剣乱舞-花丸-』連動企画:スタンプラリー、コラボカフェ、オリジナルグッズ、水戸駅・偕楽園駅のデコレーション(期間:2026年2月11日~3月22日)。詳細:https://www.jreast.co.jp/mito/hanamaru-yuinroku/
- #水戸の梅まつりSNS飲食クーポンキャンペーン:市内飲食店約25店舗が参加。SNS投稿画面の提示で飲食クーポンとノベルティを提供。詳細:https://mitokoumon.com/specialtopics/gourmet/ume_coupon/
- 水戸の梅まつり×水戸のカフェ巡り(Instagramアカウント:mito.ume.cafe):動画や紹介コンテンツを通じた周遊企画。https://www.instagram.com/mito.ume.cafe/
- 特別宿泊プラン:ライトアップ観賞の翌朝に水戸の梅大使による偕楽園内プライベートガイドやドローン撮影、好文亭内庭でのスイーツ・抹茶体験などをセットにした数量限定宿泊プランの販売。宿泊プラン等の案内:https://mitokoumon.com/specialtopics/others/utl_hotel
運営・監修・参加情報と入場料金
本節では開催概要の要点を整理します。観覧に際しての入場料金や主催・協賛、演出を担う組織や人物名など、来場前に確認しておきたい基本情報を網羅しています。
入場チケットは前売と当日で価格が異なります。小学生未満は無料と規定されています。公式情報や最新の案内は公式サイトで確認できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 偕楽園 UME The Lights 2026 |
| 開催期間 | 2026年2月13日(金)~3月15日(日)※期間中の金・土・日・祝日限定(計16日間) |
| 時間 | 18:00~20:30(最終入場 20:00) |
| 会場 | 偕楽園本園(茨城県水戸市常磐町1-3-3) |
| 前売チケット | 高校生以上 800円 / 小中学生 400円 |
| 当日チケット | 高校生以上 1,000円 / 小中学生 500円(小学生未満無料) |
| 主催 | 水戸の梅まつり実行委員会(事務局:水戸観光コンベンション協会) |
| 協賛 | いばらき観光キャンペーン推進協議会(事務局:茨城県) |
| 演出・監修 | 陰翳 IN-EI(総合演出・監修)、衣紋道山科流 若宗家・山科言親(色彩監修・題字揮毫) |
| 公式サイト | https://ume-the-lights.jp/ |
| メディア向け先行内覧 | 2026年2月5日(木)18:00~20:00(受付 17:30)/申込締切:2月4日 正午(申込フォーム:https://forms.gle/yb2airkWunysjJwGA) |
この記事では、演出の主旨、各エリアの特徴、フードや関連企画、メディア向けの先行内覧会、開催概要をまとめて伝えました。偕楽園で展開する光の表現は、歴史的背景と伝統色の思想を現代の技術で可視化する試みとして設計されており、会期中は関連企画や周辺の観光施策とあわせて楽しめる構成になっています。
下表では、本記事で挙げた重要事項を改めて整理しています。
| 項目 | 内容(要約) |
|---|---|
| コンセプト | 徳川斉昭公の「陰と陽の世界観」を現代のライティングと表現で再解釈する「光の文化体験」 |
| 主な演出エリア | 竹林(うたかげの竹林:和歌のプロジェクション、雲海、光の茶室)/梅林(かさねいろめの庭:重ね色目の光表現)/杉林(ひかりのつるぎ道:刀剣乱舞-花丸-タイアップ) |
| 音・声の演出 | 『刀剣乱舞-花丸-』楽曲を和の響きと融合したリミテッドミックスBGM、撮り下ろしボイスの導入 |
| フード&ドリンク | 本格中華まん(梅・常陸牛)、茨城の地酒・梅酒飲み比べ、ほしいもポタージュ、光るスパークリング梅酒「UME酒Lights」等 |
| 関連企画 | 水戸の梅まつり130回記念企画(スタンプラリー、コラボカフェ、グッズ、駅デコレーション)、SNS飲食クーポン、カフェ巡り、特別宿泊プラン等 |
| 問い合わせ・情報 | 公式サイト:https://ume-the-lights.jp/、水戸の梅まつり:https://mitokoumon.com/ume/ |
上記の表は本イベントの要点をまとめたものであり、詳細や最新の情報は公式サイトにて随時確認することが推奨されます。