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廃プラを家具に再生 高校生×企業の『プラリボン』

プラリボン始動

開催日:1月30日

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プラリボン始動
プラリボンって何?
廃棄されるプラスチックを素材として再活用する産学官連携プロジェクトで、Kiriuriと大阪の高校・教育庁が連携。高校生が家具などを制作し、実践的な学びと循環を目指す取り組みです。
展示や寄贈はいつどこで行われたの?
完成作品は2025年12月13日に府立淀商業高等学校の地域連携イベント「淀翔モール」で展示され、12月24日に茨木市立春日保育所へ寄贈。プロジェクトは2026年1月30日に正式に始動と発表されました。

廃プラスチックを“素材”に変えた教育と地域の連携

2026年1月30日14時10分、株式会社Kiriuriは大阪府教育庁教育振興室 高校改革課、府立茨木工科高等学校、府立淀商業高等学校と連携して産学官連携プロジェクト「プラリボン」を始動したことを公表した。本プロジェクトは、従来廃棄されていたプラスチック素材を再活用し、高校生の技術と発想で新たな製作物を生み出す取り組みである。

同社の発表によれば、プラスチック加工業界からは月間で500トン以上の廃材が発生しており、SDGsの観点からこれを「資源」として再活用する方策を模索したことが本プロジェクト立ち上げのきっかけとなった。企業が持つ素材と加工ノウハウ、教育現場の学び、行政のコーディネートが組み合わさることで、実践的な学習機会と社会課題の解決を両立させる枠組みが作られた。

捨てられるはずだったプラスチックが、子どもたちの笑顔に変わった――高校生達と挑んだ再生プロジェクト「プラリボン」 画像 2

プロジェクトの目的と背景

目的は単に廃材を減らすことにとどまらず、地域と教育をつなぎ、ものづくり教育の現場で環境課題への理解を深めることにある。株式会社Kiriuriは同社運営のプラスチック素材のオーダーカット販売サイト『KIRIURI.COM』をはじめとする事業基盤を背景に、素材提供と技術支援を行った。

背景としては、プラスチック産業における廃材発生の常態化と、教育現場での実践的な技術・企画学習の必要性がある。行政側(大阪府教育庁教育振興室 高校改革課)は学校と企業の橋渡しを行い、府立茨木工科高等学校が加工技術の実務を担当、府立淀商業高等学校が商品アイデアの創出や展示・PRを担当する役割分担が決められた。

開始発表
2026年1月30日 14:10(Kiriuri発表)
発起の背景
プラスチック加工業界の月間廃材500トン超の有効活用検討
捨てられるはずだったプラスチックが、子どもたちの笑顔に変わった――高校生達と挑んだ再生プロジェクト「プラリボン」 画像 3

高校生たちが制作した“かたち”と、地域での展示・寄贈

プロジェクトで高校生が制作した作品は、ハンガーラックや机などの実用性を重視した家具類。素材の特性を生かし、安全性や使い勝手にも配慮した設計が行われた。

具体的には金属フレームの角部分にケガ防止として加工したプラスチック部材を取り付けるなど、利用者の安全を考えた工夫が盛り込まれている。加工は専用刃具を用いた切削や接合を含み、現場に近い技術体験として生徒たちに実務的なものづくりの機会を提供した。

捨てられるはずだったプラスチックが、子どもたちの笑顔に変わった――高校生達と挑んだ再生プロジェクト「プラリボン」 画像 4

作品の特徴と技術的取り組み

作品づくりでは、素材の強度や成形性、表面処理や接合方法などを踏まえた工学的な判断が必要とされた。生徒たちは素材の特性に応じた切削加工や、安全対策のための部材配置を実践した。

淀商業高等学校の生徒らはプロジェクト名の決定や展示用ポスター制作、PR活動を担当し、視覚的なメッセージとして「SDGsを推進」「廃プラスチックに新しい形を」といったテーマを表現した。

  • 制作物:ハンガーラック、机 など
  • 安全対策:金属フレーム角部に加工プラスチック部材を装着
  • 加工技術:専用刃具による切削、接合などの実務経験
  • PR活動:プロジェクト名称決定、展示用ポスター制作、来場者対応

展示と寄贈の実績

完成作品は2025年12月13日に府立淀商業高等学校で開催された地域連携イベント「淀翔モール」にて展示され、多くの来場者が注目した。同イベントでの展示は、作品を通じてリサイクルや地域貢献の取り組みを広く伝える機会となった。

さらに2025年12月24日には茨木市立春日保育所へ作品を寄贈し、生徒が園児へ直接手渡す交流の場を設けた。園児が実際に触れて使用することで、リサイクルや環境問題に対する自然な学びのきっかけを生んだ点も報告されている。

日付 出来事 場所
2025年12月13日 作品の展示 淀翔モール(府立淀商業高等学校の地域連携イベント)
2025年12月24日 作品の寄贈・園児との交流 茨木市立春日保育所

プロジェクトの構成、関係者の役割と今後の取り組み

「プラリボン」は企業・学校・行政が明確な役割分担で連携する形を取っている。Kiriuriが素材提供とプロジェクト運営の中心を担い、府立茨木工科高等学校が加工技術、府立淀商業高等学校が企画・PRを担当した。大阪府教育庁教育振興室 高校改革課は制度面・連携調整で支援した。

この取り組みは単なる制作活動に留まらず、参加した高校生に対して課題解決力、チームワーク、企画から完成までの主体的な取り組み、社会課題への意識など将来に活きる学びを提供することを目指している。

参加組織とその役割

株式会社Kiriuri
廃プラスチックの提供、プロジェクト運営支援、素材・加工ノウハウの提供
府立茨木工科高等学校
加工技術の実務担当、物づくりの現場経験の提供
府立淀商業高等学校
商品アイデアの創出、展示用ポスター制作、PR活動
大阪府教育庁教育振興室 高校改革課
連携調整、教育的観点からの支援

今後の計画

茨木工科高等学校からは次回の取り組みとして園児向け立体パズル制作の構想が寄せられており、株式会社Kiriuriは引き続き廃プラスチック素材の提供を予定している。学校現場と協働することで、プラスチックを使い切る新たな取り組みの模索が継続される。

同社はプロジェクトを通じて循環型プラスチック産業の実現を目指すとしており、教育機関や地域と連携した取り組みを継続する意向を示している。

株式会社Kiriuri 代表取締役社長 兼 CEO 栗本 学のコメント:

「廃棄されていたプラスチックが、生徒さんたちの技術とアイデアによって新たな価値を持つ姿を見て、大きな可能性を感じました。本プロジェクトを通じて、環境問題とものづくり教育の両立が実現できたことを非常に嬉しく思います。今後も循環型プラスチック産業の実現に向け、教育機関や地域と連携した取り組みを続けてまいります。」

プロジェクト情報の整理と参照先

以下にプレスリリースの主な情報を表形式で整理する。本プロジェクトの概要、参加者、日程、会社概要などをまとめた。

項目 内容
プロジェクト名 プラリボン
発表日 2026年1月30日 14時10分(株式会社Kiriuri 発表)
主催 / 参加者 株式会社Kiriuri / 府立茨木工科高等学校(加工担当) / 府立淀商業高等学校(アイデア・PR担当) / 大阪府教育庁教育振興室 高校改革課
展示日 2025年12月13日(淀翔モール)
寄贈日 2025年12月24日(茨木市立春日保育所)
制作物 ハンガーラック、机など(角部に安全対策用プラスチック部材取り付け等)
技術要素 専用刃具による切削、接合、素材特性に応じた加工
素材元 プラスチック加工業界の廃材(月間500トン以上発生)
会社名 株式会社Kiriuri
代表者 代表取締役社長 兼 CEO 栗本 学
事業内容 プラスチック素材のオーダーカット販売サイト『KIRIURI.COM』の運営
URL https://kiriuri.com/

本プレスリリースには関連画像のダウンロードが可能である旨の案内も含まれている。また、ビジネスカテゴリとしては「ネットサービス」「環境・エコ・リサイクル」、キーワードにはAI、DX、イベント、生成AIなどが挙げられている。今後の活動としては、園児向け立体パズルの制作構想や継続的な素材提供が計画されており、教育現場と地域を結ぶ取り組みとして継続的に情報が更新される見込みである。