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朗読劇『沙耶の唄』6/4開幕 虚淵玄×末満健一の新表現

朗読劇『沙耶の唄』

開催期間:6月4日〜6月14日

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朗読劇『沙耶の唄』
チケットっていつ買えるの?
記事では一般発売日やプレイガイドの詳細は未記載。チケット情報は公式サイトと公式X(@saya_roudoku)で告知されます。全席指定10,500円なので発表後は早めに公式を確認して確保してください。
どの回に誰が出るの?
勾坂郁紀役はマルチキャストで蒼井嵐樹、荒牧慶彦、岩崎悠雅、梅津瑞樹、佐藤流司、福澤侑が回替わり。沙耶役は池田朱那と大熊杏優のダブルキャスト。各回の詳細配役は公式発表を参照。

虚淵玄の原作が舞台表現へ──朗読劇『沙耶の唄』が2026年6月に草月ホールで上演

2003年に発表された虚淵玄のサスペンスホラーゲーム『沙耶の唄』が、朗読劇として上演されることが決定しました。上演期間は2026年6月4日(木)〜6月14日(日)

本公演は、原作の耽美かつ禍々しい世界観を朗読劇という形式で再構成しながら、舞台表現やダンサーの導入によって視覚的にも聴覚的にも多層的な演出を加える試みです。公式サイトや公式X(@saya_roudoku)で最新情報が告知されますので、チケットや詳細はそちらをご確認ください。

虚淵玄と末満健一が初タッグ!伝説のサスペンスホラーゲームが豪華キャストを迎え、新感覚の朗読劇として甦る!!朗読劇「沙耶の唄」2026年6月上演決定 画像 2

公演の性格と狙い

朗読劇という形式は、テキストの力を直接的に観客へ伝える利点を持ちますが、本作ではさらにダンサーや演出的な視覚要素を加えることで『朗読+舞台』の新しい表現を追求します。作品の持つ“恐怖”や“耽美”を音声と身体表現で増幅させ、観客の想像力を喚起する構造が狙いです。

脚色・演出を務める末満健一は、舞台ならではの生身の表現空間でどのように虚淵玄の描いた深淵を見せるかに重点を置いており、原作の衝撃をそのまま舞台に移すのではなく、朗読劇としての独自性を打ち出すことを意図しています。

キャストと編成──マルチキャストとダンサーによる重層的な配役

主演の匂坂郁紀役はマルチキャストでの上演となり、蒼井嵐樹、荒牧慶彦、岩崎悠雅、梅津瑞樹、佐藤流司、福澤侑(五十音順)がそれぞれの回で演じ分けます。ヒロイン・沙耶役はオーディションで選ばれた池田朱那と大熊杏優(五十音順)のダブルキャストです。

加えて松田岳、夏川アサ、武内愛莉、汐月しゅうといった実力派俳優に、6名のダンサーが重層的な表現を加えます。本作は「朗読劇」でありながら、舞台的な身体表現や動きにより物語の世界を拡張する構成です。

主要キャスト一覧

以下はプレスリリースに基づく出演者リストです。表記はリリース原文に準拠しています。

  • <勾坂郁紀役> 蒼井嵐樹、荒牧慶彦、岩崎悠雅、梅津瑞樹、佐藤流司、福澤侑(五十音順)
  • <沙耶役>   池田朱那、大熊杏優(五十音順)
  • <戸尾耕司役> 松田岳
  • <高畠青海役> 夏川アサ
  • <津久葉瑤役> 武内愛莉
  • <担保涼子役> 汐月しゅう
  • ほかダンサー6名を含む編成

マルチキャスト方式により、同じ物語を異なる俳優の解釈で見ることが可能です。各回の配役や組み合わせにより化学反応が生まれ、観劇体験は回ごとに変化します。

作品世界とあらすじ──「世界を侵す恋」としての描写

本作のあらすじは次のとおりです。交通事故で生死の境をさまよった匂坂郁紀は、以後孤独と悪夢に囚われた生活を送るようになります。親しい者たちが異変に気付き手を差し伸べようとしても、その声は郁紀に届きません。

そんな郁紀の前に沙耶と名乗る謎の少女が現れると、彼の狂気は次第に世界を侵食し始めます。作品は「爛れてゆく」「何もかもが歪み、爛れてゆく」という表現で核心を示しており、耽美と恐怖が同居する物語です。

テーマと表現上のポイント

物語は、人間の強さや美しさだけでなく相反する醜さや愚かさ、そして心の果てにある究極の愛と救いを描きます。朗読劇という形式は、語りの力で観客の想像力を刺激するため、視覚的な恐怖に頼らずとも深い精神的な不安や感情の揺れを生み出せます。

また、舞台に配置されるダンサーや演出的な空間設計により、観客の視覚・聴覚・想像の三者が連動して恐怖と耽美を体験する構造が作られる予定です。

クリエイターからの言葉と公演の実務情報

原作と演出を担う二人からコメントが届いています。原文の趣旨はそのまま以下に掲載します。

原作:虚淵玄(ニトロプラス)

若気の至り。虚淵玄にとって、その一言につきる作品です。いや卑下ではなく、私が喪って久しい輝きの名残。その凝縮とも言うべき物語が『沙耶の唄』なのでしょう。執筆当時の私については、世界に爪痕を残したいという露悪、読み手の記憶に消えない染みを残したいという切なる加虐心を記憶しています。そのぐらい何かに憤り、嫉妬し、餓えていた頃の作品です。年齢を重ねて円熟してしまったが故に二度と書けない類の物語。そういう意味で私はこの作品をこよなく愛しています。あのとき、たしかに内なる心の闇を映した鏡として一本の作品を書いたという満足感。それを今、こうして舞台で再現していただけるのは望外の喜びです。

脚色・演出:末満健一

醜くて、禍々しくて、どうしようもなく美しい世界。心の深い底で静かに、そして確かに蠢く愛と狂気。恐怖や嫌悪に身を竦めながら、同時に胸の奥から湧き上がってくる名づけ難い別の感情──初めてこの物語に触れた時の衝撃を、今でも忘れることができません。人が人であることの境界を揺さぶり、倫理や常識を易々と踏み越えてくるその物語は、触れる者の価値観を容赦なく侵食する力を持っています。舞台という生身の表現の場で、この歪んだ愛と世界はどのような貌を見せるのか。虚淵玄さんの創り出した深淵へ、キャストやスタッフと共に覚悟をもって飛び込みたいと思います。

公演に関する実務情報は以下の通りです。チケット料金は全席指定で10,500円(税込)です。チケット一般発売日や取り扱いプレイガイドの詳細は公式サイトで案内されます。

  • タイトル:朗読劇『沙耶の唄』
  • 原作:虚淵玄(ニトロプラス)
  • 脚色・演出:末満健一
  • 会場:草月ホール
  • 日程:2026年6月4日(木)〜6月14日(日)
  • チケット料金:¥10,500(税込・全席指定)
  • 主催:朗読劇『沙耶の唄』製作委員会
  • 公式サイト:https://www.saya-roudoku.jp
  • 公式X:@saya_roudoku
  • 公演問い合わせ:MMJ(http://www.mmj-pro.co.jp/contact/stage、平日11時〜17時)

まとめ:公演情報の一覧表と締めくくり

以下の表は、本記事に記載した主要情報を整理したものです。公演を検討する際の基本情報として参照ください。

項目 内容
タイトル 朗読劇『沙耶の唄』
原作 虚淵玄(ニトロプラス)
脚色・演出 末満健一
上演期間 2026年6月4日(木)〜6月14日(日)
会場 草月ホール
チケット料金 ¥10,500(税込・全席指定)
出演(主な記載) 勾坂郁紀役:蒼井嵐樹、荒牧慶彦、岩崎悠雅、梅津瑞樹、佐藤流司、福澤侑(五十音順)/沙耶役:池田朱那、大熊杏優(五十音順)/戸尾耕司役:松田岳/高畠青海役:夏川アサ/津久葉瑤役:武内愛莉/担保涼子役:汐月しゅう/他ダンサー6名
公式 公式サイト:https://www.saya-roudoku.jp/公式X:@saya_roudoku
問い合わせ MMJ(http://www.mmj-pro.co.jp/contact/stage、平日11時〜17時)
著作権表記 ©︎2003 NITRO ORIGIN / ©︎朗読劇『沙耶の唄』製作委員会

本公演は、原作のもつ強いテーマ性と朗読劇ならではの表現の掛け合わせにより、観客の想像力を喚起する構成が予定されています。原作を知る観客にも、舞台表現としての新しさを求める観客にも注目すべき企画です。チケットの詳細や発売情報は公式サイトを参照してください。