エムール ミレニアム ノンコイル、3層ウレタンでホテル級寝心地
ベストカレンダー編集部
2026年2月4日 09:44
ミレニアム販売開始
開催日:2月2日
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ホテルのベッドの寝心地を日常に──コイルの欠点を見直したノンコイル設計
健康家具ブランドEMOORを展開する株式会社エムールは、2026年2月2日より『ミレニアム ノンコイルマットレス』(以下、ミレニアムマットレス)の販売を開始しました。今回の発表は、同社が2026年2月4日付で行ったプレスリリースに基づく情報を整理したものです。
ミレニアムマットレスは、コイルマットレスが持つ弾力性やホテルで味わうような寝心地を残しつつ、コイル特有の重量、きしみ、廃棄時の手間といった欠点を解消することを目標に開発されました。販売開始日や価格などの販売情報、製品仕様、研究・生産背景、販売チャネルまですべての公開情報を本稿に含めて示します。
発表と販売開始の日程
株式会社エムールによる正式発表は2026年2月4日、販売は2026年2月2日から開始されています。発表文中の会社表記は『株式会社エムール(東京都立川市:代表取締役 高橋 幸司)』です。
製品は公式オンラインショップ、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店を通じて販売され、各販売ページのURLも公表されています。流通工程の最短化により、買いかえやすい価格設計を実現したことが強調されています。
日本人の体格を踏まえた人間工学的な3層構造
ミレニアムマットレスは「厚さ20cmに、特性の異なる3種類のウレタン素材を組み合わせる」ことで、人体のラインに沿ったフィット感と、寝返りを助ける適度な弾力、底付きのない安定した支持性を両立しています。設計は日本人の体格をベースにした人間工学と寝心地研究に基づいています。
研究実績としては、日本睡眠環境学会や日本睡眠学会での発表があり、学術論文も複数掲載されています。具体的には高橋幸司氏らによる2024年・2025年の因果モデル提案に関する論文が挙げられており、エムール独自の寝心地研究を基礎に製品設計が行われています。
3層の役割と素材仕様
製品の中材は第1層から第3層までそれぞれ役割が明確に分かれています。触れた瞬間はやわらかく、体を受け止める一方で沈み込み過ぎない反発力を内側から与える構成です。
下記は各層の仕様と特徴です。
- 第1層(表層):低反発ウレタン、厚み3cm、密度35D、硬さ60NT。身体の凹凸を埋めてフィット感を高める役割。
- 第2層(中層):高反発ウレタン、厚み8cm、密度32D、硬さ220NT。縦スリットによる2次元カット加工で過度な沈み込みを防ぎ、弾力を与える。
- 第3層(下層):高反発ウレタン、厚み9cm、密度30D、硬さ190NT。全体の支持性を高め、マットレスの形状を保つ高密度層。こちらも2次元カット加工が施されています。
これら全層にミドルクラスからハイクラスで使われる密度30〜35Dの高密度ウレタンを採用しており、日常使用や宿泊施設での使用でも反発力と形状の復元性を保ちやすい設計です。
研究・特許と学術的裏付け
エムールは複数の学会発表と学術論文を公表しています。学会発表には日本睡眠学会第44回〜第48回定期学術集会への出展や睡眠環境学会第32回学術大会での奨励賞受賞(2023年)などが含まれます。
また、寝具選択システムや睡眠情報収集システムなど複数の特許(特許第6229983号、第6269980号、第6385605号、第6468666号、第6865485号、第6902809号、第6919909号、第7340299号など)が公表されており、製品提案やデータ収集の面でも技術基盤が整備されています。
日常利用を想定した扱いやすさとメンテナンス性
ミレニアムマットレスは「重い=良い寝心地」という常識を見直しています。ノンコイル設計により従来のコイルマットレスより軽量化を実現し、製品重量は約13.6kgです。側面には短辺両サイド4か所にハンドルが付いており、ローテーションや移動を容易にしています。
軽量化による移動のしやすさに配慮しつつ、裏面には強力なすべり止め生地を採用しているため、ベッドフレーム上はもちろん床置きでの使用にも対応します。ズレにくく、立ち上がり時や寝返り時の不安を軽減する設計です。
カバーと洗濯、日常の手入れ
表面の側生地はふんわりとした3層ニット生地を採用。アウターカバーはコの字型ファスナー仕様で取り外しやすく、アウターカバーのみ洗濯が可能です。中袋には出し入れしやすいメッシュインナーを使用しており、取り扱いのしやすさにも配慮しています。
日常の清掃やシーツ交換、引っ越しなどの場面で扱いやすさを重視した作りのため、ホテルなど複数台を導入する現場でも管理負担が小さくなる点がアピールされています。
導入・費用面の考え方
ミレニアムマットレスは流通工程の最短化で価格を抑え、買い替えやすい価格設計を実現しています。販売価格は36,300円(税込)です。規定のサイズはシングルのみで、寸法は約幅97×奥行195×厚み20cmとなっています。
エムールはホテルでの平均的なマットレス入れ替えスパンを10年、一般家庭では5〜10年の間に身体やライフスタイルの変化が起きる可能性を想定し、常に最適な寝具状態を維持することの重要性を示しています。また、エムール体験ショールーム来場者1,000名のアンケート(2025年12月/自社調べ)を背景に、ウレタン製の極厚・多層マットレスへの移行傾向を示しています。
販売チャネル、製造、企業情報の全容
ミレニアムマットレスはISO認定工場で生産されています。品質管理を行いつつ高密度ウレタンを採用することで耐久性と形状復元性を確保しています。販売サイトは以下の通り公表されています。
- エムール公式オンラインショップ: https://emoor.jp/products/so-millennium
- エムール楽天市場店: https://item.rakuten.co.jp/emoor/so-millennium/
- Yahoo!ショッピング店: https://store.shopping.yahoo.co.jp/at-emoor/so-millennium.html
会社概要として、株式会社エムールの本社は東京都立川市曙町1-25-12 オリンピック曙町ビル9F、代表取締役は高橋幸司、設立は2006年7月、資本金は4,500万円です。事業内容は寝具等の企画開発、ECサイト運営、睡眠教育サービスの企画開発などです。
体験ショールームは立川・青山にあり、ブランドサイトや公式オンラインショップを通じた情報提供も行われています。
学術・特許リスト(主なもの)
- 学術論文
- 高橋 幸司,大友 香穂里,田中 秀樹:2024「マットレスの寝心地に関する要因分析―全体的な寝心地の因果モデルの提案―」睡眠と環境,18巻1号:1-8頁。
- 高橋 幸司,大友 香穂里,田中 秀樹:2025「50~89歳におけるマットレスの寝心地に関する要因分析―全体的な寝心地の因果モデルの提案(第2報)―」睡眠と環境,19巻1号:1-8頁。
- 主な特許
- 寝具選択システム及び寝具物性認識システム(特許第6229983号)等、複数の特許が公表されています。
要点の一覧と製品仕様の表
以下の表は本稿で紹介したミレニアムノンコイルマットレスに関する主要項目を整理したものです。本文で示した販売情報、材質、寸法、製造・研究背景などをひと目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ミレニアム ノンコイルマットレス |
| 販売開始 | 2026年2月2日(販売開始)、プレス発表 2026年2月4日 |
| 価格 | 36,300円(税込) |
| サイズ | シングル:約幅97×奥行195×厚み20cm |
| 製品重量 | 約13.6kg |
| 側生地(アウター) | 表面:3層ニット生地、側面:ニット生地、裏:滑り止め生地 |
| インナーカバー | メッシュ生地、ポリエステル100%(出し入れしやすい構造) |
| 中材(第1層) | 低反発ウレタン、厚み3cm、密度35D、硬さ60NT |
| 中材(第2層) | 高反発ウレタン、厚み8cm、密度32D、硬さ220NT、2次元カット(縦スリット) |
| 中材(第3層) | 高反発ウレタン、厚み9cm、密度30D、硬さ190NT、2次元カット |
| 洗濯 | アウターカバーのみ取り外し、洗濯可能 |
| 付属機能 | 短辺両サイド4か所に取っ手、裏面滑り止め加工 |
| 生産 | ISO認定工場で生産 |
| 販売チャネル | 公式オンラインショップ、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店(各URLは公表) |
| 研究・学会 | 複数の学術論文・学会発表(日本睡眠学会、日本睡眠環境学会等) |
| 会社情報 | 株式会社エムール(本社:東京都立川市曙町1-25-12)、代表:高橋幸司、設立2006年7月、資本金4,500万円 |
上表は本稿で取り上げた全データを網羅的に整理したもので、製品仕様、販売情報、研究・生産背景、会社概要などを含んでいます。購入を検討する際や法人での複数台導入を検討する際の基礎情報として参照できる構成にしています。