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2/10-11 京都で当事者主体の第21回さがの映像祭

第21回さがの映像祭

開催期間:2月10日〜2月11日

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第21回さがの映像祭
いつどこでやるの?
第21回さがの映像祭は2026年2月10日(火)〜11日(水・祝)、ヒューリックホール京都(立誠ガーデン内)で開催。応募作品上映や授賞式、香港映画の特別上映と来日ゲストによるアフタートークなど、多彩なプログラムが予定されています。
チケットはいくらでどこで買えるの?
前売券は1,200円、当日券は1,500円。ただし2月10日の応募作品上映会は入場無料。チケットは公式ストア(https://com-sagano.stores.jp/)で販売、詳細や最新情報は公式サイトで確認してください。

京都から発信する当事者主体の映像祭 ― 第21回さがの映像祭の意義

さがの映像祭実行委員会(事務局:社会福祉法人全国手話研修センター)は、ろう者・難聴者が制作した映像作品を上映・発表する映画祭「第21回さがの映像祭」を、2026年2月10日(火)および11日(水・祝)の2日間、ヒューリックホール京都にて開催します。2025年に成立した手話施策推進法という社会的転換のもとで、当事者自身による表現と発信の重要性が改めて注目されていることが、本映像祭の位置づけを際立たせています。

本映像祭は、ろう者・難聴者が主体となって制作した映像を発表する長年の場であり、ドキュメンタリーやドラマなど多様なジャンルを通じて、多様な視点や価値観に触れる機会を提供します。手話文化やろう文化に関する理解を深めると同時に、映像表現と観客との対話を重視するプログラム構成が特徴です。

ろう者・難聴者の映像表現が集う「第21回さがの映像祭」香港作品『私たちの話し方』特別上映、出演者来日トークも実施 画像 2

社会背景と本祭の継続的役割

手話施策推進法の成立は、手話やろう文化への社会的理解を促進する枠組みを強化しました。こうした政策動向に呼応して、当事者による表現・発信の場を継続的に提供する意義は大きく、さがの映像祭はその代表的な実践の一つとして位置づけられます。

本祭を通じて、きこえる・きこえないを問わず共に作品を鑑賞する場をつくることは、情報保障や参加の可能性に関する具体的な実践でもあります。手話や字幕を含む情報保障は、単なる配慮にとどまらず多様性の表現の一部として扱われます。

主催
第21回さがの映像祭実行委員会
事務局
社会福祉法人全国手話研修センター、認定NPO法人 障害者放送通信機構
後援
一般財団法人全日本ろうあ連盟、京都市
ろう者・難聴者の映像表現が集う「第21回さがの映像祭」香港作品『私たちの話し方』特別上映、出演者来日トークも実施 画像 3

特別上映『私たちの話し方』――香港の当事者映画と来日ゲストの対話

2月11日(水・祝)には、香港で制作された映画『私たちの話し方』を特別上映します(2024年/132分)。本作は、異なる環境で育った20代のろう者3人を描き、「話すこと」「伝えること」を改めて問い直す作品です。登場する人物は、人工内耳で“普通”を求めるソフィー、手話に誇りをもつジーソン、手話と口話を使い分けるアランであり、きこえない当事者同士であっても多様な思考や選択が存在することを浮かび上がらせます。

本上映は日本国内での一般上映に先立つ公開となり、バリアフリー日本語字幕付きで実施されます。香港手話と広東語で制作された作品を、字幕によりきこえる人・きこえない人が同じ場で共有できるよう配慮した上映環境が整備されます。

ろう者・難聴者の映像表現が集う「第21回さがの映像祭」香港作品『私たちの話し方』特別上映、出演者来日トークも実施 画像 4

上映後のアフタートークと来日ゲスト

上映当日、アラン役を演じたマルコ・ン(吳祉昊)氏が来日し、上映後にアフタートークを行います。トークでは制作の背景、当事者としての経験、社会との関わりについて語り、来場者と直接対話する機会が提供されます。

作品クレジットは以下のとおりです。監督はアダム・ウォン(黄修平)、出演はネオ・ヤウ(游學修)、ジョン・シュッイン(鍾雪瑩)、マルコ・ン(吳祉昊)。日本語字幕は最上麻衣子、字幕監修はPalabra株式会社、配給はミモザフィルムズです。原題は「看我今天怎麼說」、英題は “The Way We Talk”、制作国は香港、言語は広東語・香港手話、上映時間は132分、カラー作品です。

会期中のプログラム詳細、特別企画、アクセスと参加方法

さがの映像祭では、全国から寄せられた応募作品を上映し、観客による投票を行う応募作品上映会をはじめ、映像作品コンクールの審査結果発表・授賞式、映像制作ワークショップ報告会など、多彩なプログラムを実施します。ジャンルはドキュメンタリーやドラマなど多岐にわたり、映像を通して多様な視点や価値観に触れる機会が用意されています。

本祭の大きな特徴の一つに、手話や字幕、文字情報による情報保障があり、きこえる・きこえないにかかわらず同じ場で映像作品を共有することを重視しています。来場者が直接作品制作者や出演者と対話する場が設けられる点も重要です。

開催プログラム・タイムテーブル(主な項目)

  • 2026年2月10日(火) 応募作品上映会(観客投票あり)
    • (1)15:30~ (2)16:30~(同一内容、入場無料)
  • 2026年2月11日(水・祝) 10:00~16:00
    • 特別映画上映『私たちの話し方』(バリアフリー日本語字幕付き)
    • 上映後アフタートーク(ゲスト:アラン役 マルコ・ン(吳祉昊)氏)
    • 映像制作ワークショップ報告会
    • 映像作品コンクール発表・授賞式

参加費は前売券が1,200円、当日券が1,500円です。ただし2月10日の応募作品上映会は入場無料です。チケットは公式ストアで販売されます。

公式情報やチケット販売のURLは以下のとおりです。

  1. 公式WEBサイト: https://sdmf-kyoto.com-sagano.com/
  2. チケット販売: https://com-sagano.stores.jp/

特別企画:深川勝三監督遺品寄贈を記念した展示

会期中には、日本で最初のろう映画監督である深川勝三監督が生前使用していたカメラやフィルムなどの資料が全国手話研修センターに寄贈されることを記念した特別企画が実施されます。これはろう映画史・手話文化史を後世に継承する取り組みとして位置づけられています。

寄贈資料の展示は、映像文化の歴史的文脈の中にろう者・難聴者の映像表現を置く試みであり、過去から現在へと続く文化の流れを来場者が実際に目にする機会を提供します。

会場案内と問い合わせ先、移動手段

会場はヒューリックホール京都(京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2 立誠ガーデン ヒューリック京都1F)です。同ホールが所在する立誠ガーデン一帯は、日本映画の歴史と深く関わる地域であり、「日本映画発祥の地」と称されることがあります。明治期から続く映像文化の地脈の上で、本祭が当事者による映像表現を提示することは意味のある配置となります。

公共交通機関の利用が推奨されており、主なアクセスは以下のとおりです。

最寄駅 所要
阪急京都線 京都河原町駅(木屋町北出入口) 徒歩3分
京阪本線 祇園四条駅(4番出口) 徒歩5分

会場周辺は映画史の舞台でもあり、展示や上映と合わせて場所の歴史性にも着目して鑑賞することができます。

問い合わせ先は以下のとおりです。事務局は社会福祉法人 全国手話研修センターが担当します。

さがの映像祭実行委員会 事務局(社会福祉法人 全国手話研修センター)
〒616-8372 京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4
FAX 075-873-2647 TEL 075-873-2646
Email: sagano.eizo@com-sagano.com

まとめ:開催概要の要点

以下の表は、本記事で紹介した第21回さがの映像祭の主要情報を整理したものです。開催日程、会場、主要プログラム、参加費、問い合わせ先、特別上映のクレジットなど、来場や取材に必要な基本情報を網羅しています。

項目 内容
イベント名 第21回さがの映像祭
主催 第21回さがの映像祭実行委員会
事務局 社会福祉法人全国手話研修センター、認定NPO法人 障害者放送通信機構
後援 一般財団法人全日本ろうあ連盟、京都市
日程 2026年2月10日(火)、2月11日(水・祝)
主会場 ヒューリックホール京都(立誠ガーデン ヒューリック京都1F)
2月10日 応募作品上映会(観客投票あり) (1)15:30~ (2)16:30~(同一内容、入場無料)
2月11日 10:00~16:00 特別上映『私たちの話し方』/上映後アフタートーク(マルコ・ン(吳祉昊)氏)/映像制作ワークショップ報告会/映像作品コンクール発表・授賞式
特別上映作品 『私たちの話し方』(原題:看我今天怎麼說、英題:The Way We Talk) 2024年/香港/広東語・香港手話/132分/カラー
出演・監督等 監督:アダム・ウォン(黄修平) 出演:ネオ・ヤウ(游學修)、ジョン・シュッイン(鍾雪瑩)、マルコ・ン(吳祉昊) 字幕:最上麻衣子 字幕監修:Palabra株式会社 配給:ミモザフィルムズ
参加費 前売券 1,200円/当日券 1,500円(2月10日の応募作品上映会は入場無料)
公式・チケット 公式WEBサイト: https://sdmf-kyoto.com-sagano.com/ チケット販売: https://com-sagano.stores.jp/
寄贈・展示 深川勝三監督のカメラやフィルム等の資料が全国手話研修センターへ寄贈されることを記念した特別企画展示
問い合わせ 〒616-8372 京都市右京区嵯峨天龍寺広道町3-4 FAX 075-873-2647 TEL 075-873-2646 Email: sagano.eizo@com-sagano.com
アクセス 阪急京都線 京都河原町駅(木屋町北出入口)徒歩3分、京阪本線 祇園四条駅(4番出口)徒歩5分

今回のさがの映像祭は、当事者の視点による映像表現を歴史的な場で提示し、観客と制作者の対話、情報保障を組み合わせることで、映像文化の多様性と継承を具体化する試みとなります。報道・取材・参加を検討する際は、上記の問い合わせ先および公式サイトで最新情報を確認してください。