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札幌発 コンクリートに頼らない−30dB遮音パネル

−30dB遮音パネル発表

開催期間:1月27日〜1月30日

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−30dB遮音パネル発表
この遮音パネルって本当にコンクリートなしで低音まで抑えられるの?
同社は自社残響室で周波数別に測定し、125Hz帯を含め実測−30dBを確認。吸音材の厚み・密度・空気層を最適化し、気流解析と音響解析の“ダブル解析”で性能を実現しています。展示での体感デモも行われました。
どんな現場で使えるの?データセンターにも使えるの?
太陽光や蓄電、データセンターなど24時間稼働の設備境界での防音を想定。排熱・吸気性能を損なわない設計で、既存施設の境界対策や新設現場への現場導入が見込まれます。

札幌発、コンクリートに頼らない遮音技術が示した「現場で使える」防音の新基準

ヤブシタホールディングス株式会社(本社:北海道札幌市中央区、代表取締役社長:森 忠裕、グループ16社)は、厚みのあるコンクリート壁に頼らずに低周波音まで抑えることに成功した国内初(※同社調べ)の「−30dB遮音パネル」を開発し、2026年1月27日から1月30日に東京ビッグサイトで開催された展示会「HVAC&R JAPAN 2026」で初公開しました。プレスリリースは2026年2月6日10時00分に公表されています。

展示会会期中、来場者からは「パネル1枚でここまで静かになるとは思わなかった」「騒がしい空間から入ると静かすぎて驚く」といった反応が寄せられ、実機による遮音実演は注目を集めました。今回の発表は、太陽光発電設備や蓄電ステーション、データセンター(DC)などのインフラ拡大に伴う騒音課題に対し、設備性能を損なうことなく境界で求められる静けさを確保する現実的な解決策を提示するものです。

札幌のヤブシタグループが国内初のコンクリート壁に頼らない”遮音パネル”を開発!防音の常識を覆す「低音域-30dB」を実現 画像 2

インフラ拡大と住環境が直面する「低周波騒音」の現実

全国で拡大するサイバー社会を支えるインフラ、特にデータセンター(DC)の立地は急加速しています。北海道内では石狩湾新港エリアや道央圏を中心に立地が進み、道が把握する「道内でのDC立地件数(2025年10月時点)」は計画中を含め45カ所に上ります。今春(2026年春)には苫小牧や石狩などで新たにDCが開設する見込みです。

この背景には、大規模自然災害や地政学上のリスクを分散する目的で、国が関東や関西を補完・代替するDCの中核拠点として北海道での立地を後押しする方針があると説明されています。一方で、DCは住宅地や既存市街地に近接して建設されるケースも多く、24時間稼働を前提とする機器から発生する低周波騒音や稼働音に対する、地域住民・自治体双方の懸念が現実的かつ喫緊の課題として浮上しています。

札幌のヤブシタグループが国内初のコンクリート壁に頼らない”遮音パネル”を開発!防音の常識を覆す「低音域-30dB」を実現 画像 3

「−30dB遮音パネル」の技術的特徴と実験プロセス

ヤブシタが開発した遮音パネルは、一般に減衰が難しいとされる低周波帯域(125Hz帯)を含めて実測で−30dBを達成した点が最大の特徴です。コンクリート壁以外の構造で厚さを抑えつつ、低周波125Hz帯の減衰を実現した点が同社の主張する国内初の要件に該当します(同社調べ:コンクリート壁以外の構造による30dB遮音として)。

製品設計と検証は自社研究拠点の簡易残響室を使い、3分の1オクターブごとに遮音性能を測定して行われました。検証では吸音材の厚み・密度・空気層条件を組み合わせ、数十パターンの実験を反復して最適解を導出しています。さらに、排熱や吸気の流れを損なわないことを重視し、気流解析と音響解析を組み合わせた「ダブル解析」で防音効果と機器性能の両立を確認しました。

札幌のヤブシタグループが国内初のコンクリート壁に頼らない”遮音パネル”を開発!防音の常識を覆す「低音域-30dB」を実現 画像 4

主な技術仕様と実測結果

下記はプレスリリースに示された主な仕様と検証結果の要点です。測定は実機実演での体感も含めて行われ、騒音環境下での体感音量は約8分の1に相当すると報告されています。

  • 125Hz帯を含む低周波の減衰に成功
  • コンクリート壁以外の構造で厚さを抑え、−30dBを実測で達成
  • 24時間稼働を想定した防音設計で、体感音量は約1/8相当
  • 自社簡易残響室で3分の1オクターブごとの測定を実施
  • 数十パターンの吸音材条件を検証済み
  • ダブル解析(気流解析+音響解析)により排熱・吸気性能を維持

実証試験の詳細では、吸音材の種類・厚み・密度だけでなく、内部の空気層の設計やパネル構造の最適化が遮音性能に与える影響を定量的に評価。これにより単に材料を組み合わせるだけでは得られない周波数帯別の設計検証を重ね、反復実験で性能を引き出したとされます。

展示会での実演内容と報道向け取材案内、企業情報

HVAC&R JAPAN 2026でのヤブシタグループ出展では遮音パネルの実演を通じて、来場者が「聞き比べ体感」できる展示が行われました。来場者体験では、騒音環境からパネル越しに入った際の静けさを直接体感するデモが用意され、具体的な周波数別実測データも提示されました。

メディア向けに用意された取材・撮影可能事項は以下の通りです。取材希望の申し込みについては同社広報窓口に連絡が可能です。

  1. 低音域(125Hz)を含む遮音の聞き比べ体感
  2. 騒音環境での体感音量「約8分の1」体験デモ
  3. −30dB遮音の実測データ紹介(周波数別グラフ等)
  4. 低音域125Hz帯を抑える技術の解説
  5. コンクリート壁に頼らない遮音パネルの構造・断面
  6. 代表取締役・開発担当者への単独インタビュー

上記以外にも取材・撮影希望があれば申し出に応じると明記されています。連絡先は広報窓口:山田(080-1165-8563)です。参考リンクとしてヤブシタグループの公式サイト(https://www.yabushita-hd.co.jp/)と、展示会の特設HP(https://www.jraia.or.jp/hvacr/)が示されています。

代表取締役社長のコメント

代表取締役社長の森 忠裕氏は展示会での反応や技術的な難易度について次のように述べています。

森 忠裕(代表取締役社長)コメント
「展示会では、最強クラスの防音壁『−30dB』を実際に体感いただき、多くの来場者がその遮音性能に驚かれました。企業様からは、スペックインの検討や製品開発への具体的な相談も数多く寄せられています。」
「この−30dBという減衰性能は、材料を組み合わせるだけでは実現できず、周波数帯ごとの設計検証と反復実験が不可欠です。インフラの拡大と生活環境の両立が求められる時代において、本技術は現場で‘使える防音’の新たな基準となることを目指しています。今後はさまざまな現場への展開を進めていきます。」

展示会概要、ヤブシタグループの事業背景、資料ダウンロード等

展示会「HVAC&R JAPAN 2026(第44回冷凍・空調・暖房展)」の開催概要は以下の通りです。会期は2026年1月27日(火)〜1月30日(金)、開催時間は10:00〜17:00(最終日は16:00まで)。会場は東京ビッグサイト 東展示棟4,5,6ホール。主催は一般社団法人 日本冷凍空調工業会、後援は経済産業省、入場は無料(事前登録制)です。展示会の特設HPは https://www.jraia.or.jp/hvacr/ にて案内されています。

ヤブシタグループについては創業60年を迎え、空調・冷熱部材でトップシェアを有する企業として、太陽光架台や照明部材などの設計・製造・販売を手がけています。20年以上の設備工事業の経験と最新の設計・解析技術を組み合わせ、グループ16社が連携して安全性と技術革新を追求する企業体として事業を展開しています。プレスリリース素材や展示会で使用した画像はダウンロード可能とされています。

項目 内容
発表日 2026年2月6日 10:00(プレスリリース公表)
発表者 ヤブシタホールディングス株式会社(本社:札幌市中央区)
代表 森 忠裕(代表取締役社長)
グループ構成 グループ16社
製品 コンクリート壁に頼らない「−30dB遮音パネル」
主な特徴
  • 125Hz帯を含む低周波の減衰
  • コンクリート壁以外で厚さを抑えつつ−30dB実測
  • 騒音環境での体感音量は約1/8相当
  • 吸音材の厚み・密度・空気層を数十パターン検証
  • 気流解析と音響解析のダブル解析で排熱・吸気性能を確保
実測値 −30dB(125Hz帯を含む、コンクリート壁以外の構造で実測)
展示会 HVAC&R JAPAN 2026(2026/1/27〜1/30) 東京ビッグサイト 東展示棟4,5,6ホール
取材可能内容
  • 125Hz帯を含む聞き比べ体感
  • 体感音量「約8分の1」デモ
  • 周波数別実測データの提示
  • 構造・断面の説明、開発者インタビュー等
広報窓口 山田(080-1165-8563)
参考リンク ヤブシタグループ公式サイト: https://www.yabushita-hd.co.jp/ / 展示会特設HP: https://www.jraia.or.jp/hvacr/

本稿では、ヤブシタホールディングスが公表したプレスリリースの内容をもとに、製品の技術的要点、展示会での実演内容、測定および検証手法、展示会概要、取材案内と連絡先、企業背景を整理しました。防音の現場運用に直結する設計検証と反復実験を経て得られた「−30dB遮音パネル」は、低周波帯域の抑制を含めた実測値と排熱・吸気性能の両立を示す技術として紹介されています。