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JCBとネットプロテクションズが提携 B2B決済を再構築

JCB×ネットプロ提携

開催日:2月6日

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JCB×ネットプロ提携
今回の提携って具体的に何が変わるの?
JCBとネットプロテクションズが連携し、NP掛け払い会員向けのJCB法人カード発行や請求書のカード支払い導入、法人ポータル連携で請求・支払・資金管理のデジタル化と利便性向上を目指す。
いつからそのサービスが使えるようになるの?
目標スケジュールは法人カードが2027年9月末まで、請求書のカード支払い機能が2027年12月末までの実現を目指すとされているが、詳細は順次公表される。

JCBとネットプロテクションズが描くB2B決済の“連携図”──基本合意書締結の要点

株式会社ジェーシービー(以下「JCB」)は、株式会社ネットプロテクションズホールディングス(以下「ネットプロテクションズHD」)およびその連結子会社である株式会社ネットプロテクションズ(以下「ネットプロテクションズ」)と、企業間決済(B2B決済)に関する業務提携の基本合意書を締結しました。発表日時は2026年2月6日15時30分です。本提携は、B2B領域のキャッシュレス化とデジタル化を促進することを目的としています。

今回の基本合意書は、両社がそれぞれ保有する与信ノウハウ、決済ネットワーク、オペレーションを結びつけることで、請求・支払い・資金管理を横断する新たな決済インフラの構築を目指すものです。契約の主体や具体的なサービス設計は今後の検討を経て順次公表される予定です。

JCB、ネットプロテクションズと企業間決済における戦略的業務提携に関する基本合意書を締結 画像 2

B2B決済の現状課題と本提携の狙い

国内の企業間取引においては、依然として請求業務のアナログ化や代金回収リスク、買い手企業の資金繰り改善が経営・業務の生産性を阻害しています。ネットプロテクションズは「NP掛け払い」を通じて独自の与信や与信後オペレーションを構築しており、掛け払い領域での実績とノウハウを持っています。

一方でJCBは日本発の国際カードブランドとして広範な加盟店ネットワークと決済ソリューションを有しており、B2CだけでなくB2B領域においても決済プラットフォームとしての役割拡大を目指しています。本提携は、こうした両者の役割分担とシナジーにより、企業間決済の利便性向上とキャッシュレス化の推進を目指すものです。

具体的な協業領域と開発スケジュール

両社は以下のサービスについて検討・開発を進めることを明示しています。各項目は目標時期が設定されており、段階的に実現を図る計画です。

下記の3点が明記された主要な協業項目であり、いずれも「NP掛け払い」を基軸としたB2B決済基盤の拡張を意図しています。

1. 「NP掛け払い」会員向け法人カードの発行

ネットプロテクションズが提供する「NP掛け払い」を利用する買い手企業および会員に対して、JCBブランドによる法人カードの発行を検討・開発します。目標としては2027年9月末日までの発行実現を目指すとしています。

本カードは「NP掛け払い」に関連する取引にとどまらず、広告費や公共料金など幅広い支払いに利用可能とする方針が示されています。これにより、企業の事務負担軽減や支払いのキャッシュレス化が期待されます。詳細は今後順次公表されます。

2. 「NP掛け払い」請求書に対するクレジットカード決済機能の追加

「NP掛け払い」を通じて発行された請求書に対して、買い手企業がクレジットカードで支払える機能を追加する検討・開発を進めます。こちらは2027年12月末日までの実現を目指すとされています。

導入により、「NP掛け払い」のユーザーは請求書の支払い手段にクレジットカードを追加でき、支払い期間や資金繰りに関する柔軟性が向上します。これに伴う与信・決済フロー、手数料設計、オペレーション整備については両社で協議し順次公開されます。

3. 法人ポータル関連事業での連携強化

JCBが提供するソリューションと「NP掛け払い」の連携を通じ、両社が保有する決済データとノウハウを組み合わせた高付加価値サービスの提供を目指します。ここでは決済データの利活用や、管理画面・ポータルの機能強化が想定されています。

イメージ図の作成や具体的な機能要件の検討は今後の課題として挙げられており、連携に伴うシステム連動やセキュリティ、データガバナンスの整備が重要な論点となるでしょう。

関係者のコメントと会社情報

本提携に対する両社代表のコメントが公表されています。ネットプロテクションズホールディングス代表取締役社長の柴田 紳氏は、JCBとの提携深化により「企業の資金繰り改善と決済DXを同時に実現し、日本の商習慣をよりスマートなものへとアップデートできる」と述べています。

またJCB代表取締役会長兼執行役員社長の二重 孝好氏は、ネットプロテクションズの掛け払い領域での提供価値と知見が「企業間決済の利便性向上において非常に強力なパートナーシップとなる」との見解を示しています。両氏とも提携による協業効果に期待を示しています。

株式会社ネットプロテクションズ(グループ)
  • 商号:株式会社ネットプロテクションズ(株式会社ネットプロテクションズホールディングスグループ、東証プライム 証券コード7383)
  • 代表者:代表取締役社長 柴田 紳
  • URL:https://corp.netprotections.com/
  • 事業内容:後払い決済サービス各種
  • 創業:2000年1月
  • 資本金:1億円
  • 所在地:東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階
株式会社ジェーシービー(JCB Co., Ltd.)
  • 商号:株式会社ジェーシービー
  • 代表者:代表取締役会長兼執行役員社長 二重 孝好
  • URL:https://www.global.jcb/ja/
  • 事業内容:クレジットカード業務、各種受託業務、融資業務、集金代行業務、前払式支払手段の発行・販売等
  • 創業:1961年1月25日
  • 資本金:106億1,610万円
  • 所在地:東京都港区南青山五丁目1番22号 青山ライズスクエア

本提携の要点まとめ(表形式)

以下の表に本リリースで示された主要項目を整理しました。各項目はプレスリリースに基づくもので、具体的なサービス設計や手続きは今後順次公表されることになっています。

項目 内容
発表日 2026年2月6日 15:30
合意の種類 企業間決済(B2B決済)に関する業務提携の基本合意書
提携当事者 株式会社ジェーシービー、株式会社ネットプロテクションズホールディングス、株式会社ネットプロテクションズ(連結子会社)
主な協業内容(1) 「NP掛け払い」会員向けのJCBブランド法人カード発行(検討・開発、目標:2027年9月末まで)
主な協業内容(2) 「NP掛け払い」請求書に対するクレジットカード決済機能の追加(検討・開発、目標:2027年12月末まで)
主な協業内容(3) 法人ポータル関連事業での連携強化(決済データ・ノウハウの活用、機能連携)
代表者コメント ネットプロテクションズHD 代表取締役社長 柴田 紳、JCB 代表取締役会長兼執行役員社長 二重 孝好(両者とも提携による決済DX・資金繰り改善への期待を表明)
関連URL ネットプロテクションズ:https://corp.netprotections.com/ 、JCB:https://www.global.jcb/ja/
備考 詳細は順次公表予定。プレスリリース原文はPDF版も提供される旨の記載あり。

本件は、掛け払いサービスと国際カードブランドの連携という観点から、請求書を起点とした支払い手段の拡充と、企業のキャッシュフロー管理の多様化に寄与する可能性を持ちます。今後は具体的な提供条件、スケジュールの詳細、システム連携体制および料金設計などが発表される見込みです。