3/12-13 WAIFF 2026 KYOTO:AI映画祭の注目セッション
ベストカレンダー編集部
2026年2月12日 14:55
WAIFF 2026 京都
開催期間:3月12日〜3月13日
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世界初・最大級のAI映画祭が日本へ――WAIFF 2026 in KYOTOの背景と狙い
世界初かつ世界最大級のAIに特化した国際映画祭「WORLD AI FILM FESTIVAL(WAIFF、読み:ワイフ)」が、2026年3月に日本(京都)で開催されます。発表日時は2026年2月12日正午、主催の株式会社TOKYO EPICによるプレスリリースとして公表されました。WAIFFは、映画と人工知能(AI)の交差点を探求する場としてマルコ・ランディ氏(元Apple欧州社長/COO)により創設され、2025年4月のフランス・ニースでの初開催は、53の国・地域から1,500作品以上の応募があり、会場来場者は2,000名を超える反響を呼びました。
本大会はさらに規模と影響力を拡大し、2026年4月のフランス・カンヌでの第二回大会「WAIFF Cannes 2026」へつながる予選群「Road to WAIFF Cannes 2026」を設けます。予選はブラジル(サンパウロ)、韓国(ソウル)、中国(無錫)、日本(京都)の4都市で実施され、各地で選出された優秀作品のみがカンヌ本大会へ招待されます。
- 運営体制
- WAIFF本体はフランス・アルプ=マリティーム県と、欧州の「AI・アート・社会課題」研究機関であるEuropIA Instituteの主導で運営され、技術革新と芸術表現をつなぐ国際的なプラットフォームとして展開しています。
- 日本開催の特徴
- 短編・長編のほか、SNS向け縦型マイクロシリーズ、広告映像、脚本+AIティーザーなど多様なカテゴリーを設置し、人間とAIの協働による新たな物語表現を広く募集します。
プログラムの柱:3月12日・13日のセッション構成と審査・表彰
WAIFF 2026 in KYOTOでは、AIと映画の未来を多角的に検討するセッション群を準備しています。初日(3月12日)はオープニングに重点を置き、審査員や識者による議論とアワード(授賞式)を実施します。二日目(3月13日)は国際トレンド、模擬裁判的ディベート、宮台真司氏による基調講演とディスカッションなどが予定されています。
以下は各日の主要プログラムの具体的な内容です。時間や登壇者は変更となる可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください(https://worldaifilmfestival.jp/)。
3月12日(木) Day1:オープニングとアワード
オープニングセッションのテーマは「映画、アニメ、CM~今、表現者はAIとどう向き合うべきか?」です。生成AIの登場により映像表現は劇的に変化しており、WAIFF 2026 KYOTOの審査員や識者が登壇してAIとの向き合い方やAIが変える世界について語ります。
同日の夜にはロームシアター京都 サウスホールにて公式アワード(授賞式)を開催します。公式アンバサダーらをプレゼンターに迎え、全5部門で人間とAIの協働が生む新たな物語を表彰。京都で選ばれた最優秀作品には、2026年4月開催の「WAIFF Cannes 2026」への参加権利が付与されます。
- オープニングセッション:登壇者はWAIFF審査員、識者ほか
- アワード(授賞式):公式アンバサダーらがプレゼンター、全5部門の表彰
3月13日(金) Day2:国際トレンド、模擬裁判、宮台氏のクリエイティブ論
二日目は「AI活用の国際トレンド」や「AIは敵か、味方か」を問うディベート、宮台真司氏による講演とディスカッションが組まれています。グローバルな視点と法的・社会学的な視点の両面からAIと映画の未来を検討します。
プログラムの主要項目は以下の通りです。
- AI×国際トレンド:「海外AI最新事情と日本IPの可能性」— プレゼンター:Douglas Montgomery(GLOBAL CONNECTS MEDIA CEO)。海外の生成AI状況と日本IPの可能性について語ります。
- AI×模擬裁判:「AIは敵か、味方か?」— クリエーター、プロデューサー、弁護士等を交えた模擬裁判的ディベート(登壇者調整中)。
- AI×宮台真司:「AI時代のクリエイティブ~圧倒的な絶望とその先の希望とは?」— 講演:宮台真司。続くディスカッションには櫻井大樹、齋藤優一郎などが登壇予定。
登壇者とゲストのプロフィール・コメント(フルテキストを掲載)
本章では、プレスリリースに記載された登壇者のプロフィールとコメントを掲載します。登壇予定の主要ゲストは以下の通りです。各人の発言は原文に沿って紹介します。
掲載する情報はプロフィール、経歴、コメントを含み、プログラムにおける位置づけを明記しています。
- 髙橋 望(たかはし のぞむ) 映画プロデューサー/アニメ特撮アーカイブ機構 理事
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プロフィール:1960年生まれ、東京都出身。スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』『紅の豚』など制作を担当し、『海がきこえる』『猫の恩返し』ではプロデューサーを務めた。日本テレビ移籍後は細田守監督作や山崎貴監督作などを手掛け、現在はアニメーション企画とアーカイブ活動に従事。
コメント:アニメーション制作は膨大な時間と労力を要する過酷な現場です。私は、AIの進歩がもたらす「効率化」や「省力化」が、映画制作の未来を大きく変えると確信しています。制作コストや予算の壁をAIが取り払ってくれるなら、これまで諦めていた壮大な企画や収益性にとらわれない尖った企画にも光が当たるはずです。技術の革新によって、アニメーション映画の企画の幅はより自由で豊かになるでしょう。AIという新たな力を味方につけて、表現の多様性を切り拓く。熱意あるクリエイターの挑戦に京都で出会えることを楽しみにしています。
- Douglas Montgomery(ダグラス・モンゴメリー) GLOBAL CONNECTS MEDIA CEO
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プロフィール:エンターテインメントおよび小売業界で20年以上の経験。16年間Warner Bros.に在籍し、アメリカ、日本、イギリスでの経営陣支援に従事。2021年にGLOBAL CONNECTS MEDIAを設立。ロサンゼルス拠点、国際映画祭「Global Stage Hollywood」主宰。AI、新しいナラティブ表現、グローバルIP開発の交差点に強い関心を持つ。
コメント:ハリウッドが100年かけて築いたインフラの優位性は、今まさにAIによる破壊的革新の下で崩れ去ろうとしています。ロサンゼルスでは、わずか3年間で数千ものエンターテインメント関連の雇用が失われました。これは労働力の約4分の1に相当します。ハリウッドのゲートキーパーとしての地位を正当化していた旧来のコスト構造は排除されつつあり、コンテンツは真の意味でグローバル化しています。ここで重要なのは「誰が最も多くのコンテンツを生み出せるか?」という点であり、その答えはアジアです。47億人の人口と深い文化的IPを持つアジアは、戦略的に動けば好機に変える位置にあります。日本のコンテンツは強力なソフトパワーを持ちながらも課題を抱えており、AIは両方の目標を達成するための現実的な道筋を提供します。私は、日本のスタジオがこの変革を活用して持続可能なグローバルオーディエンスを構築できるかを問います。ゲートはすでに開かれている。あとは、日本がそのゲートをくぐる意志があるかどうかです。
- 照井 勝(てるい まさる) 青山綜合法律事務所パートナー弁護士
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プロフィール:一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻非常勤講師(エンタテインメント法)、弁護士知財ネット理事。映画・テレビ、ゲーム、音楽、広告、アート等の契約交渉や紛争解決を専門。
コメント:半世紀生きている間に、2つの革命に遭遇しました。インターネットとAIです。法律はテクノロジーに常に周回遅れになりがちで、全世界の法律がAIに関連する問題に現在進行形で直面しています。カオスに近い状況の中で、映画に関連する法律や契約がどのようにAIに向き合っていくべきか。我々はその渦中で日々模索しています。参加者と共に進むべき道を探したいと思います。
- 宮台真司(みやだい しんじ) 人類学的社会学者・映画批評家
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プロフィール:1959年仙台市生まれ。現代社会の複雑性をシステム理論と身体性の両面から読み解く社会学者。映画批評多数、野外実践、恋愛ワークショップなど多岐にわたる活動を行う。最新刊『宮台式人類学──前提を遡る思考』が2026年3月10日刊行予定。
コメント:私の周辺では、動画作成経験のない学生たちが生成AIを使って数分のショート動画を次々に作り、それらをつなげた中編動画もあります。音楽家や物書きのプロのみならず、経営者や政治家も生成AIを用いて『二人羽織』化しています。データをクロールする生成AIと著作権で戦うのは無駄です。『その都度』の時期に生成AIがキャッチアップできていない表現を目指す時代が訪れました。先端科学の視座から『AIが与える体験』ではなく『AIを訪れる体験』がキーフレーズになるでしょう。
- 吉田尚記(よしだ・ひさのり) ニッポン放送アナウンサー(モデレーター予定)
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プロフィール:1975年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ラジオ・テレビ・イベント司会等のほか多方面で活動。2012年にギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。東京大学大学院情報学環在籍(研究テーマ:推し活とウェルビーイング)。著書多数。
コメント:メディアの歴史は技術の発明により書き換えられてきました。映画、アニメ、CGといった技術的変化が新しい表現地平を開いたように、今やAIが新たな特異点です。AIは単なる効率化ではなく、映画の定義すら変貌させる可能性があり、その地平に出会えることに期待しています。
会場・招待枠・応募方法と問い合わせ先
WAIFF 2026 in KYOTOの会場はロームシアター京都 サウスホール(〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13)です。株式会社TOKYO EPICがWAIFF JAPAN実行委員会の主幹事会社として事務局を構えています。
第一弾として、各日先着100名に1Dayパスを無料招待する取り組みが発表されました。対象は以下の日程と時間です。定員に達し次第受付終了となります。
| 日程 | 時間 | 枠数 |
|---|---|---|
| 3月12日(木) | 15:00~19:00(セッション / アワード) | 先着100名 |
| 3月13日(金) | 10:00~18:00(セッション 他) | 先着100名 |
申し込み方法:下記のPeatixページより希望日を選択して申し込む形式です。URL:https://waiff2026inkyoto.peatix.com (定員に達し次第受付終了)
注意事項:開催時間やセッション内容、登壇者は変更される可能性があります。最新のタイムテーブルや登壇者情報は公式ホームページ(https://worldaifilmfestival.jp/)で確認してください。
問合せ先(掲載情報通り)
作品に関するお問い合わせ:info@worldaifilmfestival.jp
宣伝に関するお問い合わせはフリーストーン高松・永松(fsp-pr@freestone.jp)。紙媒体担当:星貴子(090-6120-8733/atk.hoshi@gmail.com)。電波担当:山口紅子(090-3477-1206/beniko.yamaguchi@gmail.com)。ウェブ担当:永松貴子(takako.nagamatsu@freestone.jp)。
この記事の要点一覧(表形式)
以下に、本記事で触れた主要事項を整理してまとめます。日程、会場、申込、運営、主要セッションと登壇者を一目で確認できるように構成しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレス発表日 | 2026年2月12日 12:00(株式会社TOKYO EPIC) |
| イベント名 | WORLD AI FILM FESTIVAL 2026 in KYOTO(WAIFF) |
| 開催日(日本) | 2026年3月12日(木)、3月13日(金) |
| 会場 | ロームシアター京都 サウスホール(京都市左京区岡崎最勝寺町13) |
| 招待枠(第一弾) | 各日先着100名(3/12 15:00~19:00、3/13 10:00~18:00)/1Dayパス |
| 申込方法 | Peatixページ:https://waiff2026inkyoto.peatix.com(定員に達し次第締切) |
| 主要セッション(抜粋) | オープニング「映画、アニメ、CM~今、表現者はAIとどう向き合うべきか?」/アワード(全5部門)/AI×国際トレンド(Douglas Montgomery)/AI×模擬裁判/宮台真司講演+ディスカッション |
| 登壇予定ゲスト(主な氏名) | 髙橋望、Douglas Montgomery、照井勝、宮台真司、吉田尚記、櫻井大樹、齋藤優一郎 ほか |
| 応募カテゴリー(日本大会) | 短編、長編、SNS向け縦型マイクロシリーズ、広告映像、脚本+AIティーザー 等 |
| 本体運営 | フランス・アルプ=マリティーム県、EuropIA Institute 主導 |
| 公式サイト | https://worldaifilmfestival.jp/ |
| 問い合わせ(作品) | info@worldaifilmfestival.jp |
| 宣伝問合せ | fsp-pr@freestone.jp(フリーストーン高松・永松) |
以上がWAIFF 2026 in KYOTOに関する今回の発表内容の全容です。紹介した各セッションや登壇者の発言、応募・招待に関する情報は公式サイトと連動して更新される予定のため、最新情報は公式ページおよびPeatixの申込ページでご確認ください(https://worldaifilmfestival.jp/)。