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介護向け『ぷよぷよトレーナー』、5月から説明会開始

導入説明会開始

開催日:5月1日

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導入説明会開始
説明会っていつから始まるの?
公式発表では導入説明会を2026年5〜6月頃から順次開催予定としています。詳細な日程や申込方法は各社の公式サイトやSNSで随時案内されます。
これって介護現場で使えるの?職員の負担は増える?
現場負担を抑える設計が柱です。短い操作案内、難易度3段階、モードを2種に限定、得点自動記録などで準備や運用の手間を軽減することを目指します。

介護福祉の現場を「今日もやりたい」時間に変える狙い

松竹ブロードキャスティング、エレコム、エンタケア研究所、GLOEの4社は、株式会社セガが展開する『ぷよぷよ』シリーズを介護福祉や認知機能トレーニング向けに最適化した新作ゲーム『ぷよぷよトレーナー』の開発を共同で開始しました。プレスリリースは2026年2月17日 12時00分に公開されており、運営補佐として株式会社電通も参画しています。

本プロジェクトの根幹にあるのは、レクリエーションや余暇時間が「やらなければならない時間」にならないように、利用者の自発性を引き出す体験設計を行うことです。娯楽としての楽しさを活かしつつ、介護現場の負担を増やさない運用面の配慮を同時に進めることで、日常的に継続されるレクリエーションの選択肢を増やすことを目的としています。

介護福祉向け『ぷよぷよ』活用ゲーム『ぷよぷよトレーナー』開発開始 画像 2

製作委員会の構成と役割分担

本開発は4社による製作委員会体制で進められ、セガの既存IPを活用したうえで、各社の専門性を組み合わせる形で運営されます。電通は運営補佐として参加し、広報・啓発や導入支援の計画段階から関与します。

参加企業の立場は以下のとおりです。松竹ブロードキャスティングはメディアおよびシニア向けコミュニティの接点を活かした場づくり、エレコムは入力デバイスや周辺機器による操作性向上と計測・連携設計、エンタケア研究所は臨床的な知見と研究成果の提供、GLOEはゲーム体験設計と導入運用面の設計を担います。

  • 参加企業:松竹ブロードキャスティング、エレコム、エンタケア研究所、GLOE、セガ(IP提供)
  • 運営補佐:電通
  • 発表日時:2026年2月17日 12時00分
介護福祉向け『ぷよぷよ』活用ゲーム『ぷよぷよトレーナー』開発開始 画像 3

『ぷよぷよトレーナー』の設計方針と具体的な使いやすさ

『ぷよぷよトレーナー』は、既存の『ぷよぷよ』が持つ直感的なルール性や短時間での成功体験を、介護福祉施設で日常的に利用できるよう再設計することを目指しています。操作性、画面表示、モード構成などを絞り込み、利用者と職員双方にとって無理のない設計とすることが基本方針です。

具体的な使いやすさのポイントとしては、開始までの手順を短くする画面案内、難易度を「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階で用意する点、モードを「ひとりで遊ぶ」「ふたりで対戦する」の2つに限定する点、得点や回数を自動記録する点などが挙げられています。これらは、職員の準備負担を抑えつつ、利用者の自発的な参加を促すための工夫です。

介護福祉向け『ぷよぷよ』活用ゲーム『ぷよぷよトレーナー』開発開始 画像 4

操作面とモード設計の詳細

設計の主な特徴は以下のとおりです。まず、短い操作で始められることを重視し、画面の案内に従うだけで開始できる構成を想定しています。次に、難易度は3段階で利用者の状態に合わせて切り替えられるようにし、選択に迷わないためモードは2つに限定します。これにより、認知機能や運動機能の差がある利用者同士でも同じ場で並行して遊べるようにします。

さらに、得点や回数などの記録を自動で残す仕組みを備えることで、日常のレクリエーション実施状況を把握しやすくする予定です。加えて、認知機能を鍛えることが期待できるモード設計を組み込み、利用者が無理なく参加できる形を目指しています。

主な機能(予定)
・短時間で開始できる画面案内
・難易度「かんたん/ふつう/むずかしい」
・モード「ひとりで遊ぶ/ふたりで対戦」の2種
・得点・回数の自動記録
・認知機能を鍛えるモードの実装
介護福祉向け『ぷよぷよ』活用ゲーム『ぷよぷよトレーナー』開発開始 画像 5

専門家による監修と効果検証の取り組み

開発段階から介護・医療・福祉分野の専門家が参画し、体験設計や身体・認知に対する働きかけについて監修を行います。参加専門家には複数の精神科医、エンタケア研究所に所属する在宅医、看護師、心理士、外部の作業療法士、介護福祉施設の施設長などが含まれます。

エンタケア研究所は、BMC Geriatricsに掲載された研究論文を引用し、VR等のデジタル介入がMCI(軽度認知障害)やフレイル傾向にある高齢者の認知機能や運動能力の改善に有効である可能性を示した点を踏まえ、今回の取り組みを支える臨床的な基盤を提供します。実装後は、フレイル予防の観点からどのような変化が見られるかについて検証を進める予定です。

介護福祉向け『ぷよぷよ』活用ゲーム『ぷよぷよトレーナー』開発開始 画像 6

評価指標と検証の方向性

検証では、レクリエーションとしての継続性のみならず、身体活動や認知機能、日常生活での変化を複数の専門家と連携して計測・評価する計画です。具体的には、ゲーム参加頻度、プレイ時間、得点の推移、認知評価の変化などを含めた多面的な観察が想定されています。

開発チームは、ゲームが単なる「楽しい時間」にとどまらず、日常の中で身体や頭を自然に動かすきっかけとなっているかを専門的視点から確認する方針です。

導入説明会・社会的背景と各社のコメント

『ぷよぷよトレーナー』の導入を検討する介護福祉施設向けに、説明会を2026年5〜6月頃から順次開催する予定です。説明会では活用場面、始め方や費用、デモ体験、個別相談などが案内されます。開催日程や申込方法は各社Webサイトや公式SNSで順次告知されます。

この取り組みは、人材不足や業務負担が継続する介護福祉の構造的課題に対応するために立ち上げられました。厚生労働省の資料(令和7年5月9日「介護人材確保の現状について」)を引用した説明では、65歳以上人口は増加し、2040年には約3,900万人規模となる見込みであること、介護職員の必要数が令和4年度の約215万人から2026年度に約240万人、2040年度には約272万人が必要と推計されるとしています(22年度比+約57万人)。こうした背景を踏まえ、現場に負担をかけずに継続利用される体験設計の重要性が指摘されています。

製作委員会各社のコメント(抜粋)

エレコムの葉田甲太氏は、入力デバイスやタブレット周辺機器による快適な操作性や計測・連携を通じて、本プロジェクトをサポートしたいと述べています。エレコムはIT周辺機器メーカーとして、参加率・継続率の高い環境づくりに貢献する意向です。

エンタケア研究所の代表取締役 高丸 慶氏は、同研究所の最新研究(BMC Geriatrics掲載)を引用し、デジタル介入が認知機能や運動能力の改善に有効であり、安全性が高いことが示唆されている点を説明しています。エンタケア研究所は臨床経験と科学的知見を融合し、テクノロジーが高齢者の日常に溶け込むことを目指すとしています。

[1]>エンタケア研究所 ご担当者様 コメントのご記入をお願いいたします。

GLOEの代表 谷田優也氏は、楽しさを目的化するのではなく現場で無理なく使われる体験設計の重要性を強調しています。松竹ブロードキャスティングの代表取締役社長 井田 寛氏は、同社が運営するシニア向けコミュニティ「ナビトモ」などの接点を活かし、会話や笑顔が生まれる場づくりに貢献したいと述べています。

説明会で案内予定の項目

  • レクリエーションや自由時間などでの活用場面
  • 始め方や費用に関する考え方
  • 実際の画面を用いたデモ体験
  • 導入に関する個別相談

以下に、本リリースで示された企業概要や主要ポイントを整理した表を示します。記事の最後にまとめとして掲載します。

『ぷよぷよトレーナー』関連要点一覧
項目 内容
発表日 2026年2月17日 12時00分
開発主体 松竹ブロードキャスティング、エレコム、エンタケア研究所、GLOE(製作委員会)
IP提供 株式会社セガ(『ぷよぷよ』シリーズ)
運営補佐 株式会社電通
想定利用者 介護福祉施設の利用者、高齢者、認知機能トレーニング対象者
主な設計方針 短時間で開始できる案内、難易度3段階、モードを2種に限定、記録機能の実装、運用負担低減
導入説明会 2026年5〜6月頃より順次開催予定(詳細は各社Webサイト・SNSで告知)
専門家体制 精神科医、在宅医、看護師、心理士、作業療法士、介護福祉施設の施設長等が監修
社会的背景 高齢化の進行と介護人材不足(2040年の高齢者人口約3,900万人、介護職員必要数の増加見込み等)

上の表は、本プレスリリースで示された要点を整理したものです。導入スケジュールや詳細な仕様、説明会の申込方法などは、各社の公式サイトやSNSで順次案内されるため、そちらでの確認が案内されています。この記事では発表内容の全体像と設計思想、検証・導入に向けた体制を整理しました。