入間市×ファミリーマート、地域で始めるペットフードドライブ
ベストカレンダー編集部
2026年2月17日 18:16
入間市ペットフードドライブ
開催期間:2月10日〜3月2日
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入間市とファミリーマートが仕掛ける、日常の動線に据えた先制的フードドライブ
埼玉県入間市は、株式会社ファミリーマートと連携して、2026年2月10日(火)からファミリーマート入間扇町屋店(入間市扇町屋5-2-8)にて「ペットフードドライブ」を実施します。期間は2026年2月10日から3月2日(月)までで、未開封かつ賞味期限が2ヶ月以上残っている犬猫用フード(常温保存可)を回収し、保護猫・保護犬活動を行うボランティア団体へ寄付します。
本取り組みは、ファミリーマートが通常「猫の日」(2月22日)に合わせて猫にゆかりのある店舗で展開しているキャンペーンの一環ですが、入間市の要望により行政連携としては初めて、猫に関連しない店舗での実施が決定した点が特徴です。市と企業が協働し、日常の生活動線上にあるコンビニを支援の受け皿とする新たな枠組みです。
顕在化前の「静かなる危機」に備える—実施背景の詳細
現在、単身高齢者が入院や急逝した際に、その家で飼われていたペットの行き場がなくなるケースが増えています。事前情報がないため、動物ボランティア団体が緊急で引き取らざるを得ない事例が発生しており、全国的な社会課題として注目されています。入間市でも年間数件の相談が寄せられており、今後団塊ジュニア世代の高齢化が進むことで問題の急増が予測されています。
入間市は、問題が深刻化してから税金で対処するのではなく、予めボランティア団体を支援する仕組みと官民連携体制を築くことが重要であると判断しました。その一環として、日常的に立ち寄るコンビニに未開封のフードを持ち寄れる仕組みを設けることで、飼い主の悩みを解消し、物資不足に悩む団体を継続的にサポートすることを目指します。
事業の特長と実効性—行政の働きかけが企業の枠組みを広げた理由
本事業の最大の特長は、行政との連携によりこれまでの実施対象店舗の範囲が拡大した点です。ファミリーマートは通常、店名に「猫」が含まれる店舗や猫島近隣など猫にゆかりのある店舗でのみフードドライブを行ってきましたが、入間市生活環境課の要望により、猫に関連しない同店での実施が実現しました。行政の強い要望と地域事情に対する共感が、企業側の実施判断を動かしました。
また、食品ロス削減と動物福祉支援を同時に達成する点も事業の大きな魅力です。例えば、飼っていたペットが亡くなりフードが余った、あるいは買ったが口に合わなかったといった家庭の悩みを回収で解決すると同時に、日々物資不足に直面するボランティア団体への安定的な供給につなげます。集められたフードは保護活動団体「いるまドッグキャットの会」に提供されます。
事業実施の背景と狙い
入間市は問題が顕在化する前に手を打つことを重視し、官民が協働するセーフティネットづくりを目指しています。市民の生活動線であるコンビニが回収拠点となることで、寄付参加のハードルを下げ、より多くの家庭の余剰資源を有効活用することが期待されます。
行政と企業が連携することで、地域の福祉と環境配慮が同時に進むモデルケースとしての価値も高く、今後の類似施策の参考となる可能性があります。
実施概要、参加条件、メディア対応まで運用の細部
本フードドライブの実施概要は次のとおりです。期間は2026年2月10日(火)から3月2日(月)まで、回収対象は未開封で賞味期限が2か月以上残っている犬猫用フード、常温保存が可能なものに限定されます。回収場所はファミリーマート入間扇町屋店(入間市扇町屋5-2-8)です。
回収したフードは、入間市が連携するボランティア団体「いるまドッグキャットの会」に活用されます。店舗側と市側で受け入れ体制を整え、集積と配布のフローを確立したうえで運営されます。
報道関係者への案内と問い合わせ先
現地での取材・撮影対応は調整可能です。撮影希望の報道関係者は、生活環境課まで事前に連絡を行う必要があります。連絡先は以下のとおりです。
- 環境経済部 生活環境課(担当)
- 小島、下平
- 入間市豊岡1-16-1
- TEL:04-2964-1111(内線4220、4223)
- 企画部 秘書広報課(その他)
- 中村、遠山
- 入間市豊岡1-16-1
- TEL:04-2964-1111(内線3122)
入間市の地域資源と本事業の位置づけ
入間市は首都圏から電車で約1時間の位置にあり、緑豊かな狭山茶の産地として知られています。商業的茶産地としては日本最北であり、狭山茶には400年の歴史があるとされています。こうした伝統文化を守りつつ、ジョンソンタウンや三井アウトレットパーク入間などの都市的要素が共存する地域特性が、地域の多様性を支えています。
入間市は2022年に内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、「Well-being Cityいるま」というビジョンを掲げ、健康や幸せを実感できる持続可能なまちづくりを進めています。2022年には「おいしい狭山茶大好き条例」を施行し、地域文化の継承にも取り組んでいます。本フードドライブは、こうした地域の取り組みの一環として、地域資源(市民の協力・企業の店舗網)を活用しながら、福祉と環境負荷低減を両立させる事例です。
- 回収期間:2026年2月10日(火)~3月2日(月)
- 回収場所:ファミリーマート入間扇町屋店(入間市扇町屋5-2-8)
- 回収対象:未開封、賞味期限2か月以上の犬猫用フード(常温保存可)
- 提供先:いるまドッグキャットの会
入間市は地域課題解決のための外部提案窓口として「いるま未来共創ラボ」を設置しており、企業等からの提案を受け付けています。詳細は市公式サイトで確認できます。
市の公式情報は以下のリンクから参照できます。公式サイト、X(旧twitter)、YouTube、LINEの各アカウントを通じて情報発信がなされています。
- 入間市公式ホームページ:https://www.city.iruma.saitama.jp/
- X(旧twitter):https://twitter.com/_irumacity
- YouTube:https://www.youtube.com/c/irumacity
- LINE:https://line.me/R/ti/p/@irumacity
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年2月10日(火)~2026年3月2日(月) |
| 実施場所 | ファミリーマート入間扇町屋店(入間市扇町屋5-2-8) |
| 回収対象 | 未開封、賞味期限2ヶ月以上の犬猫用フード(常温保存可) |
| 寄付先 | いるまドッグキャットの会(保護活動の支援に活用) |
| 主催・連携 | 入間市(生活環境課)× 株式会社ファミリーマート(入間扇町屋店) |
| 報道問合せ | 環境経済部 生活環境課 小島、下平(内線4220、4223)/企画部 秘書広報課 中村、遠山(内線3122) |
| 入間市役所代表 | 住所:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号 TEL:04-2964-1111(代表) |
この記事では、入間市とファミリーマートが共同で始めるペットフードドライブの背景、目的、具体的な運用方法、地域における位置づけと連携体制について整理しました。行政と企業、地域のボランティアが連携することで、食品ロスの軽減と動物福祉の支援を同時に進める取り組みであり、発生が予測される社会課題に対する先制的な対応策としての意義が明確です。