学生プロジェクト生んだ桃香るジン、3/2発売「Dear20s」
ベストカレンダー編集部
2026年2月19日 10:28
Dear20s発売
開催日:3月2日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
学生の視点で生まれた一杯――「Dear20s」が完成、2026年3月2日発売
中目黒のジントニック専門店 The World Gin&Tonic〔Antonic〕を運営する株式会社サイドカー(本社:東京都目黒区、代表取締役:武田光太)が発起人となり、学生20名とともに進めてきたクラフトジン開発プロジェクトの集大成として、ジン「Dear20s(ディア トゥエンティーズ)」が完成しました。発売開始日は2026年3月2日です。
プロジェクトは2025年7月6日の東京八王子蒸溜所での初回会議(通称「八王子大会議」)を起点に始動し、約半年以上にわたる企画・試作・製造・販売に至る全工程を学生が主体となって行いました。今回の発表は、学生執筆によるプレスリリースの内容を基に構成しています。
商品コンセプトとネーミング、デザインの経緯
プロジェクトは「僕らのジンができるまで ‐学生20人の挑戦‐(通称:僕ジン)」という名称で進められ、学生たちは“20代のはじまりを祝う一杯”というコンセプトのもと、商品名やデザイン、味わいの方向性を検討しました。
命名は最終的に全員投票で決定したもので、“Dear(親愛なる)”が持つ温度感と、“20s”に込められた「20代の宛先」かつ「20人の20代がつくった」という二重の意味が採用理由として示されています。名前は、贈り物としても個人の節目を記録する一杯としても機能するよう設計されました。
デザイン選定のプロセス
ボトルデザインは学生メンバー内でコンペ形式にて選定され、日本大学芸術学部の星谷夏音氏が提案した案が採用されました。最終案は「ボトルメール」をモチーフとし、時代を越えて届く手紙のようなイメージで過去・現在・未来をつなぐことを意図しています。
採用されたデザインはプレゼンテーション後にブラッシュアップされ、商品としての体裁と伝えたいメッセージ性を両立する形に整えられました。デザイン決定過程では、卒業や桃の節句といった3月の季節感も意識されています。
味の設計と蒸溜所での実務――試作から本蒸留まで
味の方向性は、参加学生の出発点となった「20代の入口として親しみやすいフルーティなジン」を基に決定されました。議論の過程で「ファジーネーブル」「カシスオレンジ」「梅酒のロック」といった居酒屋カクテルにある親しみやすさがキーワードとして浮かび上がり、最終的に「桃」をメインの印象として制作が進められました。
香りや口当たりの比較テイスティングは複数回にわたり行われ、学生が主体的に意見を出し合ってレシピを絞り込みました。試作段階での主な日程には、2025年9月27日の中目黒での会合、11月9日の東京八王子蒸溜所での試作テイスティングなどが含まれます。
本蒸留と製造工程への学生参加
本製造は東京八王子蒸溜所(製造・販売元:株式会社大信)で行われ、学生も蒸留工程やボタニカルの調合、ボトリング・ラベリング・梱包作業に参加しました。通常は立ち入ることの難しい工程において、蒸留技師の指導の下で実務経験を積む機会が設けられました。
蒸留工程の具体的な記録としては、2026年1月28日の蒸留作業や、2月5日のボトリング/ラベリング作業の参加が報告されています。山梨の桃農家との連携により冷凍桃を大量調達できたことも、最終的な味わいのブラッシュアップに寄与しました。
商品概要とイベント情報:発売前・発売後の試飲機会
完成したジン「Dear20s」は、次の仕様で商品化されます。容量は500ml、アルコール度数は40%、希望小売価格は5,000円(税込)です。主なボタニカルにはジュニパーベリー、桃、桃花、オレンジピール、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、レモンピール、カルダモン、シナモンを挙げています。
テイスティングノートとしては、ストレートで桃花・白桃・桜餅を思わせる香りと円熟味、ほろ苦さと辛味の心地よい往還が特徴と説明されています。トニックウォーター等で甘みを加えると桃のみずみずしさが際立ち、しっかりとしたボディが後味をまとめ上げるとされています。
発売記念イベントの詳細
発売に先立ち、東京都内で学生企画のイベントが2回開催されます。第一は中目黒BEEPでのメディア取材・先行商品リリースイベント(2026年3月1日)、第二は高田馬場BAR THE HISAKAでのバー体験イベント(2026年3月15日)です。
それぞれのイベントは以下の通りです。
- 3月1日(日)中目黒 BEEP:商品リリースイベント
- 時間:第1部 15:00〜16:15/第2部 16:45〜18:00/第3部 18:15〜19:30
- 会場:BEEP / Bottle Keep Place(〒153-0043 東京都目黒区東山1-9-13)
- 入場料:1,000円(税込、ウェルカムジントニック1杯付き)
- 提供ドリンク:学生考案カクテル3種(ジンバック/ソルティアロマフロンティア/ファジーネーブルブロッサム)、カクテル1杯 1,000円(税込)
- ボトル販売:5,000円(税込、数量限定)
- 参加方法:事前予約・各部入れ替え制。空席があれば当日参加も可能。
- 3月15日(日)高田馬場 BAR THE HISAKA:リリース・カクテルパーティー
- 時間:16:00〜23:00
- 会場:BAR THE HISAKA(〒171-0033 東京都豊島区高田3-8-5 セントラルワセダ 1F)
- 入場料:チャージ 500円(税込、ウェルカムドリンク付き)
- カクテル価格:1杯 1,800円(税込)・学生割引 1,200円(税込)
- 提供:学生考案カクテル2種類+BAR THE HISAKAによるカクテル2種類、計4種類
- 参加方法:予約不要(来場順)だが、確実な来場を希望する場合は予約フォームから連絡可能
イベントに関する問い合わせはメール(bokugin0706@gmail.com)まで。プロジェクトのSNSとして僕ジンプロジェクトInstagramが運用されています。
関係者と学生メンバー一覧、プロジェクトの役割分担
本プロジェクトにおける製造協力は東京八王子蒸溜所(代表:中澤眞太郎)、味わい監修・ドリンク提供指導はTHE HISAKA(小倉広康)、流通や業務店連携では武蔵屋(小林卓也)が参画しています。代表発起人は株式会社サイドカーの武田光太氏です。
プロジェクトは商品開発の上流から下流まで学生主体で実施され、下記の役割分担が挙げられていました。
- 学生が担った主な業務
-
- プロジェクト全体の経営・マネジメント
- 企画開発の構想
- 試作・仕入れ
- 製造(試験蒸留・本蒸留)への参加
- デザイン(ラベル・販促物)の選定
- コピーライティング
- 販売活動(業務店・小売店)
- カクテルレシピ開発
- イベント企画・運営
- 広報・PR
以下に学生プロジェクトメンバーと所属を列挙します。プロジェクトに参加した20名の氏名と所属大学・専門学校は次の通りです。
| 所属 | 氏名 |
|---|---|
| 青山学院大学 | 呼日 |
| 京都産業大学 | 渡邉 砂凪 |
| 慶應義塾大学 | 芝崎 千恵/戸口 憲美 |
| 静岡県立大学 | 笠原 颯太 |
| 神奈川大学 | 山口 隼叶 |
| 中央大学 | 那須 登 |
| 中京大学 | 梶川 博司 |
| 東京科学大学 | 中川 倫太郎 |
| 東京大学大学院 | 白崎 悠斗 |
| 東京電機大学 | 宮里 祐希 |
| 東京ホスピタリティアカデミー | MHU KYAWT SAN/吉田 浩太朗 |
| 東洋大学 | 神谷 彩伸 |
| 日本大学 芸術学部 | 星谷 夏音/島田 瑞季/大西 天音 |
| 法政大学 | 大塚 恒暉 |
| 早稲田大学 | 山田 英照/堀田 治希 |
協力専門家として挙げられているのは、東京八王子蒸溜所の中澤眞太郎、THE HISAKAの小倉広康、武蔵屋の小林卓也です。製造・販売は株式会社大信 東京八王子蒸溜所が担当します。
要点の整理
ここまでの内容を整理した表を以下に示します。発売日、スペック、主なイベント、取扱店、問い合わせ先など、本文で触れた主要情報をまとめています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | Dear20s(ディア トゥエンティーズ) |
| 発売日 | 2026年3月2日 |
| 容量 / 度数 | 500ml / 40% |
| 希望小売価格 | 5,000円(税込) |
| 主なボタニカル | ジュニパーベリー、桃、桃花、オレンジピール、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリスルート、レモンピール、カルダモン、シナモン |
| 製造・販売元 | 株式会社大信 東京八王子蒸溜所 |
| 取扱い | Antonic(店頭・オンライン)、THE HISAKA、武蔵屋 など(数量限定) |
| 発売記念イベント | ①3月1日 中目黒 BEEP(入場料1,000円・要予約)/②3月15日 高田馬場 BAR THE HISAKA(チャージ500円・予約不要) |
| 問い合わせ | メール:bokugin0706@gmail.com / 僕ジンプロジェクトInstagram |
| プロジェクト発起人 | 株式会社サイドカー(代表:武田光太) |
| 主な協力者 | 東京八王子蒸溜所(中澤眞太郎)、THE HISAKA(小倉広康)、武蔵屋(小林卓也) |
以上がプレスリリースに基づく報告の要点です。学生20名が主体となって進めた商品開発の経緯、味わいの方向性、デザイン意図、製造工程、発売に関わるイベント情報および取り扱い店舗等を網羅して紹介しました。詳しい情報は主催のSidecar Ltd.公式サイト(https://sidecar.ltd/)およびプロジェクトの連絡先で確認可能です。