渋谷発 常設型AIエージェント『with Agent』が始動
ベストカレンダー編集部
2026年2月22日 09:44
with Agent発表
開催日:2月22日
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渋谷から始まる“常設型”AIエージェント導入──「with Agent」の全貌
発表の基本情報と位置づけ
カスタマークラウド株式会社は、2026年2月22日07時33分に、新サービス「with Agent」を発表しました。代表取締役社長は木下寛士氏、本社所在地は東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエアです。同社はBytePlusの公式グローバルパートナーとしての立場も有しており、AIクラウドインフラの日本展開支援を行っています。
「with Agent」は、生成AIの単発利用から脱却し、業務に常設するAIエージェント群を企業の実務に定着させることを目的とした商用サービスです。AGI駆動開発(またはAIネーティブ開発)を基盤に、AIを前提とした業務設計と運用を前提に構築されています。
サービスの技術的構成と標準仕様
標準構成では最大10体の役割分担型AIエージェントを搭載したマルチエージェントモデルを採用しています。各エージェントは情報収集、データ整理、分析、レポート生成などを分業することで、業務を自律的に実行する設計です。
常時稼働する常設型である点が特徴で、単なるチャットボットやワンショットの生成AI活用に留まらず、既存業務システムとの連携を想定した商用実装支援を含む点が前面に打ち出されています。
- 標準機能: 最大10体の役割分担型エージェント、常設マルチエージェントによる自律実行
- 支援領域: AGI駆動開発に基づく業務設計・商用実装支援
- 主な業務例: 情報収集、データ整理、分析、レポート生成、意思決定支援(人は高付加価値業務へ集中)
企業にもたらす効果と設計思想
具体的な効果と運用上の変化
カスタマークラウドは、生成AI市場が急拡大する一方で多くの企業現場でチャット形式の単発利用に留まり、部分最適に陥るケースが多いと指摘します。「with Agent」導入により、複数のエージェントが自律的に業務を実行する体制へと移行し、人は意思決定や戦略立案といった高付加価値領域へ集中することが可能になります。
企業にもたらす主要な効果は次の通りです。
- 情報収集・分析・報告業務の自動化と高速化
- 人材を高付加価値業務へ再配置し、作業効率と付加価値の両立
- AI活用の部分最適から全体最適への移行、業務構造の転換
業務設計とAGI駆動開発(AIネーティブ開発)の位置づけ
同社はAGIを単体の技術競争の対象と捉えるのではなく、産業を構造から変えるための前提条件としています。重要なのは、どのモデルが優れているかではなく、その基盤の上でどれだけ早く、どれだけ大きな価値を実装できるかという設計とスピードを重視する立場です。
この観点から「with Agent」は、単なるツール導入ではなく、部門別に最適化したエージェント群の展開、既存基幹システムとの統合、そして常設型AIインフラとしての導入拡大を視野に入れた製品設計と実装支援を提供します。
国際連携とイベント展開:Global Video Hackathon とパートナーシップ
Global Video Hackathon の目的と参加環境
カスタマークラウドは「Global Video Hackathon 2025」を主催しており、世界最大級のAI基盤を提供するBytePlus、次世代AI開発環境TRAE、900万人規模のコミュニティWaytoAGIと連携しています。本イベントは世界中のクリエイターやエンジニアが参加する国際AI映像ハッカソンで、最先端のAI動画生成API「Seedance」を活用した映像表現の革新を目指します。
参加者はSeedance APIを活用して新たなクリエイティブ手法や独自の映像スタイル、インタラクティブ動画に挑戦することができます。イベントはカスタマークラウドのメディア事業部が運営を担当しており、グローバルな技術連携のハブとして機能します。
主要パートナーと各社の役割
ハッカソンおよびカスタマークラウドの国際展開における主なパートナーと役割は以下の通りです。
- BytePlus(バイトプラス)
- 世界最大級のAI基盤を提供するグローバルテック企業として、生成AI基盤とクラウドインフラを提供。
- TRAE(トレイ)
- 次世代AI開発環境で、コード理解やタスク分解・自動実装を支援するIDEの提供。
- WaytoAGI(ウェイトゥーAGI)
- 約900万人のエンジニア/クリエイターが参加するAGIコミュニティ。国際的な教育・開発・研究を牽引。
- EDDY STREET(エディ・ストリート)
- グローバル企業向けのビデオマーケティング支援。ブランド戦略と映像制作での協業。
- AI Dreams Factory(エーアイ・ドリームズ・ファクトリー)
- 生成AIアプリの量産を行うクリエイティブ・エコシステム、日米中の開発ネットワークを通じた共創基盤。
これらの協業により、技術基盤、開発環境、コミュニティの三位一体で、AIを活用した映像表現やプロダクト開発の加速を図る体制が構築されています。
「ビットバレー2.0」構想、経営方針、会社情報と今後の展開
構想と経営方針――渋谷を起点とした再設計
カスタマークラウドは「第2のビットバレー構想 / Bit Valley 2.0」を掲げ、渋谷を拠点にAI産業の再集積(Re-concentration)を進めています。具体的にはAI生産工場(AI Dreams Factory)、CC AGI(AGI駆動開発・実装)、CC 連結経営(CC Konzern Model)、CC メディア事業、グローバルAIコミュニティとの連携を横断的に結びつける取り組みです。
経営の焦点は、売上の拡大と企業価値の最大化を同時に進めること、部分最適の積み上げではなく構造的に機能する事業基盤の構築とそのスピードある横展開に置かれています。木下社長は自社を「第2のビットバレーの震源地」と位置付け、日本のAI産業を“面”として再編することを目指すとコメントしています。
今後の具体的な展開と既存実績
プレスリリースで示された今後の展開は、部門別・業種別エージェントパッケージの開発、既存基幹システムとの統合強化、海外市場を視野に入れた導入拡大戦略の推進です。これらは「with Agent」を常設型AIインフラとして位置づけ、企業の業務基盤に組み込んでいくためのロードマップに該当します。
同社の主な実績には、日本最大級のカーメーカーや通信会社へのAI/DX支援、BytePlus公式パートナーとしての展開、AI Dreams Factoryの立ち上げ、CUSTOMER CLOUD Global Video Hackathonの主催などが含まれます。これらの実績が、AGI駆動の実務定着を進める基盤となっています。
代表者プロフィールと企業情報
代表取締役社長: 木下 寛士。BytePlusのグローバル公式パートナーとしての活動や、AGI・Local LLM・エージェント技術を軸に、AIを企業経営と社会基盤へ取り込む経営を行ってきた人物です。2018年創業以来、AI・DX支援を通じて大企業から成長企業まで幅広い変革をリードしています。
会社名: カスタマークラウド株式会社(Customer Cloud Corp.) 所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 公式サイト: https://www.customercloud.co.jp/ お問い合わせ: https://www.customercloud.co.jp/#contact
関連リンクとメディア関連
年頭所感の動画やAIアバター関連のページ、詳細な年頭所感全文など、情報発信のためのリンクが公開されています。主なリンクは以下です。
- 年頭所感(動画): https://youtu.be/oJFX0KWo15I?si=d8rRQGLoSp4X2xZa
- 年頭所感 全文(PR TIMES): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000649.000099810.html
- AIアバター年頭所感LP: https://www.customercloud.co.jp/event/aiavatargen/newyear2026/campaign/
- プレスリリース素材(ダウンロード): リリース内に画像ファイルのダウンロードが可能
要点整理(本記事で触れた内容の一覧)
以下の表に本リリースの主要情報を整理します。サービス仕様、企業情報、パートナー、イベント、今後の展開を一目で確認できるようにまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年2月22日 07:33 |
| 発表企業 | カスタマークラウド株式会社(代表取締役社長: 木下寛士) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア |
| サービス名 | with Agent |
| 標準構成 | 最大10体の役割分担型AIエージェント(常設型マルチエージェント) |
| 基本機能 | 情報収集、データ整理、分析、レポート生成、AGI駆動開発に基づく業務設計・商用実装支援 |
| 期待される効果 | 業務自動化と高速化、人材の高付加価値業務への再配置、部分最適から全体最適への移行 |
| 今後の展開 | 部門別・業種別エージェントパッケージ、既存基幹システム統合、海外市場展開 |
| 主要パートナー | BytePlus(グローバル公式パートナー)、TRAE、WaytoAGI、EDDY STREET、AI Dreams Factory |
| 関連イベント | Global Video Hackathon(Seedance API活用、国際ハッカソン) |
| 公式リンク | https://www.customercloud.co.jp/、年頭所感動画・LP・PR TIMES等の関連ページ |
本稿では、カスタマークラウドが発表した「with Agent」のサービス仕様、企業の戦略的目標、国際連携やイベント、今後の開発方針と実績を整理しました。プレスリリースに記載された内容を網羅的に取りまとめてあり、導入検討や技術動向の把握に役立つよう構成しています。