3月10日出展|エシカプラセンタ 高濃度アミノ酸素材
ベストカレンダー編集部
2026年2月24日 17:37
FOODEX2026出展
開催期間:3月10日〜3月13日
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北海道の現状と「エシカプラセンタ」が生まれた背景
北海道で増加を続けるエゾシカの個体数と、駆除後の未利用資源の問題が「エシカプラセンタ」誕生の出発点になりました。合同会社つれづれは、駆除の対象となっているエゾシカの未利用部位である胎盤を回収・活用することで、命を無駄にしない形で美容・健康素材として提供する取り組みを進めています。
地域の実情として、北海道は2024年度に道内でのエゾシカ捕獲数が前年度比0.4%増の157,525頭と発表しており、3年連続で過去最多を更新しました(2025年12月5日・北海道新聞掲載)。捕獲の内訳では有害捕獲(駆除)が125,885頭、狩猟が31,640頭で、推定生息数は約73万頭に達しているとされます。農業被害額も2023年度時点から増加しており、道は雌鹿を重点的に捕獲する方針を各市町村に呼び掛けています。
こうした背景のなかで、胎盤を廃棄していた流れを変え、買い取って利用することで雌鹿の積極的捕獲を支援する循環が期待されています。捕獲抑制による農業被害の軽減や地域負担の低減につながることが想定されています。
素材の特性:天然エゾシカ胎盤の成分と研究成果
「エシカプラセンタ」は、エシカル(倫理的)とエゾシカを組み合わせた名称で、現在商標登録出願中です。素材は出産前の胎盤を原料としており、出産直前で栄養成分が豊富に蓄えられた状態が得られる点が重要視されています。天然のエゾシカは体温が高く病気に強いとされ、厳しい自然環境を生き抜いた個体の持つ有用成分を期待して研究が進められました。
道総研食品加工研究センターとの共同研究や、東京農業大学での知見に基づく分析により、アミノ酸組成の優位性が明らかになりました。比較の結果、馬のプラセンタは豚の約300倍のアミノ酸量とされますが、エゾシカのプラセンタは馬と比べてグルタミン酸が2倍以上、ロイシンが12.8倍と高濃度であることが示されました。これらの数値は大手製薬会社の研究者からも注目を集めたとの報告があります。
抽出と分析の経緯
研究開始当初は胎盤の安定供給が課題で、全道各地で原料の確保に努める期間が続きました。胎盤の入手が可能となってからは、取り扱いや解体の専門知識を習得するための研修や専門機関によるレクチャーを受け、代表者が胎盤解体のスペシャリストとなっています。
その後、複数の抽出方法とアミノ酸分析を繰り返し、最適な加工プロセスを確立しました。製品化までは約3年間の研究開発期間を経ています。
製造工程・安全性・用途の具体性
製品はフリーズドライ(FD)加工により粉末化された形態で提供されます。原料となる胎盤は契約ハンターおよび鹿肉加工場でその日に捕獲された、新鮮なジビエを用いる個体のみが使用されます。捕獲当日中に真空冷凍保存し、その後独自技術により加工処理が施されます。
安全性は最優先とされ、安全性試験を経て商品化されています。製造・加工の段階での品質管理やトレーサビリティが確立されている点が強調されています。
用途と提供形態
エシカプラセンタは、用途に応じて以下のような製品化対応が可能です。用途ごとの具体的なニーズに合わせて加工や配合の相談に応じると明示されています。
- スキンケア原料(美容液や化粧品の原料)
- サプリメント原料(健康食品・アンチエイジング素材)
- ペット用フード・サプリメント原料
- OEM・原料供給(差別化を図りたい事業者向け)
企業側のニーズ例として「新素材を探している」「他社と差別化を図りたい」「結果の出る本物を提供したい」「ペット用フード、サプリメントを作りたい」「こだわりある顧客に提供する商品を探している」などが挙げられており、問い合わせに応じた個別対応が示されています。
展示会出展情報と問い合わせ先
合同会社つれづれはFOODEX 2026に出展します。出展期間は2026年3月10日(火)〜3月13日(金)で、会場は東京ビッグサイト南展示棟4階4ホール、出展小間番号はS4-K31です。展示枠は「極上北海道 supported by ノーステック財団 ㉔合同会社つれづれ」として出展されます。
会場では粉末状のエシカプラセンタ(エゾシカのプラセンタをフリーズドライ化した製品)を紹介予定で、原料調達や加工工程、分析結果に関する説明が行われます。展示会での具体的な商談や原料サンプルの相談も可能とされています。
- 問い合わせ先(合同会社つれづれ)
- E-mail: asahikawa@turezure.biz
- 携帯: 090-6871-6226(齋藤)
- ウェブ: https://turezure.biz/placenta/
製品化にあたっては、胎盤の鮮度管理、真空冷凍保存、独自加工技術、品質検査および安全性試験を経た上での提供であることが明記されています。用途や納入形態に関する詳細は問い合わせによる個別相談を受付けています。
要点の整理
以下の表は本記事で触れた主要情報を簡潔に整理したものです。出展情報、原料の特性、研究成果、供給方法、問い合わせ先などを網羅しています。記事全体の内容を踏まえ、関係者や事業者が必要な情報にすばやくアクセスできるようにまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | エシカプラセンタ(エシカル+エゾシカ、商標登録出願中) |
| 形態 | 粉末(フリーズドライ/FD) |
| 原料 | 出産前の天然エゾシカ胎盤(契約ハンター・鹿肉加工場より当日捕獲の個体) |
| 保存・加工 | 捕獲当日中に真空冷凍保存、独自技術による加工 |
| 研究協力 | 道総研食品加工研究センター、東京農業大学等と共同研究・分析 |
| 成分の特徴 | 馬のプラセンタ(豚の約300倍のアミノ酸量とされる)と比較して、エゾシカはグルタミン酸で2倍以上、ロイシンで12.8倍の高濃度 |
| 用途 | 化粧品原料、サプリメント原料、ペットフード・サプリ原料、OEM対応等 |
| 展示会 | FOODEX 2026(2026年3月10日〜13日) 東京ビッグサイト 南展示棟4階4ホール S4-K31 |
| 問い合わせ | E-mail: asahikawa@turezure.biz / 携帯: 090-6871-6226(齋藤) / URL: https://turezure.biz/placenta/ |
| 地域的背景 | 北海道におけるエゾシカ捕獲数は2024年度で157,525頭(過去最多更新)、推定生息数約73万頭、農業被害の拡大 |
上記の表は、素材由来、製造プロセス、研究成果、流通・用途、展示会情報、問い合わせ先までの主要情報を一望できるように整理したものです。エシカプラセンタは、地域の未利用資源を活用しつつ、成分面での優位性を持った素材として商品化されています。さらに詳細な技術情報やサンプル提供、OEMの相談は記載の問い合わせ先にて案内されています。