3/14開幕 イマーシブ舞台『エデン』でロボと対話
ベストカレンダー編集部
2026年2月26日 10:41
イマーシブ舞台『エデン』
開催期間:3月14日〜3月15日
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没入型演劇で出会う、100年前のロボットと観客の対話
2026年3月14日(土)から3月15日(日)にかけて、西荻窪の遊空間がざびぃ(東京都杉並区西荻北5丁目9-12)で上演されるホワイトデーイマーシブシアター『エデン~博士の愛したロボット~』は、観客が物語の一部となって参加するイマーシブ(没入型)演劇である。物語の中心にいるのは100年以上前に地中から発掘された人間型ロボット「エデン」。観客と会話を交わしながら、記憶を取り戻していく過程が上演される。
本作は杉並演劇祭参加作品として全8公演を予定しており、上演時間はおおむね60分。観客が演劇の展開を間近で体感することで、舞台と観客の距離が最小化された表現が特徴となっている。イマーシブシアターとは観客も登場人物のひとりになったような没入体験を提供する演劇であり、演劇が観客の目と鼻の先で繰り広げられる点が重要である。
あらすじの要点
本作の出発点は「100年前に作られた研究所が、あの大災害をへて、つい先日地中から見つかりました」という設定だ。稀代のロボット研究者・上ノ内佳正(かみのうち よしまさ)の最高傑作である人間型ロボット・エデンが保存状態の良いまま発見され、見学会に参加したあなたはその研究所で記録の復元に関わることになる。
研究データを復元するには、博士が最後にエデンに伝えた“ある言葉”を入力する必要がある。一方で「上ノ内博士が、自分の作ったロボット エデンに殺された」という噂があり、物語は記憶・真実・人間と機械の関係性を巡りながら進行する。
- 舞台の位置づけ
- 没入型の演出で観客が実際に研究所の見学会を体験する構成。
- 主題
- 記憶の復元、人間と人工生命体の関係、AIの倫理と感情的側面。
公演スケジュールと会場、チケット購入方法
公演は2026年3月14日(土)~3月15日(日)の2日間、会場は遊空間がざびぃ(東京都杉並区西荻北5丁目9-12)。全8公演で、各日4回の上演が予定されている。上演時間はおおむね60分。
公演スケジュールは以下の通りで、3月14日18:00の回は終演後にトークショーが行われる。
- 3月14日(土)11:30/13:30/16:00/18:00★
- 3月15日(日)11:30/13:30/16:00/18:00
★印の回(3月14日18:00)は終演後に登壇者によるトークショーが開催される。トークショーはその回を鑑賞した観客のみが参加できる形式である。
チケット情報(すべて税込)
販売はチケットサイト「カンフェティ(Confetti)」にて行われ、運営はロングランプランニング株式会社(東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)である。チケット購入や会員特典、購入の流れに関する詳細はカンフェティの各種ページを参照すること。
料金は次のとおりである。
| 券種 | 価格(消費税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 一般チケット | 4,000円 | 通常の観劇チケット |
| 研究員チケット(ステージに登壇できる) | 6,500円 | 各公演10枚限定。ステージに登壇することができる特別券 |
カンフェティ(Confetti)公式サイト:https://www.confetti-web.com/
本作の公式情報はホワイトデーイマーシブシアター『エデン~博士の愛したロボット~』公式サイトでも案内されている。公式サイトのURLは以下。
公式サイト:https://phantomeria.my.canva.site/eden
キャスト陣とゲストトーク — 北条風奈の登壇と背景
今回の舞台には多彩な顔ぶれが揃っている。作曲家・ピアニストの新垣隆をはじめ、元アフィリア・サーガのユカフィン、舞台俳優の松尾彩加、ホリプロ所属フリーアナウンサー栗林さみ、舞台俳優でジュノンボーイ審査員特別賞の副島和樹、シンガーソングライター山田リイコ、元Fragrant Driveの板橋加奈らが出演する。
出演者の一人でありプロデューサー・脚本・演出を務める栗林さみは、幼少期に漫画『TWIN SIGNAL』と北条風奈の小説版に強い影響を受けたと語り、今作への影響を明言している。約35年前に描かれた作品が現在のAI事情を予見していたのではないかという視点も提示する。
- 主なキャスト
- 新垣隆(作曲家・ピアニスト)、ユカフィン(元アフィリア・サーガ)、松尾彩加(舞台俳優)、栗林さみ(ホリプロ所属フリーアナウンサー、プロデューサー/脚本/演出)、副島和樹(舞台俳優)、山田リイコ(シンガーソングライター)、板橋加奈(元Fragrant Drive)
ゲストトーク:北条風奈(ほうじょう・かざな)について
3月14日18:00回の終演後、同回を鑑賞した観客限定で小説家・北条風奈のトークショーが行われる。北条は漫画『TWIN SIGNAL』(原作:大清水さち、1992年~2001年に『月刊少年ガンガン』『月刊Gファンタジー』で連載)のノベライズを担当し、人工知能や人工生命体をテーマにした作品を多数手掛けてきた作家である。
北条はコメントとして、今回栗林さみの招きでトークショーに参加すること、長年人工生命体をテーマに執筆してきた経験があること、近年は生成AIやLLM(大規模言語モデル)への注目が高まり人間の関係構築に関する意識が変化している点を挙げている。『エデン~博士の愛したロボット~』が扱うテーマと重なる部分が多く、当日はキャストと共に現代と未来のAI像について深掘りする予定である。
- 北条風奈プロフィール(要旨)
- 小説家。『小説TWIN SIGNAL』(『TWIN SIGNAL』ノベライズ)でデビュー。代表作にサイバーパンク『奇跡の知性』、ハードボイルド『極楽島(ライサ)』シリーズ、本格ファンタジー『砂漠と黄金』などがあり、電子書籍を各書店で配信中。
ファントム座(Phantomeria)と制作背景、舞台の位置づけ
公演を行うファントム座(Phantomeria)は2025年に結成された新進気鋭の演劇集団であり、イマーシブシアター専門の劇団である。2025年10月、2026年2月に続き、本作が3作品目の公演となる。没入型演劇を主軸に据えた活動は、観客参加型の表現を追求する同劇団の方針に沿ったものだ。
プロデューサー・脚本・演出を務める栗林さみは、幼少期に大清水さちの漫画『TWIN SIGNAL』と北条風奈の小説版に影響を受けたと述べており、作品のテーマ的接点が作品制作の動機になっている。こうした出自が、舞台の世界観や演出にどのように反映されているかは観劇の大きな見どころの一つである。
制作側は本作を通じて、記憶や感情を有する存在としてのロボット像、そしてAI技術の発展が人間社会や日常にもたらす問いを提示することを目指している。これは本作が設定する発掘と復元、そして噂に伴う疑念という構造により、観客自身が物語の核に向き合う設計を行っているためである。
要点整理(本記事で触れた主要情報の一覧)
以下の表に、今回の舞台公演に関する主要な情報を整理した。日程・会場・キャスト・チケット情報・特典(トークショー・研究員チケット)など、観劇を検討する際に必要な要素を網羅している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演タイトル | ホワイトデーイマーシブシアター『エデン~博士の愛したロボット~』 |
| 公演期間 | 2026年3月14日(土)~2026年3月15日(日) |
| 会場 | 遊空間がざびぃ(東京都杉並区西荻北5丁目9-12) |
| 上演回数 | 全8公演(各日4回) |
| 上演時間 | 約60分 |
| スケジュール(主な回) | 3/14 11:30/13:30/16:00/18:00(18:00回は終演後トークショー) 3/15 11:30/13:30/16:00/18:00 |
| トークショー | 3月14日18:00回終演後(同回を鑑賞した観客限定)。ゲスト:小説家 北条風奈(『TWIN SIGNAL』ノベライズ担当)ほかキャストとのトーク。 |
| キャスト | 新垣隆、ユカフィン(元アフィリア・サーガ)、松尾彩加、栗林さみ(プロデューサー/脚本/演出)、副島和樹、山田リイコ、板橋加奈 |
| チケット価格(消費税込) | 一般 4,000円/研究員チケット(ステージ登壇可・各公演10枚限定)6,500円 |
| チケット販売 | カンフェティ(Confetti)にて発売中。運営:ロングランプランニング株式会社(東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛) カンフェティ:https://www.confetti-web.com/ |
| 公式サイト | https://phantomeria.my.canva.site/eden |
| 主催・制作 | ファントム座(Phantomeria) — 2025年結成、イマーシブシアター専門、3作目の公演 |
以上が本作『エデン~博士の愛したロボット~』に関する公演情報と関連事項の整理である。今回の舞台は物語と演出を通じて、ロボットやAIと人間が交わる場面を観客と共有する形式を採っており、特に3月14日18:00回の終演後には北条風奈を迎えたトークショーで現代の生成AIやLLMと作品世界の接点が議論される予定である。公演、チケット、公式情報は上記のリンクを参照のこと。