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DEATH NOTEミュージカル、7月30日からバービカン上演

DEATH NOTEロンドン公演

開催期間:7月30日〜9月12日

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DEATH NOTEロンドン公演
いつどこで上演するの?
2026年7月30日から9月12日まで、イギリス・ロンドンのバービカン劇場で6週間限定上演。ホリプロとトラファルガーの共同プロデュースによるロンドンキャストの再構築版で、チケット情報は劇場公式サイトで順次発表される予定です。
前の公演と何が違うの?
2015年初演や2023年のコンサート版を経てブラッシュアップされた“再構築版”で、ウエストエンド実績のあるクリエイティブ陣が集結。演出・音楽・美術のスケールと物語の深みが強化されています。

ロンドン・バービカン劇場で上演決定──夏の6週間、〈DEATH NOTE〉が西洋舞台へ再出発

株式会社ホリプロは、2026年2月26日付の発表において、『DEATH NOTE: THE MUSICAL』がこの夏、イギリス・ロンドンのバービカン劇場にてロンドンキャスト版で上演されると発表した。上演期間は2026年7月30日(木)から9月12日(土)までの6週間限定公演で、共同プロデュースはホリプロとトラファルガー・シアター・プロダクションズが務める。

本作は2015年に日本で世界初演を果たし、その後10年以上にわたり日本、韓国、台湾などアジア各地で上演され高い評価を得てきた作品を、ブラッシュアップして再構築した〈再構築版〉で上演される。2015年の初演以降、作品はさらなる改良と成長を重ね、ロンドン・パラディアム劇場でのコンサート版は記録的なヒットを記録している。今回のバービカン公演は、その流れを受けて満を持して実現するプロダクションである。

日程と会場の意義

公演はサマーシーズンに組み込まれた特別企画として位置づけられており、バービカン劇場という舞台のスケールを活かした演出とプロダクションを予定している。公演期間は6週間という限定スケジュールで、ロンドンでの再演は2023年のコンサート版以来となる。

公式情報やチケット情報の詳細はバービカン劇場のウェブサイト(https://www.barbican.org.uk/)で随時案内される予定である。

国際的評価と制作背景:原作から舞台化、受賞歴と狙い

『DEATH NOTE』は原作が大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)による集英社発行のジャンプコミックスで、全世界で数千万部以上を販売した作品である。アニメ、映画、テレビドラマ、Netflix映画など幅広いメディア展開を経て国際的な文化現象になった原作を基に、ミュージカル版は舞台芸術として再構築されてきた。

韓国におけるミュージカルアワードで「最優秀ミュージカル賞」を受賞するなど高い評価を得てきた本作は、今回ウエストエンドを代表するクリエイティブチームの結集により、将来的なブロードウェイ上演を視野に入れたウエストエンド版としての完成度を目指している。

作品の持つ普遍性と今回の狙い

作品は「正義」「権力」「自らが神となることの代償」という普遍的テーマを扱っており、観客に知略と倫理の衝突、選択の重さを突きつける。製作サイドは、オリジナル版の成功を土台に、西洋の観客に向けてスケールと深みを増した舞台表現を届けることを狙っている。

コンサート版の成功後に続く本公演は、ストーリー性と舞台演出の両面でより劇的な構築が施される見込みである。

主要クリエイティブチームとキャストに関する情報

本公演の音楽は、トニー賞およびグラミー賞にノミネートされた作曲家、フランク・ワイルドホーンが担当する。ワイルドホーンは『ジキル&ハイド』『ボニー&クライド』などで知られ、ホイットニー・ヒューストンのヒット曲「Where Do Broken Hearts Go」の作曲でも知られる。

歌詞はトニー賞ノミネートのジャック・マーフィー、脚本はエミー賞ノミネートのアイヴァン・メンチェルが手がける。今回のウエストエンド版は作曲、歌詞、脚本の強力な組み合わせによって物語のドラマ性を国際水準に高めることを目指す。

主要スタッフ(発表されたスタッフ一覧)
作曲:フランク・ワイルドホーン(トニー賞・グラミー賞ノミネート)
脚本:アイヴァン・メンチェル(エミー賞ノミネート)
演出:スティーヴン・ウィットソン(『ハミルトン』UK公演、『ムーラン・ルージュ!』UK公演)
美術デザイン:ジョン・ボウサー(エミー賞ノミネート、『千と千尋の神隠し』『バット・アウト・オブ・ヘル』)
振付:ファビアン・アロワーズ(オリヴィエ賞ノミネート、ロンドン・パラディアム版『エビータ』等)
編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ハウランド(『グレート・ギャツビー』)
共同プロデュース:ホリプロ、トラファルガー・シアター・プロダクションズ

クリエイティブチームにはウエストエンドで実績のある人材が揃い、舞台表現の各要素(演出・美術・振付・編曲)が一体となって「DEATH NOTE」の世界を新たに構築する予定である。

キャストに関する詳細な配役情報は、今後の発表で順次公開される見込みであるが、本発表時点ではロンドン・キャスト版として上演されることが明記されている。

制作陣のコメント

発表文には主要関係者のコメントが添えられている。作曲家フランク・ワイルドホーンは、本作がバービカン劇場で上演されることを歓迎し、長年の成長を経て再構築版でさらに深みを増すことへの期待を表明した。

ホリプロ・グループ会長の堀義貴氏は、2015年の東京初演以来ロンドンの舞台に届けることを目標としてきたこと、ハワード・パンター卿との長年のパートナーシップのもとでバービカンに戻る意義を強調している。トラファルガー・エンターテインメント共同CEO兼クリエイティブ・ディレクターのハワード・パンター卿も、ホリプロとの30年以上にわたる関係を踏まえつつ、本作がバービカンのスケールと野心に合致するプロダクションであると述べている。

物語の概略と舞台が提示するテーマ

物語は、高校生の夜神 月(ライト)が、死神リュークが人間界へ落としたノート〈デスノート〉を手にしたことから始まる。ノートに名前を書かれた人間は40秒後に死ぬというルールを知った月は、司法制度に失望したことを契機に、テレビ中継で報じられた人質事件の犯人の名前を書いてその力を試す。

デスノートの力を確信した月は、自らを「新世界の神」と宣言し、世界中の犯罪者を裁くことで秩序を作ろうとする。やがて連続する不可解な死により人々は「キラ」と呼ぶ存在を生み出し、犯罪率は低下するが、その行為の正当性や倫理性が世界的な議論を呼ぶ。

この難事件に対して、世界的な名探偵Lが捜査に乗り出し、Lと月という二人の天才による高度な心理戦が物語の中心となる。物語は、あらゆる選択が死に直結する極限状況での倫理的な問いを投げかけ、観客に決断の重さとその代償を考えさせる構造になっている。

  • 主なテーマ:正義、権力、自己神格化の代償
  • 物語の視点:知略と倫理の衝突、不可逆な選択の重さ
  • 舞台意匠の方向性:壮大なスケールと現代的エネルギーを併せ持つ演出

既存のファンには“決定版”と位置づけられ得る一方で、原作をまだ知らない観客にも入りやすい構成を目指している点が今回のプロダクションの意図に含まれる。

公演概要と要点の整理

ここまでに記載したすべての公演情報、スタッフ、期間、会場などの要点を整理し、下の表にまとめる。

項目 内容
作品名 DEATH NOTE: THE MUSICAL(ロンドン・キャスト版、再構築版)
上演期間 2026年7月30日(木)~2026年9月12日(土)、6週間限定公演
会場 イギリス・ロンドン・バービカン劇場(Barbican Theatre)
共同プロデュース ホリプロ、トラファルガー・シアター・プロダクションズ
原作 「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ、作画:小畑健、集英社 ジャンプコミックス)
作曲 フランク・ワイルドホーン(トニー賞・グラミー賞ノミネート)
脚本 アイヴァン・メンチェル(エミー賞ノミネート)
歌詞 ジャック・マーフィー(トニー賞ノミネート)
演出 スティーヴン・ウィットソン(『ハミルトン』UK公演ほか)
美術 ジョン・ボウサー(エミー賞ノミネート)
振付 ファビアン・アロワーズ(オリヴィエ賞ノミネート)
編曲・オーケストレーション ジェイソン・ハウランド
関連ウェブサイト https://www.barbican.org.uk/

本稿は、ホリプロおよびトラファルガー・シアター・プロダクションズによる公式発表の内容を基にまとめた。公演スケジュール、スタッフ構成、原作や作品の背景、主要なコメントを網羅的に整理しており、上演に関する基本的な事実関係と制作上の特徴をひと目で把握できるよう配慮している。

詳細なキャスト発表、チケット販売情報、舞台の具体的なビジュアルや演出面の追加情報は、バービカン劇場及び制作関係者の今後の発表で随時更新される。