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3/4スタート 日本橋三越の職人が作るクラフト黒糖

職人が作るクラフト黒糖

開催期間:3月4日〜3月17日

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職人が作るクラフト黒糖
開催はいつで場所はどこ?
日本橋三越本店の本館地下1階と新館地下2階で、2026年3月4日〜3月17日に開催。50ブランド以上が参加し多くが数量限定、品切れや提供期間の違いに注意。
どんな黒糖があるの?おすすめは?
種子島は登り窯の直火で硬めさくっとしたすっきり甘、ネグロス(マスコバド)はまろやかで粉末状、高知・入野は繊細な結晶で華やかな香り。用途で選ぶと良い。

二百年の火が伝える、三つの地に根ざす〈クラフト黒糖〉の物語

2026年3月4日(水)から17日(火)まで、日本橋三越本店の本館地下1階および新館地下2階の食品フロアで、職人が手づくりする黒糖に焦点を当てた期間限定フェア「職人が作るクラフト黒糖」が開催されます。プレスリリースは株式会社三越伊勢丹ホールディングスにより、2026年2月27日11時00分に配信されました。本記事では、紹介された黒糖の産地ごとの特徴と、会場で販売される商品を詳しく整理します。

今回取り上げられるのは、種子島の登り窯で作られる沖ヶ浜田黒糖、フィリピン・ネグロス島のマスコバド糖、高知県入野地区で二百年続く入野砂糖の三種です。同じ“黒糖”という名称でも、原料の採取時期や製法、焚き方によって香りや甘さ、食感に明確な違いが生まれます。各地の職人たちが守り続ける手仕事の工程と、商品化された食品を合わせて紹介します。

伝統産業消滅の危機!二百年の職人技で作る「クラフト黒糖」を使った日本橋三越本店限定グルメが登場!約50ブランドから未来に残したい手仕事の味をお届け。 画像 2

種子島・沖ヶ浜田黒糖:登り窯と薪火で仕上げる直火の味わい

種子島・沖ヶ浜田の黒糖は、日本で唯一とされる登り窯を用いる製法が特長です。夜明けに冬の寒さで甘みが増したサトウキビを刈り、一番搾りの汁だけを使用。三つの釜に順に移しながら直火で煮詰めるため、薪の火加減を職人が見極めることが最重要となります。

直火の熱が順に伝わることで焦がさずに濃度と香りを高め、煮上がった糖液を台に流して熱いうちに均して成形します。硬めでサクッとした歯ざわり、雑味のないすっきりした甘さが特徴で、出来たては力強く熟成でまろやかになります。かつては数百軒あった製糖所が現在は2軒にまで減少している点も押さえておくべき事実です。

代表的な特徴
硬めの歯ざわり、すっきりした甘み、登り窯の直火仕上げ
製法のポイント
夜明け刈取・一番搾りのみ使用・三釜の直火煮詰め
伝統産業消滅の危機!二百年の職人技で作る「クラフト黒糖」を使った日本橋三越本店限定グルメが登場!約50ブランドから未来に残したい手仕事の味をお届け。 画像 3

ネグロス島・マスコバド糖:友情と支援の歴史が育てたやさしい味

フィリピン・ネグロス島のマスコバド糖は、手刈りされたサトウキビを鮮度を保って搬入し、石灰で澄ませてからじっくり煮詰め、撹拌して粉末状に仕上げる伝統製法で作られます。1980年代の砂糖国際価格の暴落を受け、農園労働者支援を目的とした交易事業が始まり、以後約40年にわたり流通・支持されています。

風味はまろやかで苦味や渋みが少なく、素材の風味を損なわずに引き立てる点で料理人やパティシエに好まれています。会期中は一部商品において、3月11日(水)~3月17日(火)と期間を区切っての提供が予定されています(企画表記に従う)。

代表的な特徴
まろやかで素材の味を引き立てる、粉末状のマスコバド糖
背景
1980年代以降の支援・交易事業を基盤に親しまれるようになった製品
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高知・入野砂糖:海性土壌と二百年の技が生む繊細な結晶

高知県黒潮町入野地区で伝承される入野砂糖は、江戸期から続く希少な砂糖です。海性土壌が育む特性と職人の技で、カリッと小気味よく溶ける結晶、ふわりと華やぐ香り、さらりとほどける繊細な余韻を持ちます。文政期には年末の砂糖炊きが地域に定着し、等級制度で最上位に位置づけられた記録も残ります。

製法は一番釜で灰汁を取り、澄まし桶で不純物を沈殿させ上澄を二番釜で高温にて炊き、三番釜は松の薪火で仕上げる工程が継承されています。型に流す瞬間の見極めが製品の品質を左右する重要な技術です。近年は担い手減少で存続が危ぶまれる時期もありましたが、移住者の参加により二百年の火がつながっています。

  1. 一番釜:灰汁取り
  2. 澄まし桶:不純物の沈殿と上澄み採取
  3. 二番釜:高温での炊き上げ
  4. 三番釜:松薪での最終仕上げ
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日本橋三越本店限定の出店ブランドと商品詳細(本館地下1階・新館地下2階)

本フェアでは、50ブランド以上が参加するとしており、会場の各フロアで産地別の黒糖を使った限定商品や既存商品のバリエーションが並びます。以下はプレスリリースに明記された出店ブランドと商品、価格、販売制限をすべて記載した一覧です。

価格はすべて税込表記で、数量限定の品は日ごとの販売上限が示されています。品切れの際は提供できない場合がある旨の注意書きもあります。

産地 ブランド 商品名 価格・備考
種子島・沖ヶ浜田黒糖 ヒオ アイスクリーム(新館地下2階) 琥珀の最中サンド(黒糖・黒蜜、マスコバド糖とココナッツの2種アイス食べ比べ) 1個 550円、50点限り
シターラ ティアラ(本館地下1階 洋総菜) ポテトと豆のカレー(黒糖の風味を活かした野菜カレー) 100gあたり 540円、各日2kg限り
叶 匠壽庵 あもや(本館地下1階 和菓子) あも 黒糖(中の求肥に黒糖使用) 1本 1,404円、300点限り
MY COOKIE STORE(本館地下1階 フードコレクション) 沖ヶ浜田黒糖とクリームチーズのクッキー(ラムレーズン等を使用) 1枚 701円、各日30点限り
※上記は沖ヶ浜田の製糖場の黒糖を使用した商品

続いてネグロス島・マスコバド糖と高知・入野砂糖に用いられた商品を同様に整理します。

産地 ブランド 商品名 価格・備考
ネグロス島・マスコバド糖 東京會舘(本館地下1階 洋菓子) マスコバド糖のマロンシャンテリー(黒蜜クリームと漉し栗) 1,512円
カフェタナカ(本館地下1階 洋菓子) ビスキュイ・マスコバド・テール(マスコバドとサントメカカオの3種ビスキュイ) 2,862円、各日30点限り
吉川水産(本館地下1階 生鮮・グローサリー) 本まぐろ赤身の黒糖〆(黒糖で締めた本まぐろ) 100gあたり 3,780円、各日10パック限り
天たつ(本館地下1階 生鮮) たれ雲丹(汐うにに黒糖を加えた調味料) 1瓶/30g 6,480円、30点限り
※一部商品は2026年3月11日(水)~3月17日(火)の期間限定として表記あり
産地 ブランド 商品名 価格・備考
高知・入野砂糖 アンテノール(本館地下1階 洋菓子) 苺のショートケーキ(入野砂糖ジェノワーズ、三越日本橋限定) 1個 918円
ジャン=ポール・エヴァン(本館地下1階 洋菓子) ケーク キャラメル イリノ(オレンジと生姜のコンフィ入り) 1本/12cm 3,996円、50点限り
三笠会館(本館地下1階 和総菜) 黒糖プリン(マスコバド・入野のブレンド) 1個 651円、各日15点限り
ノワ・ドゥ・ブール(本館地下1階 洋菓子) キャラメルバナナケーキ(マスコバド使用)および入野砂糖のキャトルカール 左:100gあたり 594円(通年商品) 右:100gあたり 810円(1カット約60g-80g)

以上のほか、会期中は50ブランド以上が参加するとされています。詳細は公式の告知ページにて確認することが推奨されます(関連リンク)。

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黒糖の黎明から現代まで:日本における砂糖の歴史的経緯と産地衰退の背景

砂糖は奈良時代に薬として日本に伝来し、正倉院の『種々薬帳』に“蔗糖”の記載が残っています。江戸期になると奄美を嚆矢として黒糖製糖が広がり、幕府の奨励により琉球・四国・薩摩へと普及しました。しかし明治期以降の輸入増と白砂糖の台頭により、国内の黒糖生産地は縮小していきました。

現在、登り窯や伝統的な手仕事で作る黒糖を守る職人・生産者は減少し、存続が危ぶまれる産地もあります。種子島ではかつて数百軒あった製糖所が2軒に、入野でも担い手不足に直面した時期がありました。こうした現状を受け、フェアのように産地や職人の技を紹介する機会が意義を持ちます。

奈良時代
蔗糖が薬として渡来(正倉院に記録)
江戸期
奄美発の黒糖製糖が広がり全国へ普及
明治以降
輸入白砂糖の増加で国内産地は縮小
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出展情報の要点整理とまとめ表

以下に、本記事で取り上げたイベントの主要事項と、会場で購入できる代表的な商品・価格・数量制限を表にまとめます。期間・場所・参加ブランド・主な商品の情報を整理することで、来場計画や贈答の選定に際しての参照としてください。

項目 内容
イベント名 職人が作るクラフト黒糖(日本橋三越本店限定)
開催期間 2026年3月4日(水)~3月17日(火)
開催場所 日本橋三越本店 本館地下1階・新館地下2階 食品フロア
主な産地 種子島(沖ヶ浜田)、フィリピン・ネグロス島(マスコバド糖)、高知・入野
参加ブランド(一部) ヒオ アイスクリーム、シターラ ティアラ、叶 匠壽庵 あもや、MY COOKIE STORE、東京會舘、カフェタナカ、吉川水産、天たつ、アンテノール、ジャン=ポール・エヴァン、三笠会館、ノワ・ドゥ・ブール ほか 50ブランド以上
価格帯(例) 一個550円~商品によって3,996円、マグロの黒糖〆は100gあたり3,780円、調味料は6,480円など(すべて税込)
数量制限 商品により限定数あり(例:ヒオ 50点限り、MY COOKIE STORE 各日30点、カフェタナカ 各日30点、吉川水産 各日10パック 等)
注意事項 価格は税込、画像はイメージ、在庫切れの際は販売中止の場合あり。掲載情報は告知日時点のもの
プレス発表日 2026年2月27日 11:00(株式会社 三越伊勢丹ホールディングス)
関連リンク https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f2/mg_kokutouselect_f.html

以上が、プレスリリースに基づく会期・出展品目・産地の特徴と歴史的背景の整理です。伝統製法を受け継ぐ職人たちの手仕事が生む異なる黒糖の味わいを、産地の物語とともに確認できる機会といえます。商品情報は変更される可能性があるため、来場前の公式告知ページでの最新情報確認を推奨します。