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内々定率55.7% 理系7割に到達、文系は停滞

27年卒内々定調査

開催期間:2月17日〜2月25日

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27年卒内々定調査
内々定って今どれくらい出てるの?
学情の調査では2月下旬時点で内々定率は55.7%。理系は70.3%と高く、文系は48.5%程度。採用広報解禁前に半数を超え、全体は前年並みの水準です。
理系が有利って本当?
はい。理系は技術系需要の高まりやインターン経由の早期選考で早期内定が進み70.3%に到達。生成AI導入等で事務系抑制も影響し理系優位が目立ちます。

2月下旬時点で見えた内々定の現状と主要トレンド

2月下旬時点の内々定率55.7%、広報解禁前に5割超す。理系早期化で7割、文系は前年下回り5割弱。就職活動率は減少局面に【27年卒調査】 画像 2

全体の内々定率とその変化

スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」におけるアンケート結果によると、2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生のうち、2月下旬時点の内々定率は55.7%に達しました。採用広報解禁の3月1日を目前に控え、半数を超えて60%に迫る水準です。

内々定率は前月比で+7.2ポイント上昇し、同時期としては過去最高値を更新しましたが、前年同時期と比較すると+1.4ポイントと微増に留まり、全体としては「ほぼ前年並み」のペースで推移しています。

2月下旬時点の内々定率55.7%、広報解禁前に5割超す。理系早期化で7割、文系は前年下回り5割弱。就職活動率は減少局面に【27年卒調査】 画像 3

本調査の要点(TOPICS)

本調査で明らかになった主要ポイントは以下のとおりです。数値は調査公表に基づき小数点第一位まで表示しています。

  • 2月下旬の内々定率:55.7%(前月比+7.2ポイント)
  • 文系:48.5%、理系:70.3%(理系は前年同月比+12.2ポイント)
  • 就職活動率:79.0%(前月比-7.2ポイント)、「就活を終了」した学生は14.0%
2月下旬時点の内々定率55.7%、広報解禁前に5割超す。理系早期化で7割、文系は前年下回り5割弱。就職活動率は減少局面に【27年卒調査】 画像 4

文系と理系の差が拡大—理系の早期内定化と背景要因

2月下旬時点の内々定率55.7%、広報解禁前に5割超す。理系早期化で7割、文系は前年下回り5割弱。就職活動率は減少局面に【27年卒調査】 画像 5

文理別の数値と傾向

文理別に見ると、理系の内々定率は70.3%で、前月比+9.9ポイント、前年同月比でも+12.2ポイントとなり、早くも7割台に到達しています。対して、文系は48.5%で前月比+5.8ポイントの伸びではあるものの、前年同時期を4.0ポイント下回る数値です。

これにより文理間の差は前月の17.7ポイントから21.8ポイントへと拡大しました。理系の超早期化、一部企業によるインターンシップ経由の早期選考の増加がその要因と推測されます。

2月下旬時点の内々定率55.7%、広報解禁前に5割超す。理系早期化で7割、文系は前年下回り5割弱。就職活動率は減少局面に【27年卒調査】 画像 6

背景分析:テクノロジー需要と採用戦略の変化

理系人材の需要が高まっている点は、技術系業務に直結する人材獲得の競争激化として現れています。企業側の観点では生成AIを含む業務自動化の導入が進む中で、事務系人材の採用抑制や選考基準の見直しが進行している可能性があります。

一方、文系では前年よりも採用ペースが鈍化していることが数値に反映されており、内々定取得が一部学生に集中している状況が示唆されます。学生側の志向や志望業界の選別、企業側の採用チャネルの違いなどが影響していると考えられます。

文理別内々定率(主要数値)
区分 内々定率(2月下旬時点) 前月比 前年同月比
全体 55.7% +7.2ポイント +1.4ポイント
理系 70.3% +9.9ポイント +12.2ポイント
文系 48.5% +5.8ポイント -4.0ポイント

就職活動率の低下と「就活終了」学生の割合

活動率の推移と意味するところ

「就職活動をしている」学生の割合は79.0%で、前月比-7.2ポイントの減少となりました。採用広報解禁前に8割を下回るのは異例であり、今回の前月比マイナスは今シーズンでは初めての現象です。

この数字は、学生側の活動ピークが既に過ぎた可能性、あるいは内々定を獲得した学生の活動終了が進んだことを示唆します。全体としては学生の活動率が減少局面に入ったと考えられます。

「就活を終了」した学生と文理別の活動差

「内々定を獲得し、就活を終了」した学生の割合は14.0%(前月比+4.1ポイント)でした。これにより内々定保有者の一部が活動を終えていることが確認できます。

文理別に見ると、文系の活動率は84.3%と比較的高い水準を維持している一方、理系は68.3%まで低下しています。理系は内々定率が高いことに伴って活動を終了する学生が増えているのに対して、文系は内々定が一定の学生に集中している状況が数値にも現れています。

活動率(全体)
79.0%(前月比-7.2ポイント、前年同月比-4.8ポイント)
就活終了(内々定保有)
14.0%(前月比+4.1ポイント)
文系活動率
84.3%
理系活動率
68.3%

調査概要、学情の事業内容、およびまとめ

調査の方法と対象

本調査は株式会社学情が実施したインターネットアンケートです。調査期間は2026年2月17日~2026年2月25日で、対象は2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生、有効回答数は311件です。

数値表記については、小数点第二位を四捨五入して小数点第一位までを表示しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があることが注記されています。

株式会社学情について

株式会社学情は東証プライム上場・経団連加盟企業で、1976年に創業、資本金は15億円です。2004年から「20代通年採用」を提唱しており、若年層向けの採用支援サービスを中心に事業を展開しています。

主なサービスには、会員数280万人を擁する転職サイト「Re就活」や30代向けサービス「Re就活30」、会員数60万人のスカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」などがあります。合同企業セミナーの実施や「転職博」「就職博」の運営、日本で初めての取組とされるサービスの展開など、多様な採用支援を手掛けています。

詳細は学情の報告ページをご参照ください:https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/report/27naiteiritsu0227/

要点の整理(表)

以下の表に、本記事で取り上げた主要数値を整理しました。数字は調査公表に基づいています。

指標 数値 前月差 前年同月差 備考
内々定率(全体) 55.7% +7.2ポイント +1.4ポイント 採用広報解禁前の値
内々定率(理系) 70.3% +9.9ポイント +12.2ポイント 超早期化が進む
内々定率(文系) 48.5% +5.8ポイント -4.0ポイント 前年よりペースが遅い
就職活動率(全体) 79.0% -7.2ポイント -4.8ポイント 採用広報解禁前に8割を下回る
就活終了(内々定保有) 14.0% +4.1ポイント 内々定取得者の活動終了が進む
調査期間 2026年2月17日~2026年2月25日(有効回答数:311件)

本レポートは、2月下旬時点の学生の内々定獲得状況と活動状況を整理したものです。理系の早期内定化と文系のペース低下、活動率の低下といった特徴が確認でき、今後の採用スケジュールや学生の活動行動を読み解くための基礎資料となる内容です。