湯浅政明大全復刊、フルカラー400Pが3/19発売
ベストカレンダー編集部
2026年2月27日 20:41
湯浅政明大全復刊
開催日:3月19日
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湯浅政明のイマジネーションを辿る復刊書の全貌
国内外で高い評価を受けるアニメーション監督・湯浅政明のスケッチ集が、株式会社パイ インターナショナルより2026年3月19日(木)に復刊される。復刊される書籍は『湯浅政明大全 Sketchbook for Animation Projects』で、フルカラー400ページ、B5判変型(240×185mm)のソフトカバーという仕様で刊行される。初版は2014年に株式会社飛鳥新社から刊行されたが、本復刊版では当時の内容を踏襲しつつ、初回封入特典として湯浅監督の描き下ろしイラストカード(A5サイズ/監督コメント入り)が封入される。
本書は監督本人が20代から描きためてきたカラースケッチ約900点を収録したもので、キャラクターデザイン、世界観設定、未制作企画のラフやイメージスケッチなど、創作の起源がわかる資料を網羅している。監督本人による詳細なコメントも併録されており、制作過程を読み解くための一次資料としても価値が高い。
- 発売日:2026年3月19日(木)
- 判型・仕様:B5変型(240×185mm)/ソフトカバー/400ページ(フルカラー)
- 収録点数:約900点のカラースケッチ
- 価格:本体4,800円+税
- ISBN:978-4-7562-6118-2 C0079
- 発行元:パイ インターナショナル
- 復刊についての注記
- 本書は2014年に株式会社飛鳥新社より刊行された書籍の復刊版である。表紙・中ページのレイアウト、色みは実際と異なる場合がある。
収録作品とスケッチの内容──約900点が示す創作の幅と変遷
本書に収められたスケッチは、監督がまだ監督デビュー前の20代から、その後20年以上にわたって描き続けてきたものが中心である。収録される対象作品は多岐にわたり、テレビアニメや劇場作品、参加作品、未制作企画まで網羅している。
目次・収録作品は書籍情報の通りで、個別の章立てや作品別のスケッチが整理されているため、読み進めることで湯浅作品に共通するビジュアル志向や色彩構成、キャラクター造形の原点が手に取るようにわかる構成となっている。
- クレヨンしんちゃん
- ねこぢる草(2001)
- マインド・ゲーム(2004)
- ケモノヅメ(2006)
- 夢みるキカイ(Genius Party)(2007)
- カイバ(2008)
- 四畳半神話大系(2010)
- キックハート(2012)
- 参加作品・イラスト・未制作企画
- 湯浅政明インタビュー
- DVD&Blu-ray
- マンガ Rocket Boy
スケッチの具体的な特徴と監督の言葉
スケッチは線描だけでなく、色彩を施したカラースケッチが中心であることが特徴で、監督本人も「ちゃんと書けないけど色をつければ分かる」と述べている。色によって輪郭や意図が立ち上がる描き方は、湯浅監督の作画感覚と色彩感覚がいかに創作の中核を占めているかを示している。
監督本人のコメントは次の通りである。「人に見せる為に描いたものではないので、恥ずかしいし、あの人ほど上手くもないし、でもなれた。ちゃんと書けないけど色をつければ分かるし。無我夢中の記録です。」この一文は、スケッチ群が単なる完成画の前段ではなく、制作そのものの記録であることを示している。
- 寄せられたコメント(川田十夢さん)
- 「映像化不可能と言われた原作やモチーフを、見事にアニメーション作品として完成させてきた湯浅監督の秘密のスケッチ集。超難題を自らの色彩、構図、動き、タッチ、ユーモアで解決してきたそのプロセスが克明に描き込まれている。想像の教科書なんてきっとこの世に存在し得ないけど、この本には無理難題との向き合い方と答えが、全部書いてあります。クリエイター諸君、カンニングでもするみたいに、ひっそりご覧ください。」
湯浅政明の経歴と主要な受賞・活動の軌跡
湯浅政明は1965年福岡県生まれ。亜細亜堂で『ちびまる子ちゃん』などの制作に参加した後、『クレヨンしんちゃん』で作画監督・設定デザインなどを担当した。2004年公開の『マインド・ゲーム』で長編監督デビューを果たし、以後国際的評価を得る作品群を監督してきた。
主な受賞・選出歴や活動の流れは以下の通りである。受賞歴と作品選出の経緯は、作品ごとの評価とともに湯浅監督の表現領域の広がりを示している。
- 2004年『マインド・ゲーム』:第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、第59回毎日映画コンクール大藤信郎賞、2005年ファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞、監督賞、脚本賞などを受賞
- 2013年:株式会社サイエンスSARUをチェ・ウニョン氏と共に設立
- 2017年『夜明け告げるルーのうた』:アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞(最高賞)受賞
- 2018年:Netflix配信アニメシリーズ『DEVILMAN crybaby』監督
- 2020年:テレビアニメ『映像研には手を出すな!』監督を最後にサイエンスSARUを退社
- 2021年『犬王』:第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出、のちに第80回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞と第50回アニー賞長編インディペンデント作品賞にノミネート
- 2025年2月:ame pippin株式会社を設立
これらのキャリアは単なる受賞リストにとどまらず、湯浅監督が日本国内のみならず国際的なアニメーション表現に大きく寄与してきたことを示している。スケッチ集は、その制作の起点や思考過程を知るうえで重要な資料になる。
湯浅監督の各種公式アカウントと出版社の関連リンクも公開されている。これらは書籍の詳細情報や関連ニュースにアクセスする際に参照できる。
- 湯浅政明 X(旧Twitter):https://x.com/masaakiyuasa
- 湯浅政明 Instagram:https://www.instagram.com/yuasa1965/
- 書籍ページ(PIE):https://pie.co.jp/book/i/6118/
- PIE ニュース:https://pie.co.jp/news/4887998/
- パイ インターナショナル:https://pie.co.jp/
- PIE Comic Art:https://pie.co.jp/comicart/
- PIE Comic Art X:https://x.com/PIE_Comic_Art
- PIE Comic Art Instagram:https://www.instagram.com/pie_comic_art/
- PIE Comic Art YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCqwh9TN9F1zoHQxHl5bqHTg
- 発行・問い合わせ先(出版社)
- 株式会社パイ インターナショナル 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4 TEL:03-3944-3981
書籍仕様の詳細と要点の整理
復刊される本書は、フルカラーで400ページにおよぶボリュームと約900点のスケッチを収録している点が最大の特徴である。監督が手がけた多数の作品のイメージスケッチや設定資料、未制作企画の断片まで含まれており、作品の多面性や実験的な試みを確認できる資料集となっている。
本章では書誌的な情報と主要ポイントを整理し、最後に表形式で要点をまとめる。書籍購入や資料参照の際に必要な基本情報は以下の表で確認できる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 『湯浅政明大全 Sketchbook for Animation Projects』 |
| 著者 | 湯浅政明(ゆあさ・まさあき) |
| 発売日 | 2026年3月19日(木) |
| 仕様 | B5判変型(240×185mm) / ソフトカバー / 400Pages(Full color) |
| 収録点数 | カラースケッチ 約900点(20代から20年以上にわたる作品群を収録) |
| 価格 | 本体4,800円+税 |
| ISBN | 978-4-7562-6118-2 C0079 |
| 初回封入特典 | 湯浅監督描き下ろしイラストカード(A5サイズ / 監督コメント入り) |
| 発行元 | 株式会社パイ インターナショナル |
| 問い合わせ | 株式会社パイ インターナショナル 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-32-4 TEL:03-3944-3981 |
| 関連リンク | https://pie.co.jp/book/i/6118/ 、 https://pie.co.jp/news/4887998/ |
以上の情報を踏まえると、本書は湯浅政明の制作初期から現在に至るまでの発想や手の動き、色の試行を追体験できる資料であり、アニメーション制作に関わるクリエイターや研究者のみならず、作品世界の背景を深く知りたい読者にとって重要な一冊となる。書籍に関する詳細は出版社および上記リンクで案内されている。