JCB法人カード明細がSAPPHIREへ自動連携、3月対応
ベストカレンダー編集部
2026年3月2日 12:51
JCBとSAPPHIRE連携
開催日:3月1日
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JCBとMiletosが連携——法人カード明細がSAPPHIREに自動で取り込まれる仕組み
JCB(株式会社ジェーシービー)とMiletos株式会社は、業務提携契約を締結し、2026年3月より、JCBが提供する「JCB法人カード利用明細データ連携サービス」が、Miletosの経費精算システム「SAPPHIRE(サファイア)」に対応することが発表されました。リリースは2026年3月2日 11時00分に公表されています。
この提携は、JCBが法人カード会員の利便性向上と経費精算システムとのデータ連携拡大を目指す方針と、Miletosが「SAPPHIRE」の利用拡大を図る方針が一致した結果です。両社は今回の連携により、法人カード利用後の処理を自動化し、経費処理の効率化と統制強化を目指します。
発表に含まれる企業情報(リリース冒頭の明記事項)
リリースには発表企業の基本情報が明記されています。JCBの本社所在地は東京都港区、代表は代表取締役会長 兼 執行役員社長:二重 孝好です。Miletosの本社所在地は東京都中央区、代表は代表取締役社長 兼 CEO:髙橋 康文です。
発表文全体には、今回のサービス連携の目的、実装時期、期待される効果などが具体的に示されています。PDF版プレスリリースの提供も案内されています。
自動連携の具体的な動作と利用者にもたらす変化
「JCB法人カード利用明細データ連携サービス」は、JCB法人カードの利用明細データを経費精算システムに自動で連携するサービスです。今回の対応により、JCB法人カードの利用明細が「SAPPHIRE」に取り込まれるようになります。
連携の結果、カードの利用日はじめ利用金額、加盟店名などの明細がSAPPHIRE側で確認できるようになり、証憑(レシート等)や事前稟議の紐付け、仕訳作成が容易になります。取り込み後の表示は最短で翌日とされており、日々の経費処理サイクルを高速化します。
データ連携の流れ(イメージ)
- カード利用 → JCB側の利用明細データ生成
- JCBの利用明細データ連携サービスから「SAPPHIRE」へ自動送信
- 「SAPPHIRE」画面のクレジット明細選択画面に利用日・金額・加盟店名等が表示(最短翌日)
- 社員は表示された明細に証憑や事前稟議を紐付け、仕訳を作成
この流れにより、手作業でのデータ入力や紙の証憑保管の負担が軽減され、経費申請作業の削減やペーパーレス化が進みます。
セキュリティとガバナンス面の設計
取り込まれたデータはSAPPHIRE上で変更できない仕様となっていることがリリースで明記されています。この仕様は、利用明細の改ざんを防止し、不正申請抑止や経費処理のガバナンス強化に寄与します。
また、SAPPHIREのAIによる自動照合・検証機能と組み合わせることで、証憑と申請内容、社内規程、過去実績などを突合し、不備や不正の兆候を検知する運用が可能になります。
SAPPHIREとJCB法人カード——それぞれの提供サービスと特徴
SAPPHIRE(サファイア)はMiletosが提供する大企業向け経費精算システムです。最新のAI技術とデータ活用により、経費精算の統制強化と効率化を同時に実現することを目的としています。
JCB法人カードは1961年に誕生した法人向けのクレジットカードで、大規模企業・中小企業・個人事業主に対して決済や支払い業務のソリューションを提供しています。JCBは国内外で加盟店ネットワークを展開し、カード発行や決済サービスを行っています。
SAPPHIREの主な機能ラインナップ
- SAPPHIRE 経費精算
- 経費精算プロセスの自動化、証憑のデジタル化、AIによる照合・検証
- SAPPHIRE 請求書支払
- 請求書のデジタル管理と支払プロセスの自動化
- SAPPHIRE 通勤費
- 通勤費に特化した申請・精算機能
SAPPHIREの詳細は公式サイトで案内されています(https://sapphire.miletos.tech/)。
JCB法人カードの位置づけとデータ提供
JCBは1961年設立の日本発唯一の国際カードブランド運営企業として、国内外で広くカードを展開しています。リリースには、2025年9月末時点で国内外合わせて1億7千万会員以上がJCBカードを利用していると記載されています。
JCB法人カードは決済だけでなく、経費管理や業務効率化に資する各種ソリューションを提供しており、今回の明細データ連携サービスもその一環として位置づけられます。
提携の効果、利用にあたってのポイント、関連情報の整理
今回の提携により、企業のバックオフィス業務では複数の明確な変化が期待されます。主な効果として、経費申請工数の削減、ペーパーレス化の促進、明細改ざん防止によるガバナンス強化、そしてAIによる自動チェックの組み合わせによる不正検知の精度向上などが挙げられます。
一方で、システム連携に伴う運用ルールの整備や、取り込まれるデータの確認フロー、従業員教育などの準備も必要です。SAPPHIRE側でデータが変更できない仕様であるため、取り込み前後の監査体制やエラー発生時の対応フローの設計が重要になります。
導入に際して押さえておくべき事項
- 導入時期:2026年3月から対応開始(リリース発表日:2026年3月2日)
- 取り込みタイミング:カード利用後、最短で翌日にSAPPHIREに明細が表示
- 変更可否:SAPPHIRE上では取り込まれた明細を変更できない仕様
- 期待される効果:作業削減、ペーパーレス化、不正抑止、ガバナンス強化
企業はこの連携を活用するにあたり、経理・総務・IT部門での運用設計を行うことが推奨されます。運用設計には、明細の取り込み確認、エビデンス管理、承認ルールの整備、従業員向けマニュアル作成などが含まれます。
関連する各社の概要と製品
- JCB(株式会社ジェーシービー): 1961年設立。国内外でカード発行や加盟店ネットワークを展開。大規模企業向けのソリューションを含め多様な決済サービスを提供。JCBグローバルサイト(https://www.global.jcb/ja/)
- Miletos株式会社: 「より多くの人が創造する社会へ」をビジョンに、AIとデータを活用した経理・財務向けSaaSを提供。代表的な製品はSAPPHIREおよび入金消込AI SaaS「STREAM AI ARM」。公式サイト(https://miletos.tech/)
両社は今回の連携を皮切りに、顧客利便性の向上に努めるとリリースで述べています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年3月2日 11時00分(JCB発表) |
| 提携企業 | 株式会社ジェーシービー(JCB)/Miletos株式会社 |
| 実施開始時期 | 2026年3月から対応開始 |
| 対象サービス | JCB法人カード利用明細データ連携サービス → SAPPHIRE(経費精算システム) |
| 表示タイミング | 利用後、最短で翌日にSAPPHIREのクレジット明細選択画面に表示 |
| 表示内容 | カード利用日、利用金額、加盟店名等の利用明細 |
| データ編集可否 | SAPPHIRE上では取り込まれたデータは変更不可(不正申請抑止) |
| SAPPHIREの主な機能 | 経費精算/請求書支払/通勤費、AIによる照合・検証機能 |
| JCBの補足情報 | 1961年設立、2025年9月末時点で1億7千万会員以上 |
| Miletosの補足情報 | AI・データを活用した経理・財務向けSaaSを提供(SAPPHIRE、STREAM AI ARM等) |
上表は本リリースに含まれる主要な事実を整理したものです。発表には両社の企業情報、サービスの説明、導入効果、運用上の留意点などが含まれており、企業の経費精算プロセスにおける自動化と統制強化を狙いとする内容になっています。