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MCPカタログ公開:楽天データをAIで直結する仕組み

MCPカタログ公開

開催日:3月3日

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MCPカタログ公開
これって誰でも使えるの?
公開されたMCPカタログや楽天リモートMCPは誰でもアクセス可能で、MCPクライアントに設定すればAIが楽天のデータに接続できる。だがβの無償提供で公式承認はなく、最終的な購入や予約は楽天公式で再確認が必要。
導入すると何ができるの?
旅行プラン提案や商品検索、ランキング取得、最安価格調査などがAIエージェントからオンラインで実行可能。ローカル環境構築の手間を省き、複数APIを横断した応用も容易になる。

N-3が示すAIエージェントの“接続”基盤──MCPカタログ公開の狙いと公開日時

合同会社N-3は2026年3月3日 10時31分、本格的なAIエージェントの社会実装を後押しするため、Model Context Protocol(MCP)に準拠したサーバー群を集約した「MCPカタログ」を公開しました。今回の公開は、同社が先だって株式会社AI HYVEと共同発表した「行政オープンデータリモートMCPサーバー」に続く取り組みの第二弾に当たります。

MCPは、ChatGPTやClaude、GeminiなどのAIエージェントが外部サービスやデータソースと標準的に連携するための規格です。N-3はこの規格の普及と実装支援を目的に、実務や日常で使えるリモートMCPサーバーの情報を一元化したポータルを公開し、開発者や利用者が必要なMCPサーバーを容易に見つけられる仕組みを整えました。

公開された「MCPカタログ」は、現在11種類のリモートMCPサーバー(行政、EC、ツール連携など)を掲載しています。これにより、開発者は都度ローカル環境を構築する手間を省き、オンラインで高度なAIエージェントを構築・活用できる基盤を利用可能です。

MCPカタログのアクセス先は以下です。

  • MCPカタログURL:https://n-3.ai/apps/mcp-catalog

楽天リモートMCPサーバーの中身と具体的な機能

MCPカタログの目玉となる第二弾ツールとして、N-3は楽天グループのAPIを活用した「楽天リモートMCPサーバー」を自社サーバーで無償公開しました。本ツールにより、ChatGPTやClaudeなどのMCPクライアントに指定のURLを設定するだけで、楽天市場・楽天トラベル・楽天ブックスなどのデータへAIエージェントから直接アクセスできます。

公開された楽天リモートMCPは、用途に応じて複数のエンドポイントを用意しており、商品検索やランキング取得、ジャンル階層の取得、宿泊施設検索、製品の価格ナビなど、日常的なユースケースに直結する機能を提供します。

提供される主なツール(各設定URL)

下記は本リリースで公開された個別ツールの一覧と用途です。各エンドポイントはMCPクライアントに設定することで使用できます。

  • 楽天トラベル 施設検索(用途:宿泊施設の検索と比較)

    設定URL:https://mcp.n-3.ai/mcp?tools=rakuten-travel-hotel-search
  • 楽天市場 商品ランキング取得(用途:ジャンル別・年代別・性別などで絞り込み、人気商品ランキングを取得)

    設定URL:https://mcp.n-3.ai/mcp?tools=rakuten-ichiba-ranking
  • 楽天市場 ジャンルID取得(用途:ジャンルの階層構造や関連タグを取得し、カテゴリ絞り込みの補助)

    設定URL:https://mcp.n-3.ai/mcp?tools=rakuten-ichiba-genre
  • 楽天市場 商品検索(用途:キーワード、価格帯、送料無料などで商品を検索し、商品情報・レビュー・ショップ情報を取得)

    設定URL:https://mcp.n-3.ai/mcp?tools=rakuten-ichiba-item-search
  • 楽天市場 商品価格ナビ(用途:JANコードやキーワードから製品の最安価格・平均価格・メーカー情報を取得)

    設定URL:https://mcp.n-3.ai/mcp?tools=rakuten-ichiba-price-search

これらはオンライン完結でAIエージェントが呼び出せる形で提供されており、複数APIをまたいだ連携処理にも対応可能です。

想定されるユースケースとデモ

N-3は具体的な利用イメージとして、旅行やショッピング、マーケットリサーチなどの日常的なシナリオを挙げています。以下の例は、実際に公開されているデモ環境を参照して機能を確認できます。

  1. 旅行プランニングエージェント

    例:「今週末、都内から電車で2時間以内の温泉宿を探して」というリクエストに対し、楽天トラベル施設検索APIを用いて条件に合致する宿のリスト、最安料金、レビュー評価、アクセス情報などを比較・提示します。

    DEMO:https://n-3.ai/apps/travel-agent

  2. お買い物アドバイザーAI

    例:「特定のジャンルIDから商品を探し、予算1万円以内で送料無料、レビュー評価の高い順に3つ提案して」という細かな条件に基づく商品選定を行います。

    DEMO:https://n-3.ai/apps/shopping-advisor

  3. トレンド&最安値リサーチAI

    例:「30代男性向けの最新ガジェットランキングを教えて。その中で1番人気の製品について商品価格ナビを使って市場の最安値と平均価格を比較して」という指示で、ランキング取得と価格ナビを組み合わせた高度なマーケット調査を実行します。

背景・注意事項・企業情報──MCPエコシステム拡大への位置づけ

N-3は、MCPという規格の価値を、複数のデータやツールが「ブロック」のようにつながり合うことにあると位置づけています。今回の公開は、行政オープンデータに続き、より生活に密着したECや旅行データをAIに接続することで、開発者だけでなく一般ユーザーにも利用しやすいハブを目指す取り組みです。

代表の栗本浩佑氏は本リリースで、「MCPという規格の真価は、特定の企業やプラットフォームに縛られず、様々なデータやツールが『ブロック』のようにつながり合うことにあります。今回公開した『MCPカタログ』が、開発者だけでなく一般のユーザーにとっても、AIの可能性を広げるための結節点になればと考えています」とコメントしています。

運用上の留意点(免責事項)

本取り組みおよび本サーバーは、楽天グループ株式会社の公式提供や承認を受けたものではありません. N-3が独自に「楽天ウェブサービス」のAPIを利用して開発・公開しているものです。

また、本サーバーを通じて取得したデータ(商品価格、空室状況など)はリアルタイムの情報ですが、AIの処理過程でハルシネーション(情報の幻覚)が含まれる可能性があります。最終的な商品購入や予約の判断に際しては、必ず楽天の公式ページで再確認する必要があります。

さらに、本サーバーはβ版として無償提供されており、予告なく仕様変更・提供停止する場合があります。SLAは提供されていません。記載の会社名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

会社概要と問い合わせ

本リリースの発信元は合同会社N-3(東京都文京区)、代表者は栗本浩佑です。事業内容は生成AIシステムの企画・開発・導入支援およびAIエージェント基盤の開発を含みます。

会社名
合同会社N-3
代表者
栗本浩佑
事業内容
生成AIシステム企画・開発・導入支援、AIエージェント基盤開発
URL
https://n-3.ai
広報お問い合わせ
E-mail: contact@n-3.ai
項目 内容 参照URL / 備考
リリース発行日 2026年3月3日 10時31分
公開物 MCPカタログ(リモートMCPサーバー一覧)、楽天リモートMCPサーバー MCPカタログ
掲載数(初期) 11種類のリモートMCPサーバー(行政、EC、ツール連携など) 今後追加予定
主な楽天エンドポイント 楽天トラベル 施設検索、楽天市場ランキング、ジャンル取得、商品検索、価格ナビ等 各設定例:上記本文参照
デモ 旅行プランニング、ショッピングアドバイザー等のDEMOを公開 https://n-3.ai/apps/travel-agent / https://n-3.ai/apps/shopping-advisor
免責事項 楽天公式の提供・承認ではない点、β版である点、ハルシネーションの可能性等 最終判断は公式ページでの確認が必要
問い合わせ 合同会社N-3 広報 E-mail: contact@n-3.ai

以上が今回の公開内容の要点と注意事項です。MCPカタログおよび楽天リモートMCPサーバーは、開発者がオンラインでAIエージェントを組み立てるための基盤を提供するものであり、公開された各エンドポイントおよびデモを通じて機能を確認できます。利用に際しては免責事項を確認し、必要に応じて公式情報での再確認を行うことが推奨されます。