3月8日発表:年収より夫婦仲が幸福度を左右する理由
ベストカレンダー編集部
2026年3月5日 11:47
国際女性デー調査
開催日:3月8日
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国際女性デーに合わせた調査の背景と実施概要
ワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」を運営するXTalent株式会社は、2026年3月8日の国際女性デーに合わせ、配偶者のいる男女436名を対象とした実態調査を発表しました。本調査は、女性のキャリア形成における見落とされがちな要素として「パートナーシップ」が幸福度やキャリア満足度に与える影響を可視化することを目的としています。
調査は「ライフイベントがキャリアに与える影響」や「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」「パートナーシップと幸福度」など複数の観点から実施され、幅広い分析を行っています。以下に、調査の公表情報と基本データを示します。
- 調査主体
- XTalent株式会社
- 対象
- 配偶者のいる男女
- 有効回答数
- 436名
- 実施期間
- 2026年2月6日〜2025年2月18日
本調査は、国際女性デーの意義のもと、男女の働き方や家事育児の分担、夫婦関係が個人の幸福度やキャリアにどのように結びつくかを探るために行われています。調査結果は、関連レポートとして全文が公開されており、各種分析レポートや実践的な提言も併せて提示されています。
「理想」と「現実」の差──共創型キャリアを望むが、実現は難しい
本調査で最多となった理想の夫婦像は、男女ともに「夫婦ともにキャリアを大切にしつつ、家庭とのバランスを柔軟に調整する」というものでした。具体的には女性63.4%、男性54.3%がこの理想を挙げています。しかし、理想の実現度については男女で差があり、実現できていると回答した割合は女性44.7%、男性55.1%にとどまりました。
ライフイベントがキャリアに与えた影響については、女性の7割、男性の4割が「キャリアにブレーキがかかった」と回答しています。ブレーキの要因としては次のような具体的な項目が挙がっています。
- 家事育児の負担増加により業務時間が減った:64.8%
- 将来のキャリア展望が描きにくくなった:46.6%
家事育児の負担配分は依然として女性に偏る傾向が強く、女性の64%が「自分の方が多い/ほぼ自分」と回答しました。この偏りが、女性のキャリア満足度を押し下げる要因になっていることが示されています。
実際のキャリア満足度は男女間で差があり、満足と回答したのは男性41.8%に対して女性は25.6%でした。また、女性の43.4%が「どちらでもない」と答えており、キャリアに関して満足とも不満とも言えない「停滞感」を多くの女性が抱えていることが示唆されています。
分担の納得感と夫婦の対話:負担の偏りがあっても納得できる理由
家事育児の分担における「納得感」に関しては、「半々」の分担が最も納得感が高いという結果が出ています。一方で、分担が自分側に偏っていても納得している層が存在し、その共通点は日常的に仕事やキャリアについて夫婦で話す習慣がある点でした。
このことから、対話を通じて互いのキャリアビジョンを共有し尊重する姿勢が、不満を単なる負担感ではなく「チームとしての納得感」へと変換する役割を果たしていると考えられます。具体的な傾向は以下の通りです。
- 分担が半々で納得している層が最多。
- 分担が偏っていても納得している層は、日常的にキャリアの話をしている傾向。
- 互いのキャリアビジョンを尊重する対話が、不満を和らげる要因となっている。
調査では、納得の度合いと対話頻度の関係を重視して分析が進められており、家事育児の実際の分担だけでなく、どのようにその分担を受け止め、調整しているかが重要であると示されています。
幸福度に最も影響を与えるのは年収ではなく「夫婦関係」
幸福度と各項目の相関を分析した結果、世帯年収や子どもの有無と比べて最も強く相関していたのは夫婦関係の良好さでした。相関係数は女性=0.63、男性=0.55であり、数値的にも夫婦の関係性が幸福度に直結していることが確認されました。
良好な関係を維持している夫婦の特徴としては、問題が生じた際に能動的に時間を確保して話し合う習慣があります。調査では「とても良好」と感じている層の69.8%が、課題が生じた際に時間を取って解決策を一緒に考えると回答しました。また、良好と回答した人が関係維持のために意識している行動は次の通りです。
- 夫婦としての時間を大切にする:71.0%
- してくれて当たり前と思わない:60.2%
- 不満を溜め込まず、言葉にして伝える:59.1%
- お互いを対等なパートナーとして扱うこと:54.8%
- 本音を正直に伝えること:54.8%
これらの行動は、単に家事や育児の分担を数値で調整するだけでなく、関係性そのものの質を高める実践として機能している点がポイントです。夫婦間での能動的な対話と対等性の確保が、幸福度を高める主要因であることが示されています。
関連レポートと関連コンテンツ
調査全編は複数のレポートとして公開されています。以下は本調査で公開されている関連レポートやコンテンツの一覧です。
- 「ライフイベントがキャリアに与える影響」の調査結果
- 「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」実態調査
- 「パートナーシップと幸福度」実態調査
- 「夫婦関係が良好な夫婦4パターン」
- 「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」
- 「男女で異なる夫婦関係を“良好”と感じる基準」
- 「夫婦関係を静かに壊す、7つのNG行動」
これらの資料は本調査の分析結果に基づき作成されており、企業や研究、個人の検討材料として活用することができます。データを引用・転載する際は「引用元:XTalent株式会社」との明記が求められています。
調査協力、サービス概要、連絡先と本文の要点整理
本調査は複数の企業の協力を得て実施されました。調査協力企業はABC順に次のとおりです。
- 株式会社Belong
- 株式会社Hubble
- 株式会社カミナシ
- 株式会社コドモン
- ライフイズテック株式会社
- 株式会社ポピンズシッター
- 株式会社Schoo
- 株式会社shizai
- 株式会社スタディスト
- talentbook株式会社
- ワンダーファイ株式会社
また、本調査を実施したXTalentと、同社が運営するサービスの概要は次の通りです。共働き・子育て世代向けの転職支援サービス「withwork」は、成長中スタートアップからメガベンチャー、上場企業まで、働きがいと柔軟な働き方を両立する求人を紹介しています。
XTalent株式会社の概要と問い合わせ先は以下の通りです。取材や詳細問い合わせは指定のメールアドレス宛に連絡が可能です。
- 会社名:XTalent株式会社(https://xtalent.co.jp/)
- 所在地:〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目20‐1 Daiwa麻布テラス5F
- 代表者:上原 達也
- 設立:2019年7月
- サービス:withwork(https://withwork.com/)
- 取材・問い合わせ:pr@xtalent.co.jp(担当:大野、増本)
以下の表に、本記事で扱った主要データと要点を整理して締めくくります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | XTalent株式会社(https://xtalent.co.jp/) |
| 調査対象・有効回答数 | 配偶者のいる男女、436名 |
| 実施期間 | 2026年2月6日〜2025年2月18日 |
| 最も支持された理想の夫婦像 | 「夫婦ともにキャリアを大切にしつつ、家庭とのバランスを柔軟に調整する」:女性63.4%、男性54.3% |
| 理想の実現度 | 実現できている(女性44.7%、男性55.1%) |
| ライフイベントによるキャリアのブレーキ | 女性7割、男性4割が経験。主な要因:家事育児の負担増加(64.8%)、将来のキャリア展望が描きにくくなる(46.6%) |
| 家事育児の負担分配 | 女性の64%が「自分の方が多い/ほぼ自分」と回答 |
| キャリア満足度(満足と回答) | 男性41.8%、女性25.6%(女性は「どちらでもない」43.4%が高い) |
| 幸福度との相関が強い要因 | 夫婦関係の良好さ(相関係数:女性=0.63、男性=0.55) |
| 良好な夫婦の行動例(上位) | 夫婦としての時間を大切にする(71%)、してくれて当たり前と思わない(60.2%)、不満を言葉にする(59.1%)、対等に扱う・本音を伝える(各54.8%) |
| 調査協力企業(一部) | 株式会社Belong、株式会社Hubble、株式会社カミナシ、株式会社コドモン、ライフイズテック株式会社、株式会社ポピンズシッター、株式会社Schoo、株式会社shizai、株式会社スタディスト、talentbook株式会社、ワンダーファイ株式会社 |
| 関連リンク | withwork(転職サービス) |
| 問い合わせ先 | pr@xtalent.co.jp(担当:大野、増本) |
本調査は、夫婦関係や家事育児の分担と個人の幸福・キャリア満足度の関連性を具体的な数値で示したものであり、これらの数値は政策や企業の制度設計、個々の家庭内での対話や調整に資するデータとして活用できます。データの引用・転載時には「引用元:XTalent株式会社」との明記が必要です。