2027年4月構想 日本女子大が経済学部設置へ
ベストカレンダー編集部
2026年3月6日 09:52
経済学部開設構想
開催日:4月1日
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日本女子大学が描く新たな学び──経済学部(仮称)に3名の特別招聘教授が就任
学校法人日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2026年3月5日11時00分付の発表において、2027年4月に開設を構想する「経済学部(仮称)」の特別招聘教授に、青木愛氏(ヴィリーナ ジャパン株式会社代表取締役)、大竹文雄氏(大阪大学特任教授)、やまざきひとみ氏(Ms.Engineer株式会社代表取締役CEO)の3氏が就任することを公表しました。
本件発表は、大学の進める学部再編と教育改革の一環として行われるもので、3氏の着任により経済学の理論と実践、そして社会的課題への応用を結び付ける教育体制の強化が期待されています。青木氏とやまざき氏は本学の卒業生であり、企業経営や起業支援の実務経験を教育に還元することが想定されます。
- 発表日:2026年3月5日 11:00
- 構想中の開設時期:2027年4月(構想中)
- 就任予定の特別招聘教授:青木愛、大竹文雄、やまざきひとみ
- 大学:日本女子大学(学長:篠原聡子)
学びの設計と科目構成──少人数制で理論から応用までを体系化
経済学部(仮称)は、1学年99人の少人数体制を前提に、対話と実践を重視した教育を行う計画です。経済学・経営学の基礎理論から応用、実務的スキルまでを系統的に学び、幅広い専門知識を身につけることを目指します。
カリキュラムは「経済領域」「経営・起業領域」「生活・公共領域」の3つの領域を複合的に学ぶ構成となっており、女子大学としての着眼点を活かした科目群が設けられる予定です。具体的には、『家族の経済学』『女性労働論』『労働法・社会保障法』など、女性の一生や生活に密着した科目を提供し、社会に対する理解を深めます。
また、アントレプレナーシップの育成、データ分析力や論理的思考力、組織マネジメント力といった実務能力の養成にも重点を置き、学生が将来のキャリアを主体的に設計できる力を育むことを狙いとしています。
| 領域 | 主な科目・学び | 目標スキル |
|---|---|---|
| 経済領域 | ミクロ・マクロ経済学、金融、政策、国際経済 | 経済理論の理解、政策分析能力 |
| 経営・起業領域 | 会計、マーケティング、経営戦略、アントレプレナーシップ演習 | 事業構想力、事業計画作成・実行力 |
| 生活・公共領域 | 家計と社会保障、女性労働論、労働法・社会保障法 | 生活課題の分析力、公的制度理解 |
特別招聘教授3氏の発言と詳細プロフィール
3名の特別招聘教授は、それぞれビジネスと学術の最前線で活動を続ける人物です。ここでは発表に含まれる各氏のコメントとプロフィールを整理します。
各氏の得意領域や実績は学生の学びに直接結びつく内容であり、講義やワークショップを通じて実務的な知見や政策的視点を提供することが期待されています。
青木愛 氏(ヴィリーナ ジャパン株式会社 代表取締役)
青木氏は1996年に日本女子大学文学部日本文学科を卒業後、ファッション誌編集者としてのキャリアを経て、ニューヨークでの出産経験を契機に女性のライフステージに寄り添うブランド「ヴィリーナ」を起業しました。現・株式会社ハースト婦人画報社で『30ans』『Vingtaine』『25ans』などの編集に従事し、ニューヨークのアシェット・フィリパッキ・メディアにも出向しています。
発表資料には、雑誌、テレビ、セミナー、SNS等で情報発信を行い、2026年で20期を迎える企業であると記されています。青木氏はコメントで、起業や子育てと経営を両立してきた実体験の「成功だけではないリアル」を学生と共有したい旨を述べています。
- 学歴
- 1996年 日本女子大学 文学部 日本文学科 卒業
- 経歴
- ハースト婦人画報社(編集者)、ニューヨークでの編集経験、『ELLE Japon』制作参加、ヴィリーナ創業・経営
- 備考
- ヴィリーナは機能性とファッションを両立したブランド。情報発信やセミナー等での活動歴あり。
大竹文雄 氏(大阪大学 特任教授)
大竹氏は行動経済学・労働経済学を専門とする経済学者で、政府委員や経済学会の役職を歴任しています。博士(経済学)を有し、NHK『オイコノミア』などを通じて経済学の普及にも尽力してきました。受賞歴として日本学士院賞、サントリー学芸賞、石川賞、エコノミスト賞などが挙げられます。
コメントでは、経済学がデータと理論を用いて社会の仕組みを解き明かす実践的学問であること、少人数で深く考え答えを出す学びの重要性、そして女性が経済学の知見を持って社会を動かす未来への期待を表明しています。
- 学位・職位
- 博士(経済学)、大阪大学 特任教授
- 専門分野
- 行動経済学、労働経済学
- 主な業績
- 著書『日本の不平等』『行動経済学の使い方』『経済学者のアタマの中』『経済学Basics』ほか。政府の新型コロナ対策分科会委員等を歴任。
やまざきひとみ 氏(Ms.Engineer株式会社 代表取締役CEO)
やまざき氏は2007年に日本女子大学人間社会学部文化学科(現・国際文化学部国際文化学科)を卒業後、サイバーエージェントでプロデューサー/編集長として「アメーバピグ」立ち上げ等に携わり、2015年に独立しました。2016年にはPR・マーケティング会社アタラシイヒを設立し、2021年にオンラインブートキャンプ『Ms.Engineer』を創設しました。
Ms.Engineerは未経験者が約半年で高度ITスキルを習得できるプログラムで、卒業生の9割以上が転職を実現、平均年収は約480万〜484万円となり、日本女性の平均と比較して約170万円高い水準に向上しているというデータが示されています。やまざき氏は女性の経済的自立とジェンダー格差の解消に取り組む姿勢を示しています。
- 学歴
- 2007年 日本女子大学 人間社会学部文化学科 卒業
- 経歴
- サイバーエージェント(プロデューサー/編集長)、2015年 独立、2016年 アタラシイヒ設立、2021年 Ms.Engineer創設
- 実績データ
- 卒業生の9割以上が転職成功、平均年収約480万〜484万円(日本女性平均より約170万円高い)
当面の公開予定と参加方法(ミニオープンキャンパス等)
発表では、2026年3月28日(土)に予定されている「経済学部(仮称・構想中)ミニオープンキャンパス」内で、青木愛氏による高校生向けのワークショップが行われることが明記されています。ワークショップは起業をテーマにし、日常の困りごとから価値を見出すプロセスを体験し、経済学の学びが社会での価値創造に直結することを体感できる内容です。
参加対象や申込方法、定員についての詳細は以下のとおりです。申し込み開始日時や定員に関する注意事項も含まれます。
- 日時:3月28日(土)14:20〜15:35(14:10集合)
- 会場:日本女子大学 目白キャンパス(経済学部(仮称・構想中)ミニオープンキャンパス内)
- 参加対象:本学受験希望の方とその保護者(30組)
- 申し込み開始:3月6日(金)17:00〜(先着順、定員になり次第締切)
- 申込URL:https://www.ocans.jp/jwu?fid=VMK1hYHW
- 補足:本学受験希望者1人での参加も可能。その他の今後の活動については、詳細が決まり次第、本学ホームページで公表される。
関連リンクと資料
発表資料では、経済学部(仮称)の紹介ページや大学公式サイト、プレスリリース資料のダウンロード先が明示されています。これらは構想段階の情報を含むため、今後変更される可能性があることも併記されています。
主な参照先は以下です。
- 経済学部紹介ページ:https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/economics/index.html
- 大学公式サイト:https://www.jwu.ac.jp
- プレスリリース資料(PDF):d73471-139-c20fec7454b8787bc943ba3b5c802707.pdf
- 関連:日本女子大学公式(学内ページ) https://www.jwu.ac.jp/unv/
要点の整理
以下の表は、本記事内で触れた主要な事項を分かりやすく整理したものです。開設構想、就任予定者の氏名と肩書き、ミニオープンキャンパスの日時・申込情報など、発表内容を一目で確認できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年3月5日 11:00 |
| 開設構想時期 | 2027年4月(構想中) |
| 学部名(仮称) | 経済学部(仮称) |
| 学生定員(1学年) | 99人(少人数制を前提) |
| 特別招聘教授(3名) | 青木愛(ヴィリーナ ジャパン株式会社代表取締役) 大竹文雄(大阪大学特任教授) やまざきひとみ(Ms.Engineer株式会社 代表取締役CEO) |
| ミニオープンキャンパス(ワークショップ) | 日時:3月28日(土)14:20〜15:35(14:10集合) 会場:日本女子大学 目白キャンパス 対象:本学受験希望者と保護者(30組) 申込開始:3月6日(金)17:00〜(先着順) 申込URL:https://www.ocans.jp/jwu?fid=VMK1hYHW |
| カリキュラムの特徴 | 「経済領域」「経営・起業領域」「生活・公共領域」の3領域を複合的に学ぶ。家族の経済学、女性労働論、労働法・社会保障法等を提供。 |
| 参考リンク | 経済学部紹介:https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/economics/index.html 大学:https://www.jwu.ac.jp |
本記事では、発表に含まれるすべての情報を整理して記載しました。記載の内容は構想段階の情報を含み、今後変更される可能性があることが出典にも明記されています。詳細や最新情報は大学の公式ページおよび公開資料をご確認ください。