北山宏光主演ホラー『氷血』7月公開 白が侵す体感型の恐怖
ベストカレンダー編集部
2026年3月6日 12:12
映画『氷血』公開
開催日:7月1日
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白に覆われる恐怖──『氷血』が描く新たな〈侵蝕感〉ホラー
雪に閉ざされた耽美的な白い世界で、恐怖が美しさを纏い、残虐に暴走する。本作『氷血』は〈呼吸、凍結。《侵蝕感》ホラー〉というコンセプトを掲げ、視覚と感覚を同時に侵していく体感型のホラー映画として2026年の夏に全国公開されることが決定した。配給はショウゲート、出資作品は株式会社TOブックスが務める。
物語の主舞台は吹雪に閉ざされた雪国の集落。東京でデザイナーとして働いていた稔は、妻子とともに雪深い実家へ移住する。平穏だった家族の日常は、父の不可解な怪死を契機に「白い怪異」に侵され、稔の精神と現実が次第に崩れていく。視界を奪う強い吹雪、ホワイトアウトの恐怖、そしてその奥に潜む異様な美しさが映画全編を支配する。
作品のテーマと映像表現
本作は、古来から雪国に伝わる〈白い存在〉の伝承や自然の脅威を素材に、感覚の侵蝕をテーマに据えている。吹雪が進行するごとに観客の視点と登場人物の内面が混線し、映画が観る者の呼吸や感覚にまで作用する構成になっている。
制作者は「雪に閉ざされた白い世界で壊れていく」人物像を重視し、画作りにおいては高い映像美を追求している。撮影は実際に記録的な大雪に見舞われた現場で行われ、その過酷さが特別な画作りにつながったという。
- 核心表現
- ホワイトアウトによる視界喪失、白い怪異の侵蝕、登場人物の精神崩壊を映像と音響で同時に表現する。
- 感覚へのアプローチ
- 映像の冷たい温度感を強調する撮影・照明・音響設計により、観客の身体感覚を刺激する。
主演・北山宏光と監督・内藤瑛亮の対峙
主演は北山宏光。映画出演は7年ぶりで、本作がホラー映画としては初の主演となる。役どころは、東京でデザイナーとして働いていた稔。妻子と共に実家へ戻ったことが契機となり、父の怪死を受けて日常が壊れていく姿を繊細かつ激しく演じる。
北山は役について、「学生の頃、目を覆いながら夢中になって観ていたホラーというジャンルの中に初めて飛び込める事、とても嬉しく思っています。また、試写会で初めて観させていただいた時、こんなにも映像で冷たい温度が伝わる作品をスタッフさんとみんなで生み出せた事もとても嬉しく思います。是非、この夏に極寒のエンターテイメントを体験してみてください」とコメントしている。
監督と脚本家の経歴と意図
監督は内藤瑛亮。『ミスミソウ』でJホラーに革新をもたらし、『許された子どもたち』(2020)や、2026年公開の話題作『ヒグマ!!』など、多様な題材で評価を得てきたクリエイターである。内藤は会津での撮影が記録的な大雪に襲われたことを明かし、「だからこそ得がたい特別な画が撮れました。雪に閉ざされた白い世界で壊れていく北山宏光さんを楽しみにしていて下さい」と語っている。
脚本は片桐絵梨子が担当。片桐は2024年に『夏の午後、おるすばんをしているの』で第3回日本ホラー映画大賞を受賞しており、本作ではそのホラー表現力を脚本面から支えている。
制作・配給・企業情報と関連メディア展開
本作は株式会社TOブックスの出資作品であり、TOブックスは小説・コミックス・アニメ・舞台・グッズ・映画など多方面でメディア展開を行う企業である。紙の単行本・文庫・コミックス・児童書・絵本の企画制作編集に加えて、電子書籍やオーディオブックも多数取り扱っている。
同社の過去のヒット作には「本好きの下剋上」(ライトノベル大賞関連で殿堂入り)、「ティアムーン帝国物語」「おかしな転生」「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」などがあり、TVアニメ化やドラマCD、2.5次元舞台、映画など多角的なメディア展開を行っている。2026年1月より「穏やか貴族の休暇のすすめ。」が放送中である。
- TOブックス 本社所在地
- 東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー38階
- 代表取締役
- 本田 武市
- 公式HP
- https://www.tobooks.jp/
公開情報・キャスト・スタッフの要点整理
以下は映画『氷血』に関する主要情報を整理したもの。公開時期、配給、スタッフ、公式サイトなど、観客が知っておくべき事柄を網羅している。
作品は2026年夏に全国公開予定であり、作品の公式サイトでは最新情報やビジュアル、予告編等が随時公開される見込みである。配給はショウゲートが担当する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品タイトル | 氷血 |
| 公開時期 | 2026年夏、全国公開 |
| 出資 | 株式会社TOブックス |
| 配給 | ショウゲート |
| 主演 | 北山宏光(本作がホラー映画初主演、映画出演は7年ぶり) |
| 監督 | 内藤瑛亮(『ミスミソウ』『許された子どもたち』『ヒグマ!!』等) |
| 脚本 | 片桐絵梨子(第3回日本ホラー映画大賞受賞作家) |
| 公式サイト | https://hyoketsu-movie.jp/ |
| 著作表記 | Ⓒ2026映画 「氷血」 製作委員会 |
本稿では、作品の世界観、キャストとスタッフの立ち位置、制作背景、企業情報など、プレスリリースで示された全情報を網羅して整理した。公開に向けて公式サイトおよび配給発表が示す続報を確認することで、予告編や上映館情報、公開日程の詳細を得られる。以上が本作に関する要点の整理である。