4月2日締切:北アルプス山之村の道を守る支援と体験
ベストカレンダー編集部
2026年3月6日 16:46
山之村クラファン
開催日:4月2日
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北アルプス・山之村の今——登山道の危機と民間の挑戦
岐阜県飛騨市の任意団体「やまのむらトレイルネット」(所在地:岐阜県飛騨市神岡町、代表:加藤豊彦)は、クラウドファンディング『飛騨の秘境、山之村。北アルプスと湿原を守り、歩ける道を次世代へ』を実施中です。プレスリリース時点(2026年3月6日 13時30分)で、国内はもちろんポーランドなど海外からの支援もあり、目標の約30%に到達しています。締切は2026年4月2日(木)です。
対象エリアは飛騨側の北アルプス一帯で、長年の風雪や水流による木道の腐食や洗掘が深刻化し、安全に歩行できない箇所が増えています。行政の予算や一部ボランティアに依存した従来の維持管理体制では限界があり、やまのむらトレイルネットは民間主体で自走可能なサポーター制度(エコシステム)を構築し、継続的に登山道を守ることを目指しています。
具体的な課題と保存の必要性
登山道では木道の腐食、洗掘による溝状地形の発生、高低差1m以上の侵食が確認されており、雨後には泥沼化する箇所もあります。これらは安全性の低下だけでなく、稜線へのアクセスを阻害し地域の自然資源と登山文化の継承に影響します。
北アルプスの主要峰を一望できる北ノ俣岳山頂や、かつて多くの登山者が利用した木道は、数十年を経ても記憶に残る景観ですが、現状では修繕・維持が不可欠です。プロジェクトは単なる資金集めにとどまらず、地元と支援者が長期的関係を築くことを重視しています。
追加された支援メニュー——現地体験型リターンとお気持ち応援
支援者の要望に応え、新たに3つのメニューを追加しました。追加されたのは、支援金を全額活動に充てる「お気持ち応援」と、現地でしか味わえない体験型の限定リターン2種です。体験型リターンは山之村の手つかずの自然を活かした異例の内容になっています。
体験を通じて新たなファンの獲得と既存ファンの再発見を図り、持続的な繋がりを構築する意図があります。以下に各リターンの内容と注意事項を具体的に記載します。
体験1:時間無制限テントサウナ(大自然を完全貸切)
本格薪ストーブを備えたテントサウナで体を温め、目の前の清流へそのまま飛び込むという体験型リターンです。都会のサウナとは異なる、自然の中での“ととのい”を時間無制限で提供します。川は天然の水風呂となり、焚き火を眺めながら外気浴を堪能できます。
当リターンは限定性と安全面の配慮のため、実施期間や参加要件が設定されています。詳細は下記の通りです。
- 支援額
- 50,000円
- 対象
- 1口につき2名様まで
- 期間
- 7月〜10月末の平日限定(実際の日程は支援後に個別調整)
- 場所
- 山之村キャンプ場(交通費は支援者負担)
- 持ち物
- 水着、タオル、濡れてもよいサンダル等
時間無制限提供のため、参加者は自分のペースで自然の中の体験を楽しむことができます。安全確保と環境保全の観点から、現地でのルール遵守が求められます。
体験2:幻の高原鮎・ジビエランチ(料理人も絶賛する究極の食)
神岡町の高原川で育つ鮎は、2025年の第26回清流めぐり利き鮎会で全国グランプリに輝いた食材です。地元石橋シェフが山之村の食材を用いてフルコースを提供します。食材はアスパラ、カミオカスターコーン、清流の高原鮎、飛騨ジビエなどを薪グリルで調理する予定ですが、気候等により変更の可能性があります(写真はイメージです)。
当リターンはガイド付き登山とセットになっており、山の体験と食の体験を一日で完結します。行程と注意事項は以下の通りです。
- 支援額
- 100,000円
- 対象
- 1口につき2名様まで
- 期日
- 2026年9月5日(土)または9月6日(日)
- 行程(予定)
-
- 6:00 山之村キャンプ場(夕顔の駅)集合
- 9:30頃 天蓋山登頂
- 12:30頃 下山後に夕顔の駅でランチ
- 備考
- 現地集合・解散。交通費・宿泊費は支援者負担。
安全面を考慮したガイド同行の登山と、地元食材を活かしたコース料理が組み合わさった内容です。食材の入手状況によりメニュー変更の可能性があります。
手軽に参加できる「純粋応援プラン」と支援の使途
現地に訪れられない方のために、支援金をそのまま活動に充てる「2,000円の純粋応援プラン」を拡充しました。リターンにかかる費用や送料を差し引かず、いただいた全額を登山道維持・補修の資材購入費や運搬費に充当します。
事業終了後(2026年11月末)に心をこめたお礼のメッセージを支援者に送付する予定です。本プランは小口でも多く集まることで大きな効果を発揮する仕組みを意図しています。
支援の現状、声、問い合わせ先
クラウドファンディングは国内外から支持を集め、目標の約30%に到達しました。支援者からは過去の山歩きの思い出や、飛越新道の荒廃への危惧、そして修繕活動への感謝の声が寄せられています。実際に歩行困難になった場所での怪我経験の報告もあり、現地の整備の重要性が明確になっています。
お問い合わせは以下の窓口で受け付けています。やまのむらトレイルネット事務局は飛騨市神岡振興事務所 地域振興課内に設置されています。
- 問合せ先
- やまのむらトレイルネット事務局(飛騨市 神岡振興事務所 地域振興課)
- TEL
- 0578-82-2253
- 関連リンク
支援で守る自然と地域資源の価値
飛騨市は人口約21,000人、総面積の約93%を森林が占める地域資源豊かなまちです。ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓や、スーパーカミオカンデなど宇宙物理学研究施設、そして文化的に知られる景観が点在します。こうした資源の中核をなす登山道が失われることは、地域の観光や文化の継承に直接的な影響を及ぼします。
やまのむらトレイルネットの取り組みは、単なる道の補修に留まらず、地域と都市、国内外の支援者が長期的に繋がる仕組み作りを目指しています。今回の追加リターンはその入り口となるもので、現地での体験が継続的な支援につながることを意図しています。
支援のまとめ表
以下に本稿で触れた主要な情報を一覧表にまとめます。支援を検討する際の参照として活用ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | 飛騨の秘境、山之村。北アルプスと湿原を守り、歩ける道を次世代へ |
| 実施団体 | 任意団体:やまのむらトレイルネット(代表:加藤豊彦) |
| プレス発表日時 | 2026年3月6日 13:30 |
| クラウドファンディング締切 | 2026年4月2日(木) |
| 現状の達成率 | 目標の約30%(国内外の支援あり) |
| 追加リターン(体験1) | 時間無制限テントサウナ:支援額50,000円、1口2名、7月〜10月平日、山之村キャンプ場、交通費自己負担 |
| 追加リターン(体験2) | 幻の高原鮎・ジビエランチ:支援額100,000円、1口2名、9/5または9/6、ガイド登山(天蓋山)+ランチ、現地集合・解散、交通費・宿泊費自己負担 |
| 純粋応援プラン | 支援額2,000円。リターン費用を差し引かず全額を登山道維持・補修資材購入・運搬費に充当。事業終了後(11月末)にお礼メッセージ送付 |
| 問い合わせ | やまのむらトレイルネット事務局(飛騨市 神岡振興事務所 地域振興課)TEL:0578-82-2253 |
| 関連リンク | 飛騨市公式サイト等(本文中のリンク参照) |
本稿では、プロジェクトの意図、緊急性、追加された体験型リターンの内容、手軽な純粋応援プランの使途、そして問い合わせ先までを整理して伝えました。登山道の維持は地域の自然資源や登山文化を守る取り組みであり、支援方法は多様です。支援を検討する際は、上記の各種条件や日程、費用負担の内訳を確認してください。