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久喜・アリオ鷲宮での高齢者デジタル運動、3/31に再検証へ

高齢者運動習慣化検証

開催日:3月31日

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高齢者運動習慣化検証
このプログラムって誰が対象なの?
埼玉・久喜市のアリオ鷲宮内「スポーツ60&スマート」を利用する高齢者が対象で、寝たきり予防や認知予防を目的にデジタル教材で運動習慣化を支援します。要介護認定利用者や講座受講者が含まれます。
どれくらい効果出てるの?
中間検証では改善傾向が確認されました。CS-30は3か月で20回付近に集約、WHO-5は要介護利用者が24.6%→13.1%に改善。講座受講者は実人数でほぼ維持という結果です。

久喜市アリオ鷲宮で進む、デジタル活用の高齢者向け運動習慣化プログラムの全体像

埼玉県久喜市の大型商業施設アリオ鷲宮内に設置された運動習慣化施設『スポーツ60&スマート』において、エアデジタル株式会社が実施しているデジタル活用型の高齢者向けプログラムが進行中です。本事業は、令和7年度地方スポーツ振興費補助金(スポーツによる地域活性化推進事業『運動・スポーツ習慣化促進事業』)を活用した委託事業として提供されています。プレスリリース時点の日付は2026年3月8日 08時30分です。

本稿では、エアデジタルによる『寝たきり・認知予防/運動習慣化トレーニング』の概要、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2の内容を整理して伝えます。過去の関連情報として、2025年12月24日付のプレスリリースおよび2026年2月26日付の中間報告その1の公開も参照されています。これらの詳細は後述の関連リンクにて確認できます。

運営事業者
エアデジタル株式会社(旧社名:レジェンドスポーツヒーローズ株式会社)
代表者
代表取締役 前田相伯
本社所在地
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-3 大宮マルイ7階
設立
2019年2月
  • 事業名:寝たきり・認知予防/運動習慣化トレーニング(デジタル活用)
  • 実施場所:スポーツ60&スマート(アリオ鷲宮 1階、ロフト隣)
  • 補助:令和7年度地方スポーツ振興費補助金(運動・スポーツ習慣化促進事業)
埼玉県久喜市で実施中の「令和7年度 高齢者運動習慣化トレーニング(フレイル予防運動)」、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2 画像 2

評価指標としてのCS-30とWHO-5――測定方法の意味と実施体制

本補助事業では、運動機能の評価にCS-30(30-second chair stand test)、精神的健康の評価にWHO-5を用いて効果検証を行っています。これらは高齢者の身体機能と精神状態を簡便に把握するための指標であり、プログラム前後および時系列での変化を比較する目的で採用されています。

CS-30は30秒間に椅子から立ち上がる回数を計測することで下肢筋力や日常生活での立ち上がり能力を評価します。WHO-5は5項目の設問で日常の気分状態を評価し、合計点が13点未満で精神的健康状態が低いと判定され、うつの罹患リスク増大となる基準で用いられます。これらの測定はプログラムの参加者を対象に初回測定後、1ヶ月および2~3ヶ月の経時的追跡が実施されました。

埼玉県久喜市で実施中の「令和7年度 高齢者運動習慣化トレーニング(フレイル予防運動)」、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2 画像 3

CS-30の詳細と実施結果の把握方法

CS-30(30-second chair stand test)は、高齢者の筋力低下に対するスクリーニングとして広く使われています。具体的には30秒間で椅子から立ち上がれる回数を数え、回数が多いほど下肢筋力や機能が良好であると判断されます。脳卒中患者やロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイルの検出にも有用な指標です。

本事業での経時的変化の観察では、初回測定時に20回を閾値(基準値)として2つの群が確認されました。ある群は初回において20回未満に位置付けられ、最小が10回、最大が18回とばらつきが見られましたが、3ヶ月時点で20回付近に集約される傾向が確認されています。これにより、プログラム実施により一定の運動機能の改善および目標値到達の傾向が示唆されました。

指標 評価内容 観察結果(要旨)
CS-30 30秒間での立ち上がり回数 初回で20回未満の群が存在。3ヶ月時点で20回付近に収束し、改善傾向を確認。
埼玉県久喜市で実施中の「令和7年度 高齢者運動習慣化トレーニング(フレイル予防運動)」、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2 画像 4

WHO-5による精神的健康評価の経時的変化(要介護認定利用者と講座受講者の比較)

WHO-5は5項目に対して各0~5点で回答する6段階評価の質問票です。合計点が13点未満で精神的健康状態が低いと判断されます。本事業では、フレイル予防講座受講者と要介護認定利用者の双方に対してWHO-5を実施し、初回(10月末の検証時)とその後の時系列で割合の変化を集計しました。

初回の結果では、フレイル予防講座受講者と要介護認定利用者のいずれも、うつリスクに該当する割合は17%台で一致していました。ただし、時系列で見ると両群で異なる変化が観察されています。

  1. 要介護認定利用者

    初回におけるうつリスク保有者の割合は24.6%でしたが、1か月後には13.1%に低下しました。初回からの差は11.5ポイントの減少で、短期的にはプログラム参加による精神的健康指標の改善が確認されました。

  2. フレイル予防講座受講者

    初回22.2%だったうつリスク保有者の割合は、1か月後に27.8%へと5.6ポイント増加しました。ただし、増加した数値は実人数で見ると1名の増加にとどまり、実質的にはほぼ同程度に維持されているとの注記があります。

初回(10月末) 1か月後 差(1か月後-初回)
要介護認定利用者 24.6% 13.1% -11.5%
フレイル予防講座受講者 22.2% 27.8% +5.6%(実人数では+1名)
埼玉県久喜市で実施中の「令和7年度 高齢者運動習慣化トレーニング(フレイル予防運動)」、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2 画像 5

施設情報、関連リンクと運営体制の詳細

プログラムの提供拠点である『スポーツ60&スマート』は、アリオ鷲宮の1階(ロフトさん隣)に位置し、施設面積は約183坪、営業時間は10:00~21:00(最終入場20:00)です。所在地の詳細は〒340-0212 埼玉県久喜市久本寺谷田7-1 アリオ鷲宮1階です。公式サイトは以下のリンクで公開されています。

運営主体であるエアデジタル株式会社は、2019年2月設立で本社は埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-3 大宮マルイ7階にあります。代表取締役は前田相伯です。旧社名はレジェンドスポーツヒーローズ株式会社で、企業の情報発信は公式サイトおよび各種SNSを通じて行われています。

スポーツ60&スマート(施設)
設置商業施設:アリオ鷲宮
所在地:〒340-0212 埼玉県久喜市久本寺谷田7-1 アリオ鷲宮1階(ロフトさん隣)
営業時間:10:00~21:00(最終入場20:00)
施設面積:約183坪
公式サイト:https://sports60.net/
エアデジタル株式会社(事業者情報)
旧社名:レジェンドスポーツヒーローズ株式会社
所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-3 大宮マルイ7階
設立:2019年2月
代表者:代表取締役 前田相伯
公式サイト:https://www.heroes-park.com/
SNS:facebook / Twitter / Instagram
埼玉県久喜市で実施中の「令和7年度 高齢者運動習慣化トレーニング(フレイル予防運動)」、実証実験の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2 画像 6

中間検証のまとめと要点整理

今回の中間効果検証(アンケート調査のまとめ)その2では、CS-30およびWHO-5を用いた定量的評価により、運動機能と精神的健康の両面で一定の改善または維持傾向が確認されました。CS-30では初回に20回未満の参加者群が3か月時点で20回付近へ集約する傾向が見られ、WHO-5では要介護認定利用者のうつリスク保有割合が1か月で24.6%から13.1%へ改善するなど、短期的な効果が示唆されています。

一方で、フレイル予防講座受講者におけるWHO-5の割合は数値上で増加していますが、実人数では1名の増加にとどまるため、実質的にはほぼ維持されたという注記が付されています。現時点での総括としては、参加者の参加頻度や参加意欲の向上が観察され、プログラムの実施により効果が見られることがうかがえます。補助事業のスケジュールに沿って、2026年3月末時点で再度効果検証を行う予定です。この結果はエアデジタル株式会社およびスポーツ60&スマートの公式サイトや次のプレスリリースで公表されます。

項目 内容
事業主体 エアデジタル株式会社(代表 前田相伯、設立2019年2月)
実施場所 スポーツ60&スマート(アリオ鷲宮1階、施設面積約183坪、営業時間10:00~21:00)
補助 令和7年度地方スポーツ振興費補助金(運動・スポーツ習慣化促進事業)
評価指標 CS-30(運動機能)、WHO-5(精神的健康)
CS-30の要点 初回で20回未満の群が存在したが、3か月で20回付近に集約し改善傾向
WHO-5の要点(要介護利用者) 24.6% → 13.1%(1か月後)、11.5ポイントの減少
WHO-5の要点(フレイル講座受講者) 22.2% → 27.8%(1か月後)、数値上は増加するが実人数で+1名の増加に留まる
次回検証 2026年3月末時点で再度効果検証を予定。結果は公式サイトとプレスリリースで公表
関連リンク 2025年12月24日プレスリリース(プログラム概要), 2026年2月26日プレスリリース(中間報告その1), スポーツ60公式サイト

今回の中間検証は、デジタルツールを活用した運動プログラムが高齢者の身体機能や一部の精神的健康指標に良好な影響を与える可能性を示す内容となりました。補助事業の枠組みと地域拠点としての施設運用を通して、統計的な有意差の確認や長期的な効果検証が今後の課題として残りますが、現時点の観察結果は短期的な改善や参加者の維持に関する有益な知見を提供しています。