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3月17日開幕|NOK、BATTERY JAPANで低露点グリース初展示

BATTERY JAPAN出展

開催期間:3月17日〜3月19日

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BATTERY JAPAN出展
展示っていつどこでやるの?
会期は2026年3月17日(火)〜19日(木)10:00〜17:00で、会場は東京ビッグサイト 南展示場 第1ホール1階。NOKブースはS8-1。りんかい線・ゆりかもめが最寄りで、入場や登録詳細は展示会公式サイトを確認してください。
何を展示するの?
低露点用グリース(露点−50〜−70℃対応)や水素用Oリング、水電解ガスケットを初展示。冷却シールや耐トラッキング性ゴム、RUSTECTORコーティングなど次世代エネルギー向けのシーリング技術を実機やサンプルで紹介します。

NOKがBATTERY JAPAN 2026に出展 — 出展の要旨と会場情報

NOK株式会社は、次世代エネルギー分野に向けたシーリングソリューションを一堂に紹介するため、2026年3月17日(火)から19日(木)にかけて東京ビッグサイトで開催される「BATTERY JAPAN [国際] 二次電池展」に出展します。プレスリリースは2026年3月10日15時に発表されています。

出展テーマは「次世代エネルギーを支える、NOKのシーリングソリューション」で、NOKグループの掲げる「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を背景に、EV関連や水素分野などの用途を想定した製品群を展示します。

展示位置や開催概要、アクセス方法といった実務的情報も明示されています。ブースは南展示場 第1ホール1階、ブース小間番号はS8-1です。主催はRX Japan株式会社で、会期中の開場時間は午前10時から午後5時までとなります。

会場の所在地やアクセスは次の通りです。東京ビッグサイト 南展示場 第1ホール1階(東京都江東区有明3-11-1)。最寄り駅はりんかい線「国際展示場駅」徒歩約7分、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」徒歩約3分です。展示会とNOKの出展に関する公式ページのURLも案内されています。

次世代エネルギーの普及に貢献するソリューションを紹介 NOK、「BATTERY JAPAN [国際] 二次電池展」に出展バッテリー製造工程の超乾燥環境に対応する低露点用グリースも初出展 画像 2

出展に関する問い合わせ先と関連情報

本出展に関する問い合わせはNOK株式会社 CEOオフィス コーポレートアフェアーズ コーポレートコミュニケーション部が担当しています。連絡先は電話03-5405-6372、メールアドレスはmb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.comです。展示会の公式サイトおよびNOKの企業サイトには詳細資料や画像が掲載されています。

展示会の公式サイトURL: https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/bj.html 。NOKの出展ページ: https://products.nokgrp.com/expo_btj2026.html 。NOKグループの企業情報については https://www.nokgrp.com/ を参照できます。

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超乾燥環境に対応する「低露点用グリース」の技術的特徴

NOKが今回初展示する新規開発品の低露点用グリースは、リチウムイオン電池および全固体電池の製造工程における超乾燥環境(露点-50℃~-70℃)に対応するグリースです。製造装置内の駆動部、例えば軸受やボールねじ等で発生する摩擦抵抗の増大を抑制するために設計されています。

このグリースは超乾燥環境での摩耗低減と装置長寿命化に寄与するだけでなく、装置の安定稼働を通じた生産性向上にもつながる点が強調されています。さらに、電池特性に影響を与える恐れのある特定の金属元素を原料材に使用していないことが明示されています。

適用環境
露点:-50℃~-70℃(リチウムイオン電池、全固体電池の製造工程)
対象部位
軸受、ボールねじ等の駆動部
電池特性に関する配慮
Cu(銅)、Zn(亜鉛)、Fe(鉄)を原料材に含めないことで、金属元素起因の電池特性不良リスクを低減
期待される効果
摩擦抵抗増大抑制、装置部品の摩耗防止による長寿命化、生産性の向上

以上の性能は、電池製造ラインの安定運転や製品品質の維持に直結する仕様として想定されており、超乾燥環境での潤滑・密封技術の一例ではない点に留意されます。

展示会場では実機やサンプルによる性能説明が行われる見込みであり、装置設計や工程改善を検討する技術者にとって参考となる情報が提供される予定です。

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水素関連と水電解に対応するシーリング製品群の詳細

NOKは水素社会に対応する複数の新製品を初展示します。主な出展品は水素用Oリング水電解ガスケットのほか、冷却システム向けシールや耐トラッキング性ゴム、アルミ腐食対策用シール「RUSTECTOR」コーティングなど多岐にわたります。

これらは水素の高圧環境や水電解装置で求められる気密性・耐久性・低温特性などの要件に応えることを目指した設計・材料選定がなされています。以下に各製品の仕様と狙いを詳述します。

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水素用Oリング:耐ブリスタ性と低温性能の両立

水素用Oリングは、水素の浸透と減圧時の急膨張で発生する気泡やふくれ(ブリスタ)を防ぐための「耐ブリスタ性」を重要視した製品です。今回は耐ブリスタ性と低温特性に優れた2種の材料を用意しています。

材料は低温EPDM材特殊VMQ材で、用途に応じてどちらかを提案可能です。使用温度目安は低温EPDM材が−50℃、特殊VMQ材が−60℃です。また高圧環境下での溝隙間からのはみ出しを抑えるために専用のバックアップリングを併用できます。

課題
高圧水素の浸入による減圧時の膨張(ブリスタ)
材料と特徴
低温EPDM材:汎用EPDMより優れた低温特性。特殊VMQ材:さらに優れた低温特性および耐ブリスタ性
使用温度目安
低温EPDM材:−50℃、特殊VMQ材:−60℃
組付け時の配慮
汎用高圧Oリングより材料硬度を低く設計し、挿入荷重を1/3に低減。専用バックアップリングとの併用ではみ出し対策が可能

これにより、組付け作業性の向上や高圧系統での信頼性確保が期待されます。材料選定は運用条件に応じた提案が行われます。

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水電解ガスケット:気密性・絶縁性・電解液保持を両立

水電解装置における電極間の重要部品として、NOKは樹脂フレーム一体型のシール構造を採用した水電解ガスケットを初展示します。主な機能は気密性、絶縁性、電解液の保持で、これらによりガス混合や漏れ、短絡を防ぎます。

樹脂フレーム一体型によって膜交換作業の容易化、自動組付け作業の効率化、部品点数削減が図られます。ゴムシール採用により高圧環境での漏れ抑制と従来樹脂品に対する長寿命化を実現しています。

構造の特長
樹脂フレーム一体型シール+ゴムシールで膜交換性、組付け効率、部品点数削減を実現
機能
気密性、絶縁性、電解液保持によるガス混合・漏洩・短絡防止
共同研究
産業技術総合研究所(AIST)福島再生可能エネルギー研究所(FREA)と共同研究を進め、材料・形状の最適化を図っている

このガスケットは水素製造効率と装置の安定運転に貢献することを狙いとしており、実装性や保守性を考慮した設計が特徴です。

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冷却システム用シール、耐トラッキング性ゴム、アルミ腐食対策

冷却システム向けでは多流路切換弁用シールと配管継手用シールを紹介します。多流路切換弁用シールはゴムと低摩擦材を組み合わせた独自形状で、高いシール性と低トルクを両立します。ロータータイプとディスクタイプの2種がラインナップされています。

配管継手用シールは配管の位置ずれに柔軟追随して確実に密封することを目標とし、ゴムと金属環の一体成形により圧入するだけで取り付けが可能です。これにより多管化する配管ユニットの組立ばらつきに伴う問題を緩和し、省スペース化や設計自由度の向上に資します。

耐トラッキング性ゴムは独自配合により高電圧環境でのトラッキング現象を抑制する材料で、JIS規格における最高値であるCTI(比較トラッキング指数)600を満たしています。インバータやモーター周辺の省スペース化、部品点数削減に活用でき、耐水性や耐油性を付与したベース材料の選定も可能です。

アルミ腐食対策用シール「RUSTECTOR」コーティングは、EVユニットなどのアルミ筐体向けに耐塩水腐食機能を付加するガスケットで、ラバーガスケットと鋼板にゴムを接着した「ソフトメタル」ガスケットの両種類を提案します。コーティングはアルミハウジングの表面粗さを充填して耐腐食性を向上させることを目的としています。

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展示の狙いと企業情報の整理、来場者が得られる情報

NOKグループは出展を通じて、次世代エネルギー領域におけるシーリング技術と材料開発の成果を実装例とともに示すことを目指しています。出展品は製造現場や装置設計者にとって実務的な課題解決を意図した仕様となっており、プロセス改善や信頼性向上につながる情報提供が想定されます。

会場ではサンプル展示や技術説明が行われ、実際の適用条件に関する相談や材料選定、形状の最適化に向けた技術的な対話が可能です。AIST(産総研)FREAとの共同研究に基づく水電解ガスケットの最適化など、学術連携を含めた開発体制も紹介されます。

以下の表は、本記事で取り上げた出展内容と会期・連絡先などの主要事項を整理したものです。出展製品ごとの特徴や使用温度目安、会場情報を一覧で確認できます。

項目 詳細
出展企業 NOK株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表:鶴 正雄)
プレスリリース日時 2026年3月10日 15:00
展示会名 BATTERY JAPAN [国際] 二次電池展
会期・時間 2026年3月17日(火)~19日(木)10:00~17:00
会場・ブース 東京ビッグサイト 南展示場 第1ホール1階、ブース小間番号 S8-1
主催 RX Japan株式会社
出展テーマ 「次世代エネルギーを支える、NOKのシーリングソリューション」
主な出展製品 低露点用グリース(露点-50℃~-70℃対応、Cu/Zn/Fe不使用)、水素用Oリング(低温EPDM:−50℃、特殊VMQ:−60℃、挿入荷重1/3)、水電解ガスケット(樹脂フレーム一体型、AIST FREAと共同研究)、冷却システム用シール(ローター/ディスク)、配管継手用シール、耐トラッキング性ゴム(CTI600)、RUSTECTORコーティング(ラバー/ソフトメタル)
問い合わせ先 NOK株式会社 CEOオフィス コーポレートアフェアーズ コーポレートコミュニケーション部 TEL: 03-5405-6372 / Mail: mb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.com
関連リンク 展示会 https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/bj.html 、NOK出展ページ https://products.nokgrp.com/expo_btj2026.html 、NOK企業 https://www.nokgrp.com/

この記事ではNOKの出展内容を技術仕様や適用例とともに整理して紹介した。展示会場では各製品の性能や適用条件、共同研究の成果に基づく具体的データが提示される見込みであるため、関係者は会場で技術担当者に問い合わせることで詳細な検討資料やサンプル入手について確認できる。