光速船 Mini、5インチAMOLEDで復刻 日本限定紺色決定
ベストカレンダー編集部
2026年3月11日 10:11
光速船 Mini クラファン
開催期間:2月25日〜4月23日
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伝説を継承しつつ再構築された「光速船 Mini」――復刻を超える狙い
Flynn’s Generationは、1980年代にベクタースキャンで独自の映像体験を提供した家庭用ゲーム機「光速船(Vectrex)」を、約1/2スケールで再構築した新製品『光速船 Mini』のクラウドファンディングプロジェクトを日本で開始しました。プレスリリースは2026年3月11日09時30分付で公開されています。
本プロジェクトは、単なる外観の復刻に留まらず、オリジナルの表示方式であるベクタースキャンの「線画体験」を現代技術で再現することに主眼を置いています。日本のファン投票による日本限定カラー「紺色」の制作決定や、製造方法の選定により当時の質感を再現する姿勢など、歴史的な意匠を尊重しつつ実用性と拡張性を持たせた仕様が公開されています。
ベクタースキャン体験を現代に伝える技術的な仕掛け
光速船の象徴であった漆黒の背景上に浮かぶ鋭い線(ベクターライン)を再現するため、5インチAMOLEDディスプレイを採用しています。高コントラストの有機ELは、オリジナルのブラウン管が生み出した光の軌跡をより鮮明に描き、黒い画面と明るい線とのコントラストを強調します。
また、当時の体験を決定づけた「物理スクリーンオーバーレイ」も忠実に再現されます。ゲームごとに専用シートを画面に重ねることで色彩を付与する仕組みが取り入れられ、単純なソフトウェアエミュレーションでは得られない視覚的な没入感が維持されます。
物理オーバーレイとディスプレイの組み合わせ
物理オーバーレイは、オリジナル同様に画面上へシートを重ねる方式を採用することで、色つき部分の表現を物理的に実現します。これにより、ベクターラインの鮮烈さとシートの色彩が組み合わさり、当時の表示体験が再現されます。
5インチAMOLEDの採用により、解像度や表示方式そのものは現代向けに最適化されますが、ベクターラインのシャープネスと漆黒の再現を優先する設計がなされています。
ハードウェア設計と現代的な拡張性
本体はオリジナルの約1/2スケールで設計されますが、筐体は往年の感触にこだわり、射出成形(インジェクション・モールディング)での製造を予定しています。レトロ感を引き出すためのパッケージも、往年のデザインを踏襲した特別仕様です。開封体験から当時の記憶を呼び起こす構成が目指されています。
現代のプレイスタイルに合わせた多くの機能も盛り込まれています。以下の点が主なハードウェアおよび入出力仕様として公開されています。
- Bluetoothワイヤレスコントローラーが標準付属(アナログジョイスティック+4ボタン、自動センタリング機能搭載)
- 映像出力:HDMIまたはUSB-Cビデオ出力対応予定(製造時に確定)
- 給電:USB-C給電(モバイルバッテリー対応を想定)
- レガシーポート:DB9ポート搭載(オリジナルコントローラー接続対応)
- 拡張スロット:micro-SDスロット搭載(ROMデータや自作ソフトの追加を想定)
- 多機能クロックモード:Wi-Fi接続により時刻・日付・天気表示、アラーム機能を搭載予定
これらの機能は、レトロな操作感を残しつつ現代の利便性を組み合わせることで、デスクトップやリビングでの利用に適した設計が意図されています。
筐体とパッケージについての設計意図
1/2スケール化にあたっても質感と存在感の再現を重視し、インジェクション・モールディングを採用することで塗装や成形の精度、触感を確保します。これにより見た目の忠実性だけでなく、長期使用に耐える耐久性も確保されます。
パッケージは往年のデザインから着想を得た特別仕様で、開封時の体験を重視する構成とされています。パッケージングも製品体験の一部として設計されています。
収録タイトル、拡張性、プロジェクトの進捗と支援概要
本体には14種類のゲームを内蔵予定で、micro-SDカードによる所有ROMや世界中のファンによるホームブリュー作品の追加を想定しています。プレスリリースで明示された収録予定タイトルは以下の通りです。
- Bedlam(ベドラム)
- Hyperchase(ハイパーチェイス)
- Cosmic Chasm(コズミック・キャズム)
- Spinball(スピンボール)
- Rip Off(リップ・オフ)
- Spike(スパイク)
上記はプレスリリースで明記された収録予定タイトルであり、本体は合計14タイトルを内蔵する計画です。micro-SDスロットにより、ユーザーが所有するROMやコミュニティ制作のソフトを追加することで収録タイトルを拡張できる設計が特徴です。
クラウドファンディングの状況とスケジュール
プロジェクトはkibidangoおよびGREEN FUNDINGの共同開催により進められており、日本時間で2026年4月23日23:59まで支援を受付中です。プロジェクト開始時点で大きな反響を呼び、開始即日に1,000万円以上の支援を集め、最終的に目標金額の2232%超となる22,328,800円の達成額が記録されています。
公開された主要なプロジェクト指標は以下のとおりです。
- 目標金額
- 1,000,000円
- 達成金額
- 22,328,800円
- サポーター数
- 619人
- プロジェクト期間
- 2026年2月25日〜2026年4月23日 23:59(日本時間)
- お届け予定
- 2026年9月目処(支援順)
支援ページは以下のリンクから参照可能です。プロジェクトページでは支援のコースやリターン、実際の製品サンプル画像や詳細なFAQなどが提供されています。
まとめ:仕様とプロジェクト要点の整理
ここまでの情報を整理すると、『光速船 Mini』はオリジナルのベクトル体験を重視しつつ、現代の表示技術や接続性、拡張性を取り入れたハイブリッドな復刻モデルです。日本限定カラーとして「紺色」の制作が決定しており、パッケージや筐体製造にも往年の意匠を反映させています。
以下の表は、本記事で取り上げた主要なポイントを一覧にしたものです。プロジェクトの基本情報、ハードウェアの主要仕様、収録タイトルの例、クラウドファンディングの実績とスケジュールをまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | 光速船 Mini(約1/2スケール、Flynn’s Generation) |
| 発表元/発表日時 | Flynn’s Generation/2026年3月11日 09:30 |
| 日本限定カラー | 紺色(ファン投票により決定) |
| ディスプレイ | 5インチ AMOLED(有機EL) |
| 物理的再現要素 | 物理スクリーンオーバーレイ(専用シート) |
| 入出力・拡張 | Bluetoothコントローラー(標準)、HDMIまたはUSB-Cビデオ出力予定、USB-C給電、DB9ポート、micro-SDスロット、Wi‑Fi対応の多機能クロックモード |
| 収録タイトル(一部) | Bedlam、Hyperchase、Cosmic Chasm、Spinball、Rip Off、Spike(計14タイトル内蔵予定) |
| 製造・筐体 | 約1/2スケール、射出成形(インジェクション・モールディング)による製造予定、特別仕様パッケージ |
| クラウドファンディング(実績) | 目標 1,000,000円、達成 22,328,800円、サポーター数 619人 |
| プロジェクト期間 | 2026年2月25日〜2026年4月23日 23:59(日本時間) |
| お届け予定 | 2026年9月目処(支援順) |
| プロジェクトページ | https://kibidango.com/projects/2885 |
以上が公開されたプレスリリースの内容に基づく要点の整理です。製品はレトロなベクトル表示の体験を現代に伝えることを目的としており、クラウドファンディングを通じて支援を受けつつ、2026年9月の出荷を目指す計画になっています。詳しい支援コースや追加情報は各プロジェクトページにて確認できます。