3/27公開:MET新演出ベッリーニ『清教徒』全国上映
ベストカレンダー編集部
2026年3月11日 14:21
MET版《清教徒》日本公開
開催期間:3月27日〜4月2日
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ベッリーニ《清教徒》が新演出で再登場 — 上映スケジュールと公開の経緯
ショパンも憧れたとされるヴィンチェンツォ・ベッリーニが33歳で遺した大作オペラ《清教徒》(原題:I Puritani)が、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)による新演出で日本のスクリーンに戻ってくる。METライブビューイング2025-26シーズンの一環として、3月27日(金)から4月2日(木)に全国21館で上映され、東劇では4月9日(木)までの2週上映となる。
本件のプレスリリースは松竹株式会社より2026年3月11日12時00分に発表された。MET本公演自体は2026年1月10日の上演であり、今回の映像化はその舞台を劇場で鑑賞できる機会である。上映予定時間は3時間41分(休憩1回)と長編だが、物語の背景である17世紀イングランドの内戦と、劇中に現れる名シーンを堪能できる構成となっている。
上映館と期間の詳細
上映は全国21館で実施される。主要な公開館としては東劇、新宿ピカデリーが明記されている。東劇のみ特例で4月9日までの2週上映が予定されていることから、上映期間の地域差がある点に注意が必要である。
公式情報および上映館の詳細は松竹の特設ページにて案内されているため、鑑賞を検討する際は同ページで上映スケジュールや座席販売情報を確認することが推奨される。公式ページのURLは以下の通りである。
物語と演出の特徴 — チャールズ・エドワーズによる写実的舞台
《清教徒》の物語は17世紀半ばのイングランド南西部を舞台に、王党派と議会派(清教徒)の対立を背景に展開する大規模な愛の物語である。ヒロインのエルヴィーラと騎士アルトゥーロの恋愛に加え、誤解と政治的緊張が重なり、劇的な結末へと至る。
今回のMET新演出は演出家チャールズ・エドワーズが写実的な舞台美術で描き出すことが報じられている。写実主義を基礎に、時代背景と人間ドラマの両面を舞台美術と演出で表現する方針が取られているため、視覚的にも物語理解に寄与する舞台構築が期待される。
あらすじ(要点)
以下は公表されたあらすじの要点である。登場人物間の誤解が致命的な展開を招き、エルヴィーラの精神の混乱とアルトゥーロの運命が大きな焦点となる。
- 議会派の娘エルヴィーラは王党派の騎士アルトゥーロと愛し合い、結婚の機会を得る。
- エルヴィーラの父にとって許されない相手がいるが、結婚準備は進行する。
- アルトゥーロは王妃エンリケッタを救うために共に逃亡するが、その行動がエルヴィーラに裏切りと映り、彼女は正気を失う。
- 誤解が解けるとアルトゥーロに極刑が宣告されるなど、運命はますます悲劇的な方向へ向かう。
キャストと音楽陣 — 超絶技巧を披露する歌手たち
本公演の指揮はマルコ・アルミリアートが務める。指揮とオーケストラの連携によって、ベッリーニの長く優美な旋律やアンサンブルが舞台上で再現されることになる。
キャストは欧州の主要歌劇場で活躍する顔ぶれが揃う。主な出演者は以下の通りである。リストはプレスリリースの表記に従う。
- エルヴィーラ
- リセット・オロペーサ(ソプラノ) — 美貌と人間味を兼ね備えた歌声が評価されている。
- アルトゥーロ
- ローレンス・ブラウンリー(テノール) — 新国立劇場《リゴレット》で注目された歌唱力。劇中の難所である超高音「ハイF」を披露する場面が話題となっている。
- 主要脇役
- リカルド・ホセ・リベラ(バリトン)、クリスチャン・ヴァン・ホーン(バスバリトン)ほか。クリスチャン・ヴァン・ホーンはMETオーケストラ来日公演でも喝采を浴びた実績を持つ。
特にヒロインが見せる「狂乱の場」はオペラ史上屈指の名場面として知られ、ここでの装飾歌唱や高音域へのアプローチは観客の注目点である。METで約50年ぶりとなる新演出の舞台で、これらの名場面がどのように解釈・再現されるかが見どころとなる。
映像と場面写真の公開内容
プレスリリースの発表に合わせて、予告映像とプロモーション映像および場面写真11枚が一斉に解禁された。予告映像はチャールズ・エドワーズの舞台美術と、主演二人の歌声が効果的に組み合わされた内容で、作品の世界観を短時間で伝える構成になっている。
プロモーション映像はリセット・オロペーサ(ソプラノ)にフォーカスしたもので、美貌と美声の両面が強調される編集となっている。場面写真は主要キャストを捉えた11点で、舞台の写実的な装置や照明、衣裳のディテールが確認できる。
- 公開媒体:METライブビューイング関連のプロモーション映像、場面写真11枚
- 内容:予告映像(演出と歌のハイライト)、リセット・オロペーサを中心としたプロモーション映像、場面写真
公演データの整理と締めくくり
ここまでに述べた情報を表形式で整理する。上映期間、上演日時、主要キャスト、スタッフ、上映時間、公式リンクなど、鑑賞判断に必要な基本情報を網羅している。
以下の表は本記事で紹介した主要項目を分かりやすくまとめたものである。表の後に本記事の要点を簡潔にまとめる文章を記す。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品 | ベッリーニ《清教徒》(I Puritani) |
| MET上演日 | 2026年1月10日 |
| 日本公開期間 | 2026年3月27日(金)〜4月2日(木)/東劇は4月9日(木)まで2週上映 |
| 上映館 | 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館 |
| 上映予定時間 | 3時間41分(休憩1回) |
| 指揮 | マルコ・アルミリアート |
| 演出 | チャールズ・エドワーズ(写実的な舞台美術) |
| 出演(主な歌手) | リセット・オロペーサ(ソプラノ)、ローレンス・ブラウンリー(テノール)、リカルド・ホセ・リベラ(バリトン)、クリスチャン・ヴァン・ホーン(バスバリトン)ほか |
| 配給/発表 | 松竹株式会社(プレスリリース発表:2026年3月11日12:00) |
| 公式情報 | https://www.shochiku.co.jp/met/program/6907/ |
| 備考 | 予告映像およびプロモーション映像、場面写真11枚を一挙公開。”狂乱の場”などの名シーンに注目。 |
以上がMETライブビューイングの新演出ベッリーニ《清教徒》に関する公開情報の要約である。上映スケジュールや公開映像、出演者・制作陣の情報は公式サイトで随時更新されるため、詳細は公式ページを参照のこと。