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FOODEX 2026で注目、Swicyと進化系こんにゃく

FOODEX 2026

開催期間:3月10日〜3月13日

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FOODEX 2026
いつどこで開催されてるの?
FOODEX JAPAN 2026は会期が2026年3月10日〜13日、会場は東京ビッグサイト。76カ国・3,238社が出展する業界向けの大規模展示会で、入場は原則業界関係者のみ。
Swicyって何?どんな味なの?
Swicyは甘味と辛味を重ねる“甘辛レイヤー”の新味覚。ハチミツやマヨを辛味に重ねるスナックや調味料で、辛さが苦手な層にも広がりやすい風味設計が特徴です。

FOODEX JAPAN 2026、開幕と会場の規模──流通課題に応える新ゾーンと国際色

一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)が主催するアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」が、2026年3月10日(火)に幕を開けました。会期は2026年3月10日(火)~13日(金)で、会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)です。

開催規模は世界約76カ国・地域から出展者数3,238社(国内:1,112社、海外:2,126社)と大規模で、初日は国内外から食に関わる来場者が集まり、同日だけで17,000人を超える来場が確認されました。出展企業、来場者、審査員の顔ぶれから、食分野の最新技術やトレンドを短期間で俯瞰できる場になっています。

FOODEX JAPANで見つける、2026年の食のトレンドの兆し!甘辛の新味覚 “Swicy(スウィーシー)”スナックやまるでヨーグルトな進化系こんにゃく、氷の要らないかき氷機まで 画像 2

「次世代ソリューション&新興国ゾーン」の新設とその狙い

51回目となる本年は、流通・小売の実務課題に直結する未来型展示として、「次世代ソリューション&新興国ゾーン」が新設されました。このゾーンは「食×AI」「物流ソリューション」「スタートアップ」の3エリアで構成され、現場の人手不足や配送効率化、AI導入の実践的なヒントを提示しています。

具体的には、物流の自動化や効率化を提案する機器・サービス、現場でのAI活用例、スタートアップによる新たな原料・商品提案などが展示され、サプライチェーン全体を見直す観点が来場者の関心を集めました。また、海外パビリオンでは新興国の出展も目立ち、今年はモーリシャスとモロッコが初出展しています。コーヒーやチョコレート原料の不足を背景に、新たな食材調達先として注目を集めている点も報告されました。

  • 開催期間:2026年3月10日~13日
  • 会場:東京ビッグサイト(東展示棟・南展示棟ほか)
  • 出展規模:76カ国・地域、3,238社(国内1,112、海外2,126)
  • 初日来場:17,000人超(初日)
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日本発・注目の素材変化──「進化系こんにゃく」と植物性乳製品代替

FOODEX JAPAN 2026では、日本の伝統食材であるこんにゃくが進化し、多様な形で登場しました。低カロリーかつ食物繊維が豊富である点が再評価され、麺類・チップス・肉代替のみならず、ヨーグルトやシーフードの代替品としての応用が進んでいます。

こんにゃく関連では、海外でのヘルシー食材需要に応える形で「Konjac」の名でも注目されており、物価高の局面でもコストパフォーマンスに優れる食材として国内外の関心を集めました。

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ココナッツヨーグルト「COCONO ナチュラルココナッツヨーグルト」

この製品はこんにゃく粉を使用し、砂糖・保存料・添加物を使用しない100%植物性のココナッツヨーグルトです。ココナッツミルクをベースに、こんにゃく粉、寒天、乳酸菌のみで仕上げる製法により、乳製品不使用ながらやさしい口当たりと軽やかな食感を実現しています。

特徴としては、乳成分を含まない点、こんにゃく由来の食感、そして原材料のシンプルさが挙げられ、アレルギー対策や植物性志向の消費者にも訴求する構成です。

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「まるでサーモン」──こんにゃくから生まれた次世代シーフード

こんにゃくを主原料とした植物由来の次世代シーフードも出展されました。商品名は「まるでサーモン」で、見た目や質感の再現に工夫がなされており、寿司や海鮮丼風のメニューに用いることで、サーモンの代替として機能します。

この種の代替食材は、動物性原料を抑えたい消費者や環境・資源問題に配慮する業態での採用が期待されます。こんにゃくの腹持ちや原材料価格の安定性も、採用側にとってのメリットです。

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海外トレンドと未上陸注目商品──Swicy、クラフトスナック、プレミアム即席

FOODEX JAPANでは、欧米で注目される味や海外ブランドの未上陸商品が多く紹介されました。なかでも、甘みと辛さを重ねる新味覚「Swicy(スウィーシー)」が今年の注目の一つです。Swicyは辛さの刺激だけでなく、マヨネーズやハチミツなどの甘味を層にすることで、従来の激辛ブームとは異なる味の方向性を示しています。

また、原料や製法にこだわるクラフトスナックや、本格クオリティを手軽に楽しめるプレミアムインスタント商品が数多く出展され、消費者の「体験価値」を重視する流れが見て取れました。

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Swicy関連の具体的商品例

会場で披露されたSwicy関連商品には、次のようなものがあります。これらは甘辛の重層的なバランスを活かし、辛さが苦手な層にも楽しめる工夫がなされています。

  • Takis ドラゴンスイートチリ:独自のロール形状が生むザクザク食感と、ピリッとした刺激に後から来るコクのある甘みが融合したトルティーヤスナック。全米で人気のブランドです。
  • Chipotle Hot Honey:カナダ産100%はちみつに燻製チポトレをブレンドしたホットハニー。スモーキーな香りと甘辛のアクセントが特徴で、フライドチキンなどの調理に合わせやすい製品です。
  • 韓国トッポギ風スナック:トッポギをアレンジした甘辛スナックも出展され、現地の味を手軽に取り入れられる商品として紹介されました。
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クラフトスナックとプレミアムインスタントの注目例

原料やパッケージデザイン、無添加をうたうものなど、ストーリー性のあるスナックが多く見られました。アメリカで話題のシュガーフリーキャンディ「Sours」は、3Dリップ缶のデザイン性と素材へのこだわり(シュガーフリー、人工着色料不使用)が特徴です。

プレミアムインスタントでは、台湾・阿里山産の生白きくらげを使用した「白きくらげのスープ」や、希少原料を活かした養生スイーツが出展され、保存性と本格的な風味を両立させた商品提案が行われました。

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技術系新商品と受賞結果、開催概要の整理

会場では食品そのものだけでなく、調理・冷却技術や調味技術の革新も多数発表されました。ここでは報道で紹介されている主要な新商品と、今年の「Frozen of Future(フローズンオブフューチャー)」受賞結果、開催概要を整理します。

新技術・新商品として注目されたものには、世界初のすりおろせるバルサミコ酢や、氷を使用しないかき氷機、賞味期限1年の保存ヨーグルトの素などが挙げられます。用途や設置環境に応じたソリューションとして、業務用途・小売用途の双方で検討される可能性があります。

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会場で発見された主な新商品とその特徴

SPHERE WITH BALSAMIC VINEGAR PGI TO GRATE

1892年創業のアチェタイア・テッラ・デル・トゥオーノが発明した、すりおろせるバルサミコ酢。バルサミコ・パールはキャビア状で加熱調理しても形状と風味を保ち、料理の仕上げに用いる新しい調味素材です。2017年ニューヨークでの受賞実績があります。

上質な風味が口の中ではじける点が特徴で、ソースや付加価値メニューの演出に適しています。

Blizzastar®J(氷の要らないかき氷機)

ペットボトル飲料をそのまま瞬時にかき氷に変換する機械で、氷を一切使用しない冷却技術を採用しています。冷却設備が設置できない環境、あるいは氷の確保が難しい現場における課題解決を狙った製品です。

猛暑時の短時間大量冷却や熱中症対策飲料の提供など、実務面での利点が大きく指摘されました。

ホーライタラグ(ヨーグルトの素)

モンゴルの高地で採れたヤクヨーグルトをフリーズドライにした保存食。牛乳を入れて混ぜるだけでヨーグルトが復元でき、賞味期限は1年です。香料・保存料無添加で、栄養価の高いヤクミルクを活かした商品です。

災害備蓄やアウトドア用途、長期保存が求められるシーンでの活用が想定されます。

Righteous Dairy Free Sorbetto

カナダで人気の乳製品不使用の「クリーミーソルベ」。水と果物をベースにしつつ独自製法でジェラートのような滑らかな食感を実現しており、2026年4月上旬に日本初上陸予定です。グルテンフリーで乳・卵不使用の点も特徴です。

代替デザート市場における付加価値商品の一つとして注目されています。

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「Frozen of Future」受賞結果(各部門グランプリ)

冷凍技術の進化に焦点を当てる「Frozen of Future」は、約100名の業界バイヤー及び一般審査員による審査で、4部門のグランプリが決定しました。冷凍食品の品質向上・利便性・社会課題解決に向けた取り組みが評価対象です。

  1. 外国人対応部門 グランプリ:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社「クリスピーサンド ザ・グリーンティー」
  2. グッドアイディア部門 グランプリ:森永乳業株式会社「バリッチェ(チョコ&バニラ/チョコ&ストロベリー)」
  3. テクノロジー・イノベーション部門 グランプリ:株式会社ニチレイフーズ「レンジで冷たい 盛岡風冷麺」
  4. 社会課題解決部門 グランプリ:Umios株式会社「WILDish唐辛子ツナ炒飯」

受賞商品は、業界関係者の商談や導入検討の参考情報として注目されます。冷凍技術を活用した食品開発は、時短ニーズや食品ロス削減にも寄与する点が評価されています。

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開催概要と来場方法

FOODEX JAPAN 2026の基本的な開催概要は次の通りです。会場内の時間帯やホール配置は業種別に分かれており、出展企業・来場者の目的に合わせて行動できます。

名称 FOODEX JAPAN 2026(第51回 国際食品・飲料展)
会期 2026年3月10日(火)~13日(金)
会場 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
開催時間 東展示棟7~8ホール 南展示棟1~4ホール 9:30~17:00(最終日16:30まで)
東展示棟4~6ホール 西展示棟1~4ホール 10:00~17:00(最終日16:30まで)
出展規模 世界約76カ国・地域、出展者数3,238(国内1,112、海外2,126)※2026年3月2日時点
主催等 主催:一般社団法人日本能率協会、一般社団法人日本ホテル協会、一般社団法人日本旅館協会、一般社団法人国際観光日本レストラン協会、公益社団法人国際観光施設協会
特別協力:独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)

入場は原則食品業界関係者を対象としており、一般の方および16歳未満の方の入場はできません。入場登録は「招待ナンバー」を持つ方は事前登録により無料、それ以外の方は招待状請求のうえ審査があり、登録料は10,000円(税込)となります。

来場登録・招待状請求のリンクは公式サイトに掲載されています。公式サイト:https://foodex.jma.or.jp

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FOODEX JAPANアプリについて

今年から紙の会場案内図の配布は行われないため、事前に「FOODEX JAPANアプリ」のインストールが推奨されています。アプリは出展者・製品検索、フロアマップ、経路検索、デジタル名刺交換機能などを備え、来場の利便性を高めます。

ダウンロードは以下から可能です。APP StoreおよびGoogle Playに配信されています。

アプリにはフロアマップのほか、1ドリンクチケットのプレゼント情報などが掲載されているため、事前確認が実務上も有用です。

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記事の要点まとめ(表)

以下の表は、本記事で取り上げた主な情報を整理したものです。開催情報、出展規模、注目トレンド、新商品・受賞結果など、参照しやすくまとめています。

項目 内容
開催名 FOODEX JAPAN 2026(第51回 国際食品・飲料展)
会期・会場 2026年3月10日~13日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
出展規模 76カ国・地域、3,238社(国内1,112、海外2,126)
初日来場者 17,000人超(開催初日)
新設ゾーン 次世代ソリューション&新興国ゾーン(食×AI/物流ソリューション/スタートアップ)
注目トレンド Swicy(甘辛レイヤー味)、進化系こんにゃく、クラフトスナック、プレミアムインスタント、冷凍技術の進化
主な新商品例 COCONOナチュラルココナッツヨーグルト、まるでサーモン(こんにゃく由来)、Takis ドラゴンスイートチリ、Chipotle Hot Honey、SPHERE(すりおろせるバルサミコ)、Blizzastar®J(氷不要かき氷機)、ホーライタラグ(賞味期限1年のヨーグルトの素)、Righteous Dairy Free Sorbetto
Frozen of Future 各部門グランプリ 外国人対応部門:ハーゲンダッツ「クリスピーサンド ザ・グリーンティー」
グッドアイディア:森永乳業「バリッチェ」
テクノロジー:ニチレイフーズ「レンジで冷たい 盛岡風冷麺」
社会課題解決:Umios「WILDish唐辛子ツナ炒飯」
主催・特別協力 主催:一般社団法人日本能率協会ほか / 特別協力:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
公式情報 公式サイト:https://foodex.jma.or.jp

以上がFOODEX JAPAN 2026に関する主な報告内容です。会場では出展者や製品の多様性が確認でき、流通の効率化や代替食材の台頭、味覚の変化(Swicy)など複数の潮流が同時に進行していることが示されました。関係者は出展情報や受賞結果、アプリの活用などを参考に、商談や導入の検討を進めることになります。