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AYA、全国47都道府県達成 『ズートピア2』上映会で5,973人

AYAインクルーシブ上映会

開催期間:1月18日〜2月22日

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AYAインクルーシブ上映会
この上映会って誰が対象で何が特別なの?
医療的ケア児や障がいのある子どもとその家族が対象。シアターを貸し切り音や動きに寛容、広告省略で開始を早め、医師・看護師が全会場に同行して安全に鑑賞できる点が特長です。
今後また参加できる機会はあるの?
はい。AYAは継続開催を目指しており、記事では2027年5月に全国47都道府県で同時開催する「インクルーシブ映画Day」設立計画を発表。最新の募集や日程は公式サイトやSNSで告知されます。

映画館を「安心して過ごせる場」に変えた取り組み

認定NPO法人AYAは、病気や障がいのある子どもたち、特に医療的ケアが必要な子どもとその家族を対象にした上映会「『ズートピア2』~AYAインクルーシブ映画上映会2026冬~」を、2026年1月18日から2月22日にかけて全国22会場で実施しました。全国でのべ5,973人を動員し、2023年4月のイベント開始以来、ついに日本全国47都道府県での開催を達成しています。

本イベントは、周囲に気兼ねして映画館を利用しにくい人たちが、音や声、医療機器の音などに配慮した特別な環境で映画を鑑賞できるように設計されています。運営にはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社をはじめ、全国の映画館・関係者の協力を得ており、各会場では医師や看護師など医療従事者が同行して安全性を担保しました。

医療的ケア児・障がい児に映画鑑賞の体験を届ける!『ズートピア2』上映会に全国5,973人を動員 画像 2

開催の意義と導入の背景

AYAが掲げるミッションは「医療的ケア児や障がい児とそのご家族に、スポーツ・芸術・文化を通じて世界観が広がる機会を提供する」ことにあります。映画館での鑑賞が難しい理由としては、長時間静かに座っていることが難しいこと、急に声を出してしまうこと、医療機器のアラームや痰の吸引音が他の観客に迷惑と感じられることなどが挙げられます。こうした背景から、当事者と家族の「映画を観たい」という声を受け、インクルーシブ上映会は始まりました。

この取り組みが実現するまでには、資金調達や会場確保、医療対応に関する調整など多くの課題がありました。AYAはシアターまるごとの貸し切り方式を採用し、会場内で医師・看護師が見守ることで、緊急時対応への懸念を低減し、映画館側の受け入れ障壁を下げました。

  • 安全対策:医師・看護師が全イベントに帯同
  • 環境整備:シアターを貸し切り、音や動きに寛容な空間を提供
  • 協力体制:配給会社・劇場・ボランティアとの連携
医療的ケア児・障がい児に映画鑑賞の体験を届ける!『ズートピア2』上映会に全国5,973人を動員 画像 3

全国22会場での開催記録――日程と動員の詳細

今回の冬シーズンでは、徳島・島根・沖縄での初開催が実現し、沖縄での上映をもって47都道府県での実施が達成されました。会場ごとの開催日と動員数は以下の通りです。各回とも医療従事者が同行し、家族単位での参加を想定した運営が行われました。

各会場の実施日は2026年1月18日、1月25日、2月1日、2月8日、2月15日、2月22日で、合計22劇場にてのべ5,973名が参加しました。以下に会場ごとの日時と参加者数を正確に列挙します。

  1. 1月18日(日)
    • 徳島県:イオンシネマ徳島(167名)〈初開催〉
    • 富山県:TOHOシネマズ ファボーレ富山(142名)
    • 熊本県:TOHOシネマズ 熊本サクラマチ(225名)
    • 茨城県:MOVIXつくば(326名)
    • 神奈川県:109シネマズ湘南(261名)
  2. 1月25日(日)
    • 島根県:T・ジョイ出雲(138名)〈初開催〉
    • 福岡県:TOHOシネマズ ららぽーと福岡(380名)
    • 奈良県:TOHOシネマズ 橿原(276名)
    • 東京都:TOHOシネマズ錦糸町(364名)
  3. 2月1日(日)
    • 沖縄県:シネマQ(344名)〈初開催/47都道府県達成〉
  4. 2月8日(日)
    • 秋田県:TOHOシネマズ 秋田(138名)
    • 山形県:MOVIE ON やまがた(208名)
    • 佐賀県:109シネマズ佐賀(223名)
  5. 2月15日(日)
    • 大阪府:大阪ステーションシティシネマ(413名)
    • 石川県:イオンシネマ白山(305名)
    • 滋賀県:イオンシネマ草津(224名)
    • 群馬県:MOVIX伊勢崎(210名)
  6. 2月22日(日)
    • 東京都:109シネマズ二子玉川(511名)
    • 愛知県:イオンシネマワンダー(228名)
    • 岡山県:イオンシネマ岡山(199名)
    • 栃木県:MOVIX宇都宮(417名)
    • 岐阜県:イオンシネマ各務原(274名)
医療的ケア児・障がい児に映画鑑賞の体験を届ける!『ズートピア2』上映会に全国5,973人を動員 画像 4

協力体制と運営方法の具体

配給会社のウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の協力をはじめ、各映画館の全面的な協力により、貸し切り実施が可能になりました。安全面では、会場内外において医療従事者が同行し、必要な医療行為や機器管理に対応できる体制が整えられています。

また、上映前の案内や開始時間の配慮、広告の省略(広告無しですぐ始める運用)など、参加者が落ち着いて鑑賞できる流れづくりにも配慮が施されました。会場スタッフやボランティアによる移動の補助(車椅子の運搬など)も行われています。

参加者の声と当日の様子

参加したご家族や子どもたちからは、映画館での鑑賞が「普段は諦めていた体験」であったこと、その機会を得られたことへの感謝の声が多数寄せられています。会場ごとに「大声を出してもよい雰囲気」「家族全員で座れた」「初めて映画館で涙が出た」といった具体的な感想が挙がりました。

以下に、プレスリリースで紹介された参加者のコメントを原文のまま引用します。居心地の良さや運営への評価、子どもの表情の変化などが繰り返し述べられています。

神奈川(参加者コメント)
「普段の生活ではとにかく周りに迷惑をかけないよう、暴れず静かにさせなければならないと常に気を使う毎日です。今日は途中飽きてしまい散歩に出たため全て観ることはできませんでしたが、心の底から気を使わずリラックスして映画を観ることができました。賑やかな映画鑑賞楽しかったです。」
徳島
「今回、家族みんなで映画を楽しむ事が出来本当によかったです。特にお姉ちゃんにはいろいろと我慢して貰う事もあったのでお姉ちゃんが1番喜んでくれてよかったです。」
沖縄
「映画館の椅子に家族で座り、代表者や館長のあいさつを聞いて涙が出ている自分に驚きました。みんなが普通に出来ていることが出来ることがこんなに幸せなことなのだと気づかせていただきありがとうございます。」
山形
「スタッフの方が車椅子を運んでくださったり、声をかけてくださったりして、不安が解消されました。大声を出して騒いだとしても、それでもいいんだよという雰囲気が、本当にありがたかったです。」
滋賀
「会場が適度な暗さで子どもも安心して過ごせました。初めの説明も短時間で適切だったと思います。広告無しですぐ始まったのも良かったです。この機会を知らなければ映画館来るのは一生諦めていたと思います。」
愛知
「長く車椅子に座ると嫌がる子ですが、とても楽しんでいた様子で良かったです。」

当日の運営で見えた課題と改善点

イベント実施を通じて、地域ごとの支援体制や会場設備の差異、参加希望者の移動負担などが改めて明らかになりました。AYAはこれらを踏まえて、より多様なニーズに応えるための運営改善を検討しています。

同時に、ボランティアや医療従事者の確保、資金面の安定化、地域での告知方法の最適化など、持続的に開催するための課題も存在します。これらは今後の開催計画における重要な検討項目です。

AYAの組織情報と代表の略歴、連絡先

認定NPO法人AYAは神奈川県横浜市に拠点を置き、代表理事は中川悠樹氏です。AYAは2023年6月29日に法人化され、設立以来、医療的ケア児や障がい児とその家族に対する文化・芸術体験の提供を進めています。

代表の中川悠樹は2009年に京都大学医学部を卒業し、救急科・外科の専門医としての経験を持ちます。ドクターヘリ添乗医や離島医療の実践を経て、2022年1月に任意団体AYAを立ち上げ、2023年にNPO法人化して代表理事に就任しました。

  • 団体名:認定NPO法人AYA
  • Email:press@aya-npo.org
  • 公式サイト:https://aya-npo.org/
  • 公式SNS:Instagram @npo_aya / X(旧twitter) @npo_aya / Facebook NPO AYA

プレスリリースに添付された画像ファイルはダウンロード可能となっており、イベントの様子や参加者の表情を伝える素材も提供されています。報道や取材の問い合わせは上記の連絡先にて受け付けられています。

要点のまとめ

以下の表は本記事で触れた主要な情報を整理したものです。イベント名、開催期間、開催地域、総動員数、主催・協力先、連絡先などを一覧にまとめています。

項目 内容
イベント名 『ズートピア2』~AYAインクルーシブ映画上映会2026冬~
開催期間 2026年1月18日〜2026年2月22日
開催会場数 全国22会場(合計で47都道府県開催を達成)
総動員数 5,973人(のべ)
初開催都道府県 徳島県、島根県、沖縄県(沖縄で47都道府県達成)
主催 認定NPO法人AYA(所在地:神奈川県横浜市、代表理事:中川悠樹)
協力 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社、実施映画館各社、ボランティア等
安全対策 医師・看護師などの医療従事者が全イベントに帯同、シアター貸切運用
代表者略歴 中川悠樹:2009年 京都大学医学部卒、救急科・外科専門医などの経歴あり
連絡先・参考リンク Email: press@aya-npo.org
公式サイト: https://aya-npo.org/
参考資料 *1 令和元年度障害者総合福祉推進事業「医療的ケア児者とその家族の生活実態調査」報告書
*2 令和5年版厚生労働白書 資料編 「9 障害者保健福祉」
*3 日本財団 難病の子どもと家族を支えるプログラム

以上が『ズートピア2』を用いたAYAのインクルーシブ上映会2026冬の開催概要と現場の記録です。開催を通じて得られた参加者の反応や運営上の知見は、今後の実施計画や地域間の支援格差を是正する取り組みに活かされる見込みです。詳細や素材のダウンロード、取材に関する問い合わせは上記の連絡先をご利用ください。