JR西日本×JP UNIVERSE、竜宮国で地域創生へ
ベストカレンダー編集部
2026年3月12日 19:10
竜宮国連携発表
開催日:3月12日
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JR西日本とJP UNIVERSEが描く共創の狙いと発表の要点
発表の基本情報と関係者
西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:倉坂 昇治、以下「JR西日本」)とJP UNIVERSE株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:田畑 端、以下「JP UNIVERSE」)は、2026年3月12日16時49分付で戦略的アライアンスを締結したと発表しました。
本提携は、XR(クロスリアリティ)領域において、JP UNIVERSEが提供するRPG型プラットフォーム「竜宮国」と連携し、地域創生など社会課題の解決を基盤とした新たな体験価値の創出を目的としています。発表資料は両社の公式リリースで公表されています(参照リンクは記事末尾に記載)。
- 発表日時
- 2026年3月12日 16時49分
- 発表主体
- 西日本旅客鉄道株式会社、JP UNIVERSE株式会社
- 代表者
- 倉坂 昇治(JR西日本)、田畑 端(JP UNIVERSE)
- 主な目的
- RPG型プラットフォーム「竜宮国」との連携による地域創生などの社会課題解決と新たな体験価値創出
- 参照資料
- JR西日本 発表資料(PDF)
「竜宮国」とJR西日本の蓄積を結ぶ意義
竜宮国は、JP UNIVERSEが開発を進めるRPGを基盤とした創作・経済プラットフォームであり、「もうひとつの日本」をコンセプトに国内47都道府県を舞台とした空間を構築します。ユーザーは世界・アイテム・イベント等を変化・拡張でき、ゲーム内外をつなぐ経済圏やUGC(ユーザー生成コンテンツ)を起点とした共創の仕組みを有しています。
JR西日本はこれまで、実際の駅が持つ多様な社会性や機能性をバーチャル上に再現・拡張する取り組みとして「バーチャル・ステーション」を構築してきました。シリーズ累計で5,000万人以上が来場しており、リアルとの連動やUGCを通じた共創アプローチで評価を得ています。今回の連携は、このバーチャル展開の知見と竜宮国のゲーム的世界観を組み合わせる点に大きな意義があります。
- 竜宮国の特徴
- 日本神話をモチーフにしたRPG空間
- クリエーターエコノミーと企業プロモーションの統合
- 独自ミドルウェア「OwnWorld」を介した他プラットフォームとの相互ネットワーク
- アジア、グローバル向けの展開を視野に開発(2026年ベータ版配信予定)
- JR西日本の強み
- 鉄道事業を中心としたリアルアセット
- 自治体・企業等との地域における多数の接点
- バーチャル・ステーションにおけるUGC推進の実績
地域課題に対する「共創型」アプローチの具体像
プレスリリースは、日本の地方が直面する複合的課題(少子高齢化、人口流出、産業の空洞化、行政サービスの継続困難)に対し、行政主導や企業単独の取り組みだけでは解決が難しい現状を前提にしています。こうした課題に対して、住民・企業・自治体が一体となって継続的に関わる“共創の仕組み”が求められていると位置づけられています。
今回の戦略的アライアンスは、リアルとバーチャルの双方を結合させることで、共創型の社会課題解決事業を開始することを明確に示しています。ゲームをフックとした経済圏の創出、観光資源や地場産品の振興、さまざまなステークホルダーが関わる仕組みづくりが主な目的です。
両社が示した「両社で実現するミライ」
プレスリリースでは三つの方向性が示されています。いずれもJR西日本とJP UNIVERSEが持つ資産と技術を組み合わせることで実現を図る内容です。
- 日常と非日常が一体化するミライ
現実世界とバーチャル(ゲーム)を相互に連関させ、ゲーミフィケーション技術によって日常生活とエンターテイメントの境界を薄めることを目指します。これにより、利用者の体験が広がるだけでなく、地域内での経済活動や集客の新たな流れを生み出すことが期待されます。
具体例としては、バーチャル上で形成されたイベントがリアルな観光動線に結びつき、地域の消費や来訪を喚起する設計が考えられます。
- ユーザーと事業者が共創するミライ
UGCのノウハウを活用し、ユーザーの創造性と企業の事業活動を融合させることで、新たな価値を生むプラットフォームの創出を目指します。ユーザーがコンテンツを作り、企業や自治体がそれを活用することで、双方向の価値循環を形成します。
この仕組みは、単なるプロモーション領域に留まらず、地域資源の掘り起こしやローカルビジネスの新たな販路構築につながる可能性があります。
- 様々なステークホルダーが地域創生するミライ
企業・自治体・個人など多様な参加者を受け入れる事業プラットフォームを育成し、「地方創生2.0」として社会全体の共創を促すことを目指します。持続可能な発展につながる共創の枠組みを構築する点が狙いです。
この取り組みにより、地域単位での課題解決が促進され、長期的には行政サービスの効率化や地域経済の自律的な発展が期待されます。
第一弾の具体的な展開として、鳥取県をベースとした「竜宮国・鳥取」を2026年中に開始予定とされています。詳細は今後の公式発表で案内される予定です。
技術基盤と展開スケジュール、補足情報の整理
JP UNIVERSEが進める「ジャパン・メタバース経済圏構想」の一環としての竜宮国は、クリエーターエコノミーと企業プロモーションを統合する大胆な設計が特徴です。国内有数の企業が賛同する中で、OwnWorldと呼ぶ独自ミドルウェアを通じて他の創作プラットフォームとも連携し、アジアやグローバル展開を見据えた開発が進められています。
竜宮国は日本神話をモチーフにした世界観を持ち、2026年にベータ版を配信する計画です。ゲーム内での経済圏とリアルの地域資源を結びつける設計が両社の共通した方針であり、リアル資産を持つJR西日本の接点と組み合わせることで、地域への影響力を高めることが期待されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年3月12日 16時49分 |
| 提携企業 | 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、JP UNIVERSE株式会社 |
| 代表者 | 倉坂 昇治(JR西日本)、田畑 端(JP UNIVERSE) |
| 連携プラットフォーム | RPG型プラットフォーム「竜宮国」 |
| 目的 | XRを活用した共創型社会課題解決事業/地域創生と新たな体験価値の創出 |
| 第一弾の展開予定 | 竜宮国・鳥取(2026年中開始予定) |
| 技術基盤 | 独自ミドルウェア「OwnWorld」、UGCを促す経済圏設計 |
| 関連カテゴリ | コンシューマーゲーム、旅行・観光 |
| 参考リンク | プレスリリース(PDF) |
以上の表は本記事で扱った主要事項を整理したものです。発表された情報は、両社が共有する方向性(地域課題の共創的解決、リアルとバーチャルの接続、UGCを核とした経済圏の形成)と、2026年中に開始予定の「竜宮国・鳥取」などの具体的スケジュールを含みます。詳細な実施計画やスケジュールの更新は、各社からの追報によって案内されます。
参考:発表資料(JR西日本)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260312_00_press_JRwestandJPU.pdf
本記事は、発表されたプレスリリースの内容を基に構成しています。提携の狙い、技術的基盤、初期展開予定など、公開されたすべての情報を網羅して整理しました。