4月1日開始|ZETA DIVISIONと東京大学が共同研究
ベストカレンダー編集部
2026年3月13日 16:49
ZETAと東大の共同研究
開催日:4月1日
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東京大学 中澤研究室とZETA DIVISIONが4月1日より共同研究を始動
GANYMEDE株式会社(本社:東京都港区、代表:西原 大輔)が運営するプロeスポーツチームZETA DIVISIONは、東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 中澤研究室と、2026年4月1日より共同研究を開始します。本共同研究の開始は、GANYMEDE株式会社からのプレスリリース(発表日時:2026年3月13日 14時00分)により公表されました。
本研究は、ZETA DIVISION所属選手の協力のもと、プロeスポーツ選手のパフォーマンス向上と選手寿命延伸を目的とする実証研究です。研究では人間の反射神経、認知機能、運動制御の限界値を科学的に検証・拡張し、データに基づくトレーニングやコンディショニングの最適化を図ります。
プレスリリースの要点
発表元はGANYMEDE株式会社で、研究開始日は2026年4月1日です。プレスリリースは2026年3月13日 14時00分に配信されています。共同研究により、eスポーツにおける神経生理学的負荷の蓄積やパフォーマンスの波といった課題に対して科学的な解像度での解析が行われます。
本共同研究の中心的な意図は、選手が長期にわたり世界のトップレベルで競い続けられる環境作りと、そのための長期的身体・心理・神経管理モデルの構築にあります。研究成果はeスポーツ分野だけでなく、フィジカルスポーツや神経リハビリテーション分野への応用も視野に入れられています。
求められる能力と研究の狙い — 人間の限界値をどのように計測するか
eスポーツのトッププロ選手は非常に高速な反応時間と高精度な入力を必要とする領域で競技を行っています。プレスリリースでは、トッププロの反応時間が150〜200ms未満であることや、極限状況下での高速意思決定、サブミリ秒単位の入力精度が求められる点が指摘されています。
これらの特性は神経・認知・運動制御の限界に近く、長時間の競技や反復的な高負荷で身体的・心理的・神経生理学的な負荷が蓄積することが、競技継続性や選手のキャリア形成の妨げとなっています。本研究はこうした問題点に対して計測と解析により解像度を上げることを目標とします。
研究の主軸(測定・解析・応用)
研究では大きく分けて以下の主軸が掲げられています。これらは選手のパフォーマンスを量的かつ再現性のある形で評価し、その上で改善策を導出するための枠組みとなります。
- 神経・運動機能データに基づくパフォーマンス分析:実競技データと生体データを連結して定量解析を行います。
- パフォーマンスの「再現性・安定性」の可視化:同一条件下での再現性や日内・日間変動の評価を通じて安定化要因を特定します。
- コンディショニングおよびトレーニング手法の科学的最適化:データに基づく個別最適化を目指します。
- 選手寿命の延伸を見据えた長期的身体・心理・神経管理モデルの構築:キャリアを長く保つための管理指標や介入モデルを開発します。
これらの成果はeスポーツだけでなく、フィジカルスポーツの競技力向上や神経リハビリテーション研究への横展開が想定されており、高精度なヒトデータが新たな知見を提供する可能性が示されています。
研究体制と参加選手、計測手法の詳細
本研究にはZETA DIVISIONが全面協力し、所属選手数が70名を超える同チームから実競技データおよび身体データを取得・検証します。初期段階ではSTREET FIGHTER部門の2名が参加すると公表され、研究参加選手は随時増加する予定です。
研究にあたっては東京大学 中澤研究室(Nakazawa Sports & Neurorehabilitation Laboratory)が中心となり、神経科学・運動制御・スポーツ科学・神経リハビリテーションを横断する手法で解析を行います。
参加選手と役割
プレスリリースで名前が挙がっている参加選手は以下のとおりです。研究は段階的に他部門の選手も順次協力する計画です。
- ももち:長年にわたりeスポーツ界の最前線で戦い続け、経験と緻密な理論で格闘ゲーム界を牽引するレジェンド。
- ひぐち:若くして国内大会優勝経験を持ち、圧倒的な反応速度と精密な入力を武器に次世代を担うトッププレイヤー。
写真のキャプションとしては「写真左から: GANYMEDE株式会社 Daniel Cao, 東京大学 中澤教授、ZETA DIVISION STREET FIGHTER部門 ひぐち、ももち」と記載されています。
計測手法と解析手法
中澤研究室が用いる計測手法は、人間を対象とする実験に適した電気生理学的計測や動作解析を中心としています。プレスリリースに記載された代表的な手法は以下です。
- 電気生理学的計測(脳活動や神経応答の計測)
- 筋電図(EMG)による筋活動測定
- 末梢電気刺激や経頭蓋磁気刺激(TMS)を用いた神経系刺激と反応評価
- 脳活動の画像化技術(脳イメージング)
- モーションキャプチャーシステムによる動作解析
これらの計測データと実競技データ(入力タイミングや成功率、反応時間など)を統合し、神経・運動機能とパフォーマンスの関係性を高解像度で解析します。解析結果をもとに再現性や安定性の指標化、トレーニング・コンディショニング方法の最適化を行います。
組織の役割、コメント、応用可能性
共同研究には研究機関側の東京大学 中澤研究室と、実データを提供し選手協力を行うZETA DIVISIONおよび運営元のGANYMEDE株式会社が関わります。それぞれの組織が持つリソースを組み合わせることで、実践的かつ学術的にも意義ある研究が期待されます。
研究に関する主要なコメントはプレスリリースに以下のように記載されています。各コメントは研究の方向性と期待を示すものです。
- 中澤 公孝 教授(東京大学 中澤研究室)
- 「esportsは私たちにとってたいへん魅力的な研究対象です。今回の連携によって、スポーツのニューロサイエンス研究がますます進展するとともに、その成果がesports現場のみならず、高齢者、障がいがある人、アスリートなど、多様な特性を有する人々のwell-beingに貢献できるものになることが期待されます。」
- 西原 大輔(GANYMEDE株式会社 CEO)
- 「eスポーツは知的かつ身体的な高度競技です。今回、世界最先端の研究機関のひとつである東京大学中澤研究室と連携できることを大変光栄に思います。本研究を通じて、選手の可能性を科学的に最大化し、日本から世界へ新たな競技基準を提示していきます。」
- Daniel Cao(GANYMEDE株式会社 Global CSO)
- 「競技力の向上だけでなく、選手のキャリアをいかに持続可能なものにするかが重要なテーマです。本研究は、eスポーツを単なる『カルチャー』から『科学的競技領域』へと進化させる挑戦でもあります。長期的視点で世界基準のパフォーマンスモデルを構築していきます。」
これらのコメントは、それぞれの立場から研究が目指す方向性と社会的意義を端的に示しています。研究の成果は競技現場だけでなく、高齢者や障がいを持つ人のニューロリハビリテーションなど臨床応用にも関連する可能性があるとされています。
関連組織の紹介と研究情報の整理
共同研究に関わる主な組織の概要と公式情報は以下のとおりです。それぞれの研究・運営組織が持つ専門性と公開情報は研究の理解を深めるための重要な手がかりになります。
東京大学 中澤研究室は神経科学・運動制御・スポーツ科学・神経リハビリテーション分野を横断する研究を行う最先端研究拠点で、電気生理学的計測、筋電図、末梢電気刺激、経頭蓋磁気刺激、脳イメージング、モーションキャプチャーなどを用いた動作解析を主な手法としています。
関連リンク
中澤研究室(Nakazawa Sports & Neurorehabilitation Laboratory)公式サイト:http://www.neuro-reha-sport-lab.com/
ZETA DIVISION 公式サイトおよび各SNS:
- 公式サイト:https://zetadivision.com
- X:https://x.com/zetadivision
- Instagram:https://www.instagram.com/zetadivision
- YouTube:https://www.youtube.com/c/ZETADIVISION
- TikTok:https://www.tiktok.com/@zetadivision
GANYMEDE株式会社の公式サイトとX(旧Twitter):
本研究の要点一覧(表)
以下は本プレスリリースで示された共同研究の主要情報を整理した表です。研究開始日や参画組織、代表者、参加選手、研究目的、計測手法などをひと目で確認できます。
表は記事の要点を体系的にまとめたもので、研究内容の重要なポイントを簡潔に確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表日時 | 2026年3月13日 14時00分(GANYMEDE株式会社) |
| 共同研究開始日 | 2026年4月1日 |
| 参画組織(研究・運営) | 東京大学 大学院総合文化研究科 中澤研究室、ZETA DIVISION(運営:GANYMEDE株式会社) |
| GANYMEDE所在地/代表 | 東京都港区/代表:西原 大輔 |
| 主要連携者(コメント提供者) | 中澤 公孝(東京大学 中澤研究室 教授)、西原 大輔(GANYMEDE CEO)、Daniel Cao(GANYMEDE Global CSO) |
| 参加選手(初期公表) | STREET FIGHTER部門:ももち、ひぐち(他部門の選手は順次参加予定) |
| 所属選手数(ZETA DIVISION) | 70名を超える所属選手が全面協力 |
| 研究の目的 | 反射神経・認知機能・運動制御の限界値の検証・拡張、パフォーマンス向上、選手寿命延伸、トレーニング・コンディショニングの科学的最適化 |
| 計測・解析手法 | 電気生理学的計測、筋電図(EMG)、末梢電気刺激、経頭蓋磁気刺激(TMS)、脳イメージング、モーションキャプチャー、実競技データの統合解析 |
| 期待される応用分野 | eスポーツ競技力向上、選手の長期管理モデル、フィジカルスポーツの競技力向上、神経リハビリテーションへの応用 |
| 関連リンク | 中澤研究室: http://www.neuro-reha-sport-lab.com/ / ZETA DIVISION: https://zetadivision.com / GANYMEDE: https://gnmd.co.jp/ |
本表はプレスリリースに基づき、共同研究の核心的情報を整理したものです。研究は公開された情報のとおり2026年4月1日から開始され、段階的に参加選手や解析項目を拡充していく予定とされています。