どうとんぼり神座、2024年10月22日から価格改定を実施へ

どうとんぼり神座における価格改定のお知らせ

株式会社理想実業が運営するラーメンレストラン「どうとんぼり神座」は、全店舗において2024年10月22日(火)より、主要商品「おいしいラーメン」を含む34品目の価格改定を実施することを発表しました。この改定は、原材料の高騰や最低賃金の引き上げを背景に行われるもので、顧客により良いサービスを提供するための一環です。

価格改定の具体的な内容については、ラーメンメニューが30円、サイドメニューが20円の値上げとなります。ただし、一部商品については価格を据え置く方針です。

価格改定の背景と理由

どうとんぼり神座では、顧客にホスピタリティとおいしいラーメンを提供するため、さまざまな企業努力を行ってきました。しかし、近年の世界的な原材料、資材、エネルギー価格の高騰や最低賃金の大幅引き上げにより、現行の価格を維持することが難しくなっています。

このような状況を踏まえ、顧客に満足いただけるサービスや商品を提供するために、価格改定を行うことが決定されました。さらに、今後も「明るく楽しい社会づくり」への貢献を続けるため、子ども食堂の開催などを頻繁に実施していく方針です。

価格改定の詳細

以下に、価格改定の概要を示します。

この価格改定により、顧客にとっての負担が増えることは否めませんが、より良いサービスを提供するための重要なステップと位置づけられています。

どうとんぼり神座の歴史と理念

どうとんぼり神座は、1986年に創業者の布施正人によって設立されました。創業当初から看板メニューである「おいしいラーメン」は、フレンチレストランのオーナーシェフであった布施が、1年半の歳月をかけて生み出した秘伝のスープが特徴です。このスープには、たっぷりの白菜と豚バラ肉が加えられ、独特の風味を生み出しています。

神座のスープは、限られたスープソムリエ資格を持つスタッフによって徹底的に味の管理が行われており、品質の維持に努めています。この「おいしいラーメン」の人気により、道頓堀にあった4坪9席の小さな店舗は、現在では全国に90店舗、海外店舗を含めて92店舗を展開する人気店となりました。

株式会社理想実業の企業活動

株式会社理想実業は、どうとんぼり神座を中心に国内外の飲食店舗の経営や食品工場の運営など、食に関わる全般の事業を展開しています。グループ全体では、国内に108店舗、海外に2店舗を有しており、2024年9月末時点でのデータに基づいています。

また、同社は「子どもの無垢な笑顔を守る」という企業活動の大きな目的を掲げ、子どもたちの安定した生活を守る社会を目指しています。このような理念に基づき、今後も社会貢献活動やお客様への還元キャンペーンを充実させていく方針です。

まとめ

どうとんぼり神座では、2024年10月22日より価格改定を実施します。この改定は、原材料の高騰や最低賃金の引き上げを受けたものであり、顧客により良いサービスを提供するための重要な施策です。創業以来、顧客に愛され続けている「おいしいラーメン」をはじめとする商品が、今後も皆様にご満足いただけるよう努めてまいります。

この情報を基に、今後のサービス向上に向けた取り組みを注視していくことが重要です。