2025年4月1日、バンダイナムコとプレジャーキャストが合併し新事業展開へ

合併に関するお知らせ

2024年10月21日、株式会社バンダイナムコアミューズメント（以下、バンダイナムコアミューズメント）と株式会社プレジャーキャスト（以下、プレジャーキャスト）は、2025年4月1日付けで合併することを決定したと発表しました。この合併は、両社の強みを活かし、未就学児を主な対象とした新たな事業を推進することを目的としています。

バンダイナムコアミューズメントは、2018年に株式会社ナムコと株式会社バンダイナムコエンターテインメントの業務用ゲーム事業部門が統合して設立された企業です。主にアミューズメントゲーム機の企画開発や施設の開発、運営を行っており、幅広いエンターテインメントの提供に努めています。

プレジャーキャストの概要

一方、プレジャーキャストは2003年に株式会社バンダイの子会社として設立され、ファミリー向けアミューズメント施設やキャラクターテーマ施設の企画開発、運営を行う企業です。ファミリーエンターテインメントのスペシャリティ・カンパニーとして、特に乳幼児や未就学児を持つファミリー向けのインドアプレイグラウンド施設の運営に特化しています。

両社の合併により、以下のようなシナジー効果が期待されています：

• バンダイナムコアミューズメントの機器開発リソースと施設運営ノウハウが活用される。
• プレジャーキャストのファミリーエンターテインメントに関する知見が加わる。
• 新たな施設やサービスの創出を通じて次世代の顧客基盤を構築する。

合併の詳細と今後の展望

合併の効力発生日は2025年4月1日を予定しており、この合併はバンダイナムコアミューズメントを存続会社、プレジャーキャストを消滅会社とする吸収合併形式で行われます。合併後は、プレジャーキャストが運営する全ての施設および事業はバンダイナムコアミューズメントにて継続されることとなります。

具体的には、プレジャーキャストとの契約に基づくお客さまとの契約や、プレジャーキャストに関する債権及び債務は、全てバンダイナムコアミューズメントが承継します。これにより、両社の強みを活かした新たなサービスを提供し、さらなる成長を目指す方針です。

合併に対する期待と影響

合併によって、バンダイナムコアミューズメントは、プレジャーキャストが持つファミリー向けアミューズメントのノウハウを取り入れることで、より多様なエンターテインメントを提供できるようになります。この新たな組織体制により、未就学児を対象とした新しい事業領域が拡大し、より多くのファミリーに楽しんでもらえる施設やサービスが生まれることが期待されています。

合併後のバンダイナムコアミューズメントは、以下のような分野での発展が見込まれます：

1. 新規アミューズメント施設の開発
2. ファミリー向けのコンテンツの強化
3. インドアプレイグラウンドの拡充

これらの施策を通じて、バンダイナムコアミューズメントは、エンターテインメント業界におけるリーダーシップを強化し、持続可能な成長を目指していくことになります。

まとめ

バンダイナムコアミューズメントとプレジャーキャストの合併は、両社の強みを融合し、ファミリーエンターテインメント事業を新たな次元へと引き上げる重要なステップです。合併の詳細は以下の通りです：

合併を通じて、両社は新たな価値を創造し、エンターテインメント業界における競争力を高めることを目指しています。今後の動向に注目が集まります。