2025年7月1日、キヤノンITSとTCSが合併しIT事業を強化
ベストカレンダー編集部
2024年10月24日 08:00
キヤノンITSとTCS合併
開催日:7月1日
キヤノンITソリューションズとTCSの合併についての詳細
2024年10月23日、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノンMJ)は、完全子会社であるキヤノンITソリューションズ株式会社(以下キヤノンITS)と、同じく完全子会社であるTCS株式会社(以下TCS)との吸収合併を2025年7月1日付で実施することを決定したと発表しました。この合併により、両社のシナジーを最大化し、ITプラットフォーム事業の強化を図ることが目的とされています。
キヤノンMJグループは、2024年6月12日に発表した通り、ITインフラの設計・構築、システム保守・運用やデータセンターなどに関する技術やノウハウを持つTCSを2023年10月に完全子会社化しました。この背景には、キヤノンITSがグループ内のITソリューション事業の中核会社であることから、両社の統合が最適であるとの判断があります。
合併の目的と期待される効果
合併の主な目的は、TCSの技術やノウハウ、人材をキヤノンITSに統合することにより、ITプラットフォーム事業の強化と拡大を加速させることです。具体的には、以下のような効果が期待されています。
- 技術の統合: TCSが得意とするITインフラの設計・構築技術をキヤノンITSに取り入れることで、より高度なシステムインテグレーションが可能となります。
- フルサポート体制の拡充: キヤノンITSが持つシステムインテグレーション事業との一体運営により、顧客のITライフサイクルをフルサポートする体制が強化されます。
- 市場競争力の向上: 統合により、両社のリソースを最大限に活用し、競争力のあるサービスを提供することが可能になります。
統合の詳細情報
合併の具体的な内容については、以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
統合方式 | キヤノンITSを存続会社、TCSを消滅会社として合併 |
合併効力発生日 | 2025年7月1日(予定) |
キヤノンITS(存続会社)の概要
キヤノンITSは、東京都港区に本社を置く企業で、ITソリューション事業を展開しています。以下はその概要です。
- 社名: キヤノンITソリューションズ株式会社
- 住所: 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー
- 資本金: 3,617百万円
TCS(消滅会社)の概要
TCSは、東京都渋谷区に本社を置く企業で、ITインフラに関するさまざまなサービスを提供しています。以下はその概要です。
- 社名: TCS株式会社
- 住所: 東京都渋谷区恵比寿1-19-19 恵比寿ビジネスタワー2F
- 資本金: 868百万円
まとめ
キヤノンMJは、ITインフラ事業の強化を図るため、キヤノンITSとTCSの吸収合併を2025年7月1日に実施することを発表しました。この統合により、両社の技術やノウハウを融合させ、顧客に対するサービスの質を向上させることが期待されています。合併によって、ITプラットフォーム事業の強化と、顧客のITライフサイクルに対するフルサポート体制の構築が進むことが見込まれます。
以下に、今回の合併に関する重要な情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
合併日 | 2025年7月1日(予定) |
存続会社 | キヤノンITソリューションズ株式会社 |
消滅会社 | TCS株式会社 |
キヤノンITSの資本金 | 3,617百万円 |
TCSの資本金 | 868百万円 |
この合併は、今後のITソリューション事業における新たな展開を促進し、顧客に対するサービスの向上に寄与することが期待されます。
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