2025年4月13日から始まる大阪ヘルスケアパビリオンの魅力に迫る

2025大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」竣工セレモニー開催

2024年10月23日（水）、2025年大阪・関西万博における「大阪ヘルスケアパビリオン」の引き渡しセレモニーが、大阪夢洲にて開催されました。このイベントには、関係者やメディアが集まり、パビリオンの完成を祝いました。特に、フットボールアワーの岩尾さん・後藤さん、福本愛菜さん、さらには万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場し、会場は賑わいを見せました。

引き渡しセレモニーの詳細

引き渡しセレモニーでは、パビリオンの建設を担当した株式会社竹中工務店から、公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンの副代表理事である西澤良記氏に向けて、鍵を模したプレートが贈呈されました。西澤氏は、工事が無事に完了したことを感謝し、今後の展示工事に向けた意気込みを語りました。「多くの来館者をお迎えできるように、魅力ある展示コンテンツを協賛企業や協力機関をはじめとする皆さまと一緒に創っていきたい」と述べました。

内覧会の様子

引き渡しセレモニーの後、約200人の関係者がパビリオン内部を初めて内覧しました。内覧会では、フットボールアワーの後藤さんが「“ミライのじぶん”のブースで、自分の25年後の姿や、我が子の25年後の姿を見ることが楽しみです」とコメントし、来館者の期待感を高めました。

点灯式の実施

日没後には点灯式が行われ、フットボールアワーの後藤さんの合図とともに、ライトアップされた幻想的なパビリオンが姿を現しました。この美しい光景に、参加者たちから感嘆の声が上がりました。また、福本愛菜さんは「想像を超える迫力と日本の技術の素晴らしさを感じました。開幕が楽しみです」と述べ、2025年の万博への期待が一層高まりました。

登壇者の紹介

このイベントには多くの関係者が登壇しました。以下はその一部です：

• 公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオン 副代表理事 西澤 良記
• 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会 総合プロデューサー 森下 竜一
• 大阪府 副知事 渡邉 繁樹
• 大阪市 副市長 高橋 徹
• 株式会社竹中工務店 取締役会長 難波 正人
• 株式会社東畑建築事務所 代表取締役社長 米井 寛
• 2025年大阪・関西万博公式キャラクター ミャクミャク
• 大阪ヘルスケアパビリオンキャラクター もずやん
• MC フットボールアワー 岩尾 望、後藤 輝基
• MC 福本 愛菜

大阪ヘルスケアパビリオンの建築概要

大阪ヘルスケアパビリオンは、恵まれた水運を活かし、全国各地から集まった木材を使用して建設されました。このパビリオンは、木で構成された建築が多様な屋根の集まりに覆われ、屋根の上を「水」が流れて循環するという新たなデザインが特徴です。

敷地面積は約10,500㎡で、本館棟とミライのエンターテインメント棟から構成されています。以下はそれぞれの詳細です：

環境共生建築としての特徴

このパビリオンは、自然の循環を試みた環境共生建築であり、屋根に流れる水は雨水を循環させ、アトリウムでは自然光を取り入れて発電する仕組みになっています。また、木や紙といった自然素材を活用することで、持続可能な建築を実現しています。

大阪ヘルスケアパビリオンの概要

大阪ヘルスケアパビリオンの正式名称は「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」となり、2025年4月13日（日）から10月13日（月）までの期間にわたり、夢洲にて開催されます。出展者には、大阪府、大阪市、2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会、公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンが含まれます。出展参加のテーマは「REBORN」であり、「人は生まれ変われる」ことをコンセプトにしています。

展示計画の概要

このパビリオンでは、大阪が持つ強みを活かし、最先端の医療技術やライフサイエンス産業が創り出す近未来への期待を高めることを目的としています。また、食や文化、観光などによる交流を促進する場として、「ミライの都市生活」をテーマに展開されます。

展示エリアの詳細

• XD HALL: 専用のARデバイスを装着し、360度シアター、立体音響、床振動を活用した体験型コンテンツを提供。
• アトリウム: 自然光が差し込む開放的な空間で、再生医療やミライの人間洗濯機を展示。
• 催事スペース リボーンステージ: 水盤上のステージで市町村や企業のイベントを開催。
• リボーンチャレンジ: 大阪の中小企業・スタートアップの技術・サービスを展示。
• ミライの食と文化: 大阪産の食材を活用し、豊かな食文化を発信。

また、2階には「REBORN体験ルート」が設けられ、来館者は25年後の自分と一緒にミライを旅する体験ができます。カラダ測定ポッドで健康データを測定した後、ミライのライドで2階へ移動し、生成されたアバターと共にヘルスケアや未来の都市体験を楽しむことができます。

まとめ

2025大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」は、革新的なデザインと環境への配慮を兼ね備えた施設として注目されています。このパビリオンは、来るべき万博に向けての期待を高め、医療やライフサイエンスの最前線を体験できる場となることでしょう。

このように、2025年の大阪・関西万博に向けての準備が着々と進んでいます。詳細な情報は公式サイト（https://2025osaka-pavilion.jp/）でご確認ください。