2024年12月2日から中小事業者向けにAirペイの手数料が2.48%に引き下げ
ベストカレンダー編集部
2024年10月24日 20:09
Airペイ手数料引き下げ
開催日:12月2日
『Airペイ』が中小事業者向けにクレジットカード決済手数料を引き下げ
株式会社リクルートが運営する決済サービス『Airペイ』は、2024年12月2日(月)より、中小事業者を対象にクレジットカードの決済手数料を現行の3.24%から2.48%に引き下げるプログラムを開始することを発表しました。この取り組みにより、Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの6ブランドが対象となります。なお、『Airペイ』の導入や利用に際しては、月額固定費は一切かかりません。
このプログラムは、中小事業者の負担を軽減し、キャッシュレス化を促進することを目的としています。手数料の適用はプログラムエントリー制で、詳細はエントリー開始時期に各種ホームページで案内される予定です。
プログラムの概要とその背景
『Airペイ』が提供するこの新しい手数料体系は、事業者がカード会社に支払う手数料の負担を軽減するための取り組みです。中小事業者は、キャッシュレス対応を進める中で手数料が大きなハードルとなっている現状があります。特に、インバウンド客の増加や新紙幣発行に伴い、キャッシュレス対応の必要性が高まっています。
『Airペイ』は、こうした課題を解決することで、事業者が思い描く事業運営や自分らしいお店づくりを支援することを目指しています。これは『Airペイ』を含む「Air ビジネスツールズ」が掲げる「商うを、自由に。」というビジョンにも通じています。
これまでの取り組み
リクルートは、これまでにも中小事業者の導入ハードルを低減するための様々な取り組みを行ってきました。例えば、初期費用の負担を軽減するためのカードリーダーやiPadの無償貸与キャンペーンを実施しています。さらに、シンプルでわかりやすい料金設定を行い、振込手数料や月額固定費を0円に抑えています。
また、国内外のキャッシュレス決済手段全74種に対応しており、多くの決済方法をまとめて容易に導入できるようサービスの拡充に努めています。『Airレジ』との自動データ連携により、決済業務だけでなく、店舗業務全体の生産性向上にも寄与しています。
『Airペイ』の特徴と利便性
『Airペイ』は、カード、電子マネー、QRコード、ポイントなど、幅広い決済手段に対応したお店の決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用カードリーダーを1台用意するだけで、全74種の決済手段が利用可能です。2015年10月にサービス提供を開始し、2024年6月末時点で加盟店舗数は49.1万を超え、導入率No.1の決済サービスとして広がりを見せています。
加盟店舗は、美容、飲食、小売、サービス業など多岐にわたり、地方自治体とも包括連携協定を結ぶなど、全国各地で導入が進んでいます。『Airペイ』では、主要国際ブランドのクレジットカードや交通系電子マネー、電子マネーやQR決済、共通ポイントなど、顧客のニーズに応じた多様な決済手段を提供しています。
導入のメリット
『Airペイ』を導入することで、事業者は以下のようなメリットを享受できます。
- 業界最安水準の手数料: 決済手数料が2.48%に引き下げられることで、コスト削減が図れます。
- 月額固定費0円: 利用にあたって固定費がかからないため、リスクを抑えた導入が可能です。
- 多様な決済手段に対応: 顧客のニーズに応じた決済手段を提供し、売上の向上に寄与します。
- 簡単な操作性: アルバイトでも扱いやすいシステム設計により、業務の効率化が図れます。
今後の展望とまとめ
『Airペイ』は、今後もキャッシュレス化や業務効率化を急務とする中小事業者を支援し続ける方針です。事業者の「思い描く事業運営や自分らしいお店づくり」をサポートするため、さらなるサービスの充実を図っていく予定です。
以下に、今回のプログラムに関する主要な情報を表にまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象事業者 | 中小事業者 |
手数料 | 2.48%(現行3.24%から引き下げ) |
月額固定費 | 0円 |
開始日 | 2024年12月2日(月) |
対象ブランド | Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discover |
このように、『Airペイ』の新しいプログラムは、中小事業者にとって非常に魅力的な内容となっています。手数料の引き下げと固定費の0円という条件は、導入の大きな後押しとなるでしょう。今後のキャッシュレス化の進展に期待が寄せられます。