2024年10月25日、アートRWA提携発表でコレクション資産の新時代到来

アートRWA提携発表

開催日:10月25日

アートRWA提携発表
between the artsとZoomART Foundationが提携した理由は?
アートのRWAトークン化を通じて、新たな市場を創出し、アートコレクションの新しい活用方法を提案するためです。
提携によってどんな効果が期待されているの?
アート作品の価値を最大限に引き出し、コレクション資産の持続可能な管理を実現することで、アート市場全体の活性化が期待されています。
【日本初】600億円超のコレクションを管理するbetween the artsがRWAトークン「ZoomArt」と業務提携。アート×RWAで資産の新たな運用方法を目指す。 画像 2

業務提携の背景と目的

株式会社between the arts(以下、当社)は、2024年10月25日にZoomART Foundationとの業務提携を発表しました。この提携は、アートのRWA(Real World Asset、現物資産)を通じた新たな市場の創出を目指すものであり、アートコレクションの新たな活用方法を提案することを目的としています。

当社が提供するコレクション資産管理サービス「COLLET」は、アートや時計、ワインなどのコレクション資産のスマートな管理をサポートしています。インフレ下でも高い上昇率を示すコレクション資産を取り巻く環境の追い風を受け、当社は順調にサービスを拡大しており、現在、登録されているコレクションアイテムのデータ点数は3万6千点、時価総額は600億円を突破しています。

提携の内容と具体的な取り組み

この業務提携において、ZoomART Foundationはアートのトークン化を主軸に事業を展開しています。具体的には、アートのRWAトークン化、レンディング、ステーキング、共同所有などのサービスが予定されています。これにより、アートの価値を有効に活用することが可能となります。

当社は、アートのコンディションの維持に関するデータを提供し、日本独自のアート作品の資産価値を評価するための根拠を示します。この提携を通じて、両社は共同で市場に新たな価値を提供し、アート作品の適切な評価を行うことで、文化遺産としてのアートの保存を目指します。

提携先企業の概要

ZoomART Foundationは、アートを中心としたコレクションをバックアセットにトークンを発行するRWAプロジェクトです。アジアを中心とした美術倉庫と提携し、顧客の長期保有を目的としたコレクションのNFT・トークン化を行っています。

発行されたトークンは、コレクションの長期的な価値向上を目的として運用され、預入顧客や美術倉庫、パートナーなど、エコシステム全体での活用が期待されています。

提携の効果と期待される成果

この業務提携により、between the artsとZoomART Foundationはアート作品のプロパティマネジメントとアセットネジメントを享受することが期待されます。コレクターにとっても、アートの価値を活用することでコレクションを持続可能な形で管理できるようになります。

提携の成果としては、アート作品の価値を最大限に引き出し、コレクションの資産価値を向上させることが挙げられます。これにより、アート市場全体の活性化が期待されるとともに、アートの持つ文化的な価値の再評価も進むでしょう。

今後の展開とスケジュール

今後の展開としては、アートコレクターや企業、美術館、博物館、神社仏閣などが所有するコレクションのRWA化が予定されています。長期的には、文化財や文化施設の保護に基づいた取り組みが進められる見込みです。

具体的には、アートコレクションのデジタル化やトークン化を進めることで、より多くの人々がアートを身近に感じ、資産として活用できる環境を整えることが目指されています。

コレクション資産管理サービス「COLLET」について

当社が提供する「COLLET」は、アートをはじめとしたコレクション資産の管理を行うプラットフォームです。時計、スニーカー、ワイン、家具など、さまざまなコレクションのポートフォリオを作成し、オンラインで簡単に確認することができます。

登録後は、世界中で行われているオークションの過去落札データを基に、独自の算出方法による分析を通じて参考市場価格の推移を可視化します。これにより、流通相場を把握し、スマートな資産管理をサポートします。

between the artsの会社概要

  • 社名:株式会社between the arts
  • 設立:2020年1月14日
  • 資本金:8億2280万円(資本準備金含む)
  • 代表取締役:大城 崇聡
  • 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目10−10 6F
  • 事業内容:コレクションマネジメントプラットフォーム事業

まとめ

between the artsとZoomART Foundationの業務提携は、アートのRWAトークン化を通じて新たな市場を創出する重要なステップです。この提携により、アート作品の価値を最大限に引き出し、コレクション資産の持続可能な管理が可能となります。

今後、アートコレクションのRWA化が進むことで、より多くの人々がアートを身近に感じ、資産として活用する機会が増えることが期待されます。文化財や文化施設の保護に向けた取り組みも進められることで、アートの持つ文化的な価値が再評価されることに繋がるでしょう。

項目 詳細
提携企業 between the arts、ZoomART Foundation
提携目的 アートのRWAトークン化を通じた新たな市場の創出
コレクション資産管理サービス COLLET
登録コレクションアイテム数 3万6千点
時価総額 600億円

この提携を通じて、アートの価値を最大限に引き出し、コレクション資産の持続可能な管理を実現することが期待されています。

参考リンク: