宮崎市にジャリパン専門店「ミカエル堂」が2024年11月14日にオープン

新店舗「ミカエル堂」が宮崎市中央卸売市場にオープン

2024年11月14日(木)に、株式会社egumicultureが運営する新たなジャリパン専門店「ミカエル堂」が、宮崎市中央卸売市場・市場商店街にオープンします。この店舗は、先代から引き継いだ4種類のジャリパンを販売し、販売価格は220円（税込）からとなっています。

「ミカエル堂」は、地元で愛され続けてきたジャリパンを中心に、様々なバリエーションを展開します。定番のジャリパンに加え、チョコジャリやレーズンジャリ、さらには12月からはフレッシュないちごを使用したいちごジャリも期間限定で登場する予定です。

店舗情報と営業時間

新たにオープンする「ミカエル堂」の店舗情報は以下の通りです。

• 住所: 〒880-0834 宮崎県宮崎市新別府町雀田1185　関連店舗棟
• 営業時間: 10:00-15:00 (なくなり次第終了)
• 定休日: 水曜、日曜、祝日
• 駐車場: 一般開放駐車エリアを利用可能

店舗は、宮崎市中央卸売市場の関連店舗棟内に位置しており、7:00から15:00の時間帯に一般開放されています。市場関係者以外の方も自由に買い物を楽しむことができ、毎月第1・3土曜日には「カンカン市」が開催され、多くの市民が訪れる賑わいのある場所です。

ジャリパンの復刻と新たな価値の提供

「ミカエル堂」のジャリパンは、3代目の都成五男氏からレシピと製造方法の技術指導を受けて復刻されました。閉業と同時に廃盤となった主要材料の代替品を探し出し、試作を重ねた結果、ようやく「これがミカエル堂のジャリパン」と自信を持って言える製品が完成しました。

ジャリパンの特徴は、時間をかけて練り込まれたバタークリームと、サクッとした上白糖による「ジャリジャリ」の食感です。甘くないふわふわのコッペパンに、端までたっぷり塗られたクリームが絶妙なバランスを生み出しています。

商品ラインナップと価格

「ミカエル堂」では、以下のジャリパンが販売されます。

これらの商品は、ただの値上げではなく、ジャリパンを通じた付加価値提供に注力し、新しい価格設定がされています。原料の価格高騰に対処しながらも、消費者にとっての価値を理解してもらえるよう努力しています。

地域活性化と持続可能な事業モデルの構築

「ミカエル堂」は、地方の小規模事業者として持続可能な事業モデルの構築を目指しています。近年の経済状況の変化に伴い、業界全体で乗り越えるべき問題と捉え、この危機をチャンスと考えています。地域の活性化に寄与するため、業界全体の発展に貢献する取り組みを続けていく所存です。

宮崎市中央卸売市場の関係者も、「開店おめでとうございます。長年、宮崎県民に親しまれてきたジャリパンの復活を心待ちにしていた方も多いと思います。多くの方にご来店いただくことで、市場全体の活性化につながることを期待いたします」とコメントしています。

まとめ

新たにオープンする「ミカエル堂」は、宮崎市中央卸売市場において、地元で愛され続けるジャリパンを中心に様々な商品を提供します。ジャリパンの復刻にあたり、都成五男氏からのレシピと技術指導を受け、品質の高い商品を提供することを目指しています。地域の活性化と持続可能な事業モデルの構築を目指し、今後の展開に注目が集まります。

このように、ミカエル堂は地域に根ざしたパン屋として、新たなスタートを切ります。地元の皆様に愛される店舗となることを期待されているでしょう。