富士山2合目のスノーパーク イエティが2024年10月25日にオープン！

富士山2合目のスキー場『スノーパーク イエティ』が26年連続で日本一早くオープン

静岡県裾野市に位置するスノーパーク イエティは、2024年10月25日（金）より今シーズンの営業を開始しました。これは、屋外スキー場としては日本一早いオープンとなり、26年連続の記録です。このスキー場は、毎年多くのスキーヤーやスノーボーダーに愛されており、シーズンの始まりを告げる重要なイベントとなっています。

オープン初日には、霧雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、約500人のスキーヤーとスノーボーダーが集まりました。彼らは、カウントダウンと共に「Are you ready？イエェー！」という掛け声でゲレンデのオープンを祝いました。色とりどりの衣装や仮装をした来場者たちが次々と滑り出し、スノーシーズンの華やかなスタートを飾りました。

オープニングイベントの様子

特別ゲストとして、静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」と裾野市のマスコットキャラクター「すそのん」がゲレンデに登場し、イベントをさらに盛り上げました。今シーズンの一番乗りとなったお客様は、新潟県湯沢町から訪れた男性で、「もともと静岡に住んでいてイエティはオープンした頃からずっと通っていた。新潟に引っ越してからは来られなかったが、今回はタイミングが合ったので来られた」との声がありました。

また、ゲレンデでは静岡県のご当地グルメ「静岡おでん」を無料で300食振る舞い、来場者からは「寒いときに食べる静岡おでんは最高！特にはんぺんは温かい出汁がたっぷり染み込んでいて美味しかった」といった感想が寄せられました。肌寒い気温の中、温かいおでんが多くの人々に喜ばれました。

造雪システムの刷新とゲレンデの準備

今シーズンからスノーパーク イエティでは、外気温に関係なく造雪ができるICS（アイスクラッシュシステム）を刷新しました。この新しいシステムにより、造雪効率が向上し、10月15日（火）からの11日間フル稼働させることで、オープン時には全長約1,000ｍ、幅3～5ｍ、積雪20～30ｃｍのゲレンデを完成させることができました。

このように、スノーパーク イエティは、技術の進化と共により良いスキー体験を提供するために努力を続けています。新しい造雪システムの導入により、今後のシーズンでも安定した雪質を保ちながら、訪れる人々に楽しんでもらえる環境を整えています。

今後のイベント情報と営業概要

スノーパーク イエティでは、11月23日（土）と24日（日）に「YETI FESTIVAL vol.07」を開催します。このイベントは、参加無料で、キッカー（ジャンプ台）やBOX、レールといったアイテムを使ってトリックを決める「スロープスタイル」が楽しめるエリア『YETI PARK』のオープンを記念しています。

イベント当日は特設パークがオープンし、昨年登場し話題となった富士急ハイランドの人気アトラクション「FUJIYAMA」で実際に使われたレールを再利用したアイテムも再登場します。また、トリックの難度や完成度を競う「ジャムセッション」や、プロカメラマンによる「フォトセッション」など、多彩な企画が用意されています。

営業期間は2024年10月25日（金）から2025年3月31日（月）までで、期間中は無休ですが、天候等により予告なしに休場する場合があります。営業時間は平日・土日祝共に9：00～22：00となっており、ナイター営業は17時から行われます。

スノーパーク イエティの所在地は静岡県裾野市須山字藤原2428で、問い合わせ先は055-998-0636です。公式ウェブサイトでは最新情報や営業カレンダーが確認できます。

スノーパーク イエティは、富士急行グループの株式会社ピカが運営しており、富士山エリアを中心にアウトドア事業を展開しています。企業理念として「人と人、人と自然のインターフェイスになる」を掲げており、訪れる人々に心から笑顔になれる時間を提供することを目指しています。

以上の内容から、スノーパーク イエティは、スキーやスノーボードを楽しむ人々にとって魅力的な場所であることがわかります。新しいシーズンが始まり、様々なイベントが開催される中で、訪れる人々にとって特別な体験が待っています。