小清水圭太、2024年10月26日に国内予選で3冠達成し世界大会へ

国内予選3冠達成

開催日:10月26日

国内予選3冠達成
小清水圭太ってどんな人?
小清水圭太は北海道出身のショコラティエで、株式会社Chocolate Timesの代表。2024年の国内予選で3冠を達成しました。
ワールドチョコレートマスターズってどんな大会なの?
ワールドチョコレートマスターズは、チョコレートに特化した技術や芸術性を競う世界大会で、各国の代表が集います。
ショコラティエ 小清水圭太がワールドチョコレートマスターズの国内予選で3冠を手にし、2026年世界大会に日本代表として出場します! 画像 2

ショコラティエ小清水圭太、ワールドチョコレートマスターズ国内予選での快挙

2024年10月26日、東京都三鷹市に本社を構える株式会社Chocolate Timesの代表、小清水圭太が、ワールドチョコレートマスターズの国内予選で見事に3冠を達成しました。この大会は、世界中のショコラティエやパティシエが集まり、チョコレートに特化した技術や芸術性を競い合う重要なイベントです。

小清水は、国内予選において「BEST SHARE DESSERT」および「BEST CHOCOLATE ART」の2部門で最優秀賞を受賞し、総合優勝を果たしました。これにより、2026年に開催されるワールドファイナルへの出場権を獲得し、日本代表として世界の舞台に立つことが決まりました。

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大会のテーマと挑戦

今回の大会のテーマは「Play!(プレイ!)」であり、国内予選およびワールドファイナルを通じて共通のテーマとなっています。このテーマに基づき、小清水は自身の作品のテーマを「THE GAME」とし、5つの課題に挑戦しました。全国から集まったファイナリスト6名と共に、8時間の制限時間内でこれらの課題をクリアするという厳しい戦いが繰り広げられました。

以下に、小清水が挑戦した各課題の詳細を紹介します。

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課題1: Level1 – YOU

この課題では、映像に合わせてプレゼンテーションを行い、全体のコンセプトやアイデアを説明しました。作品名は「PLAYER1」で、チョコレートを用いた映像表現を駆使し、自身の生い立ちやテーマ「THE GAME」のコンセプトを表現しました。

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課題2: Level2 – SHARE THE FUN

友人や家族とシェアできるチョコレートデザートの製作が求められたこの課題で、小清水は「MULTI PLAY」という作品を制作しました。この作品は、コーヒーとチョコレートを主体にしたデザートで、AR技術を用いてスマホからケーキを操作し、個々の好みに合わせた仕上げを可能にしました。特に、真空で水出しにした「水出しニブコーヒー」を使用した点が評価され、部門最優秀賞を受賞しました。

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課題3: Level3 – Whimsical bonbon

楽しくエキサイティングなボンボンショコラの製作が求められたこの課題では、「LEVEL UP!」という作品を制作しました。淡路島のグリーンレモンを使用したホワイトガナッシュとヘーゼルナッツを組み合わせ、食べ進め方によって異なる食感を楽しめるよう工夫されています。

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課題4: Level4 – Playbox

ボンボンショコラのストーリーを伝える芸術的なディスプレイをデザインするこの課題では、「NEW GAME」という作品を発表しました。チョコアートとゲームの新たな世界の始まりを表現し、フレキシブルモニターを組み込むことで、今までにないチョコアートの可能性を示しました。この作品は部門最優秀賞を受賞しました。

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課題5: Level5 – Pastry Play

国産素材とチョコレートを使用したフレッシュなチョコレート菓子の製作が求められたこの課題では、「CONTINUE」という作品が制作されました。馬路村の有機柚子や三鷹市のオリーブリーフパウダーなど、国産素材を使用し、日本の食材とチョコレートの新たな組み合わせを探求しました。

小清水圭太のプロフィール

小清水圭太は1993年生まれで、北海道出身のショコラティエです。都内のショコラトリーや高級チョコレートOEM専門メーカー、銀座グルメ和光などでの経験を経て、2021年に独立し、三鷹市にお菓子の細工教室「アトリエチョコッシー」を開業しました。翌年には株式会社Chocolate Timesを設立し、有名ショコラティエや高級ホテル向けのチョコレート商品を製造しています。

小清水は、チョコレートに対する情熱と「チョコレートと笑顔を創る」という理念を持ち、日々新たな挑戦を続けています。次回の世界大会に向けては、クールジャパンの文化をテーマに、日本の誇りを世界に発信することを目指しています。

ワールドチョコレートマスターズについて

ワールドチョコレートマスターズは、100年以上の歴史を持つチョコレートの世界大会で、カレボー社やカカオバリー社、モナリザ社などが共催しています。この大会には、ガストロノミー、パティスリー、ショコラトリーなどの各分野のプロフェッショナルが参加し、チョコレートに特化した技術や味覚、芸術性を競い合います。ワールドファイナルには、各国または地域の予選を勝ち抜いた代表が集まり、「ワールドチョコレートマスター」の称号を目指します。

まとめ

受賞内容 作品名 課題
BEST SHARE DESSERT MULTI PLAY Level2 – SHARE THE FUN
BEST CHOCOLATE ART NEW GAME Level4 – Playbox
総合優勝

小清水圭太が成し遂げた3冠は、日本のチョコレート業界において非常に重要な意味を持ちます。彼の作品は、技術だけでなく、芸術性やストーリー性も兼ね備えており、今後の活躍が期待されます。チョコレートを通じて日本の文化を世界に発信する彼の挑戦に注目が集まります。

参考リンク: