2024年10月28日、遭難救助サービス「ココヘリ」の業務提携が進化を促進

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INCLUSIVEとAUTHENTIC JAPANが提携する目的って何?
INCLUSIVEとAUTHENTIC JAPANの提携は、遭難救助サービス「ココヘリ」の技術とマーケティング力を結集し、さらなる発展を目指すものです。
「ココヘリ」ってどんなサービスなの?
「ココヘリ」は人工衛星を利用したGPS測位システムを活用し、遭難時の救助支援を行うサービスです。

INCLUSIVE株式会社とAUTHENTIC JAPAN株式会社の業務提携について

2024年10月28日、INCLUSIVE株式会社(以下「INCLUSIVE」)は、AUTHENTIC JAPAN株式会社(以下「AJ社」)との包括的業務提携を締結したことを発表しました。この提携は、両社の技術やリソースを活用し、遭難救助サービス「ココヘリ」の更なる発展を目指すものです。

AJ社が開発した人工衛星による測位システム(GPS)を基にした「ココヘリ」は、遭難時における救助支援サービスを提供しています。INCLUSIVEの子会社であるトリプル ウィン ストラテジーズ株式会社は、2021年からこの事業においてマーケティングやパートナー開拓を支援しており、その結果、会員数は当初の3万人台から17万人台へと増加しました(2024年9月末現在)。

業務提携の背景と目的

この業務提携の背景には、AJ社の「ココヘリ」サービスの成長と、INCLUSIVEの持つマーケティング能力があります。AJ社は、山岳地域での救援実績を積み重ねており、その技術力を都市部を含むさまざまな領域に応用することを目指しています。INCLUSIVEは、この取り組みを支援するために、グループ全体での業務提携を強化することになりました。

今後は、BtoB事業パートナーの開拓を通じて、AJ社が展開する防災領域や救援サービス領域において、事業推進や連携強化を図っていく方針です。このような取り組みを通じて、日本国内のさまざまな課題解決に寄与することが期待されています。

子会社LAND INSIGHTとのシナジー創出

INCLUSIVEの子会社であるLAND INSIGHT株式会社は、北海道大樹町や福島県南相馬市との間で衛星データの利活用に関する連携協定を締結しています。この協定に基づき、東北地方を中心とした22自治体での行政業務のスペーストランスフォーメーション(SX)を推進しています。

最近の実証では、農業行政における現地確認業務に衛星データを活用することで、業務の負担を軽減し、事業の可能性を立証しました。こうした取り組みを通じて、災害対応分野における衛星データの活用が多くの自治体で期待されています。

AUTHENTIC JAPAN株式会社の概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社は、2011年12月に設立され、福岡県福岡市に本社を構えています。資本金は6億830万円(資本準備金含む)で、代表取締役社長は久我一総氏です。AJ社は、遭難救助サービス「ココヘリ」を通じて、国民の安全と安心を提供することを目指しています。

AJ社の公式ウェブサイトは、こちらからご覧いただけます。

INCLUSIVE株式会社の概要

INCLUSIVE株式会社は、東京都港区に本社を置き、「ヒトを変え、事業を変え、そして社会を変える。」というビジョンを掲げています。メディア事業やコミュニケーションコンサルティング事業、人工衛星データを活用した事業など、多岐にわたるビジネスを展開しています。

代表取締役社長は藤田誠氏で、資本金は1,000万円(2024年10月現在)です。INCLUSIVEの公式ウェブサイトは、こちらからアクセスできます。

項目 INCLUSIVE株式会社 AUTHENTIC JAPAN株式会社
設立日 不明 2011年12月
所在地 東京都港区 福岡県福岡市
代表者 藤田誠 久我一総
資本金 1,000万円 6億830万円
主な事業 メディア、コンサルティング、衛星データ活用 遭難救助サービス「ココヘリ」

このように、INCLUSIVEとAUTHENTIC JAPANの業務提携は、遭難救助サービスの発展だけでなく、災害対策や地域課題の解決に向けた新たな取り組みを生み出す可能性を秘めています。両社の技術と知識を生かした連携が期待される中、今後の展開が注目されます。