ROBOPROが2024年10月17日に+100%の運用実績を達成した理由
ベストカレンダー編集部
2024年10月28日 15:32
ROBOPRO運用実績発表
開催日:10月17日
AI投資「ROBOPRO」の運用実績
株式会社FOLIO(東京都千代田区、代表取締役:四元盛文)が提供するAI投資サービス「ROBOPRO」は、2020年1月15日のサービス開始から2024年10月17日までの約4年9ヶ月間で、驚異の+100.19%というリターンを達成しました。この実績は、S&P500などの主要インデックス(円換算)よりも早く最高値を更新したことを示しています。
特に注目すべきは、2024年10月15日にROBOPROがいち早く7月10日の水準に戻し、評価額の最高値を更新した点です。これは、ドル円相場の影響や株価下落の影響を小さく抑えることができた結果であり、投資家にとって非常にポジティブなニュースとなりました。
市場動向とROBOPROの対応
2024年7月10日以降、米政府による半導体貿易の規制強化や米大手IT企業の低調な決算発表が影響し、日米欧の株式市場は軟調に推移しました。このような中で、ROBOPROは米国不動産を約5割弱、金を約2割強保有していたため、-2.76%という下落幅を抑えることができました。
これに対し、S&P500や世界株式は大きく下落しました。ROBOPROの運用は、AIによる市場予測を基にした柔軟な投資配分の変更が功を奏した結果と言えるでしょう。
ROBOPROの特長と運用戦略
「ROBOPRO」は、AIが40種類以上の先行指標を多角的に分析し、金融市場の動向を予測するロボアドバイザーとしての特長を持っています。このサービスは、以下のような独自の運用戦略を採用しています。
- 多角的な分析:AIは約1,000種の特徴量を組み合わせて、マーケットデータを分析します。先行性の高いデータを使用することで、より精緻な予測が期待できます。
- 合理的な判断:AI技術と伝統的な金融工学理論を融合させた投資判断プロセスにより、人間の感情に左右されることなく、冷静な判断が行われます。
- ダイナミックな投資配分:毎月の市場動向に応じて、攻めの資産(株式)と守りの資産(金)の比率を変更し、パフォーマンスの最大化を図ります。
運用手数料とリバランスの仮定
ROBOPROの運用においては、年率1.1%(税込)の運用手数料が徴収されます。また、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施することが仮定されています。分配金は自動的に再投資され、リバランスにより資産が最適に配分される仕組みです。
新たなチャネルとサービスの展開
FOLIOは「ROBOPRO」を直接提供するだけでなく、証券や銀行、福利厚生サービスとも連携し、様々な顧客向けにサービスを展開しています。具体的には以下のようなサービスが開始されています。
- 「ROBOPRO for 人生100年ラウンジ」
- サービス開始:2022年9月
- 「ROBOPRO for 資産形成ラウンジエフクリ」
- サービス開始:2023年5月
- 「ROBOPRO for SBI証券」
- サービス開始:2023年12月
- 「ROBOPRO for 住信SBIネット銀行」
- サービス開始:2024年6月
AI投資ノウハウの活用
FOLIOが「ROBOPRO」を通じて培ったAI投資のノウハウは、他のサービスでも活用されています。「SBIラップ AI投資コース」や「ひめぎんラップ/ROBO PRO AIラップ」などがその一例です。また、「ROBOPROファンド」では、FOLIOが「ROBOPRO」の運用戦略に基づく投資助言を行っています。このファンドは新NISA(成長投資枠)に対応しており、より多くの投資家がROBOPROの運用戦略を享受できるようになっています。
まとめ
AI投資「ROBOPRO」は、サービス開始から約4年9ヶ月で+100%のリターンを達成し、S&P500などの主要インデックスよりも早く最高値を更新しました。この成功は、AIによる市場予測の精度と柔軟な投資配分の変更によるものです。また、FOLIOは新たなチャネルを通じて多くの顧客にサービスを展開し、AI投資のノウハウを他のサービスにも活用しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | ROBOPRO |
| 運用実績 | +100.19%(2020年1月15日~2024年10月17日) |
| 運用手数料 | 年率1.1%(税込) |
| サービス開始日 | 2020年1月15日 |
| 新サービス開始 | 「ROBOPRO for SBI証券」2023年12月 |
| AI予測データ数 | 40種類以上 |
このように、ROBOPROはAIを駆使した投資サービスとして、今後も多くの投資家に支持されることが期待されます。
参考リンク: